このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



本頁は一晩山中?を歩き回ったまあ変な体験です。




2001年7月26日、 急に神戸に行くことになったのは午前8時ごろでした。届け物をするためです。私はそれからどうやって行こうかと考え、たまたま持っていた青春18切符を使いながら何とか行けないだろうかと考えました。届け物は今日中に持ってきてくれ、常識的には夕方ぐらいまで持ってきてくれということであったので、行きは新幹線を使うか飛行機を使うかという選択になりました。そこでまず新宿まででて、それから安売りの航空券をチケットショップで手に入れました。このときどの航空会社を選択するかということだったので、全日本空輸を選択しました。時間的にも余裕を持たせたためでもあります。ここから、まず東京国際空港に向かいました。山手線品川経由京浜急行で羽田まで向かいます。空港に着いたのは小一時間ほど後でしょうか。全日空のカウンターまで歩いていき、そこでチェックインをして、その後手荷物検査を済ませ搭乗口に向かいます。手荷物検査のとき、私は4×8を持っていました。もちろん私のではないことをここで申し上げておきます。依頼主の届け物のひとつなのです。このスプレー缶を私は検査の際、これ機内に持ち込めますかね?って聞いてしまいました。もちろん持ち込み可能でしたが、あの質問をした係の人はそのことを後で思い出し笑いしてるに違いありません。出発まで時間がありましたので軽食を取りました。うどんですが、高い!500円もしました。しかも量は少ない。全日本空輸27便大阪国際空港行き。出発は14:00のことであった。約一時間後の15:00に大阪国際空港(伊丹)に到着した。機内では通路側の席に座り、確か飲み物いっぱいのサービスだったと思います。2度目3回目の飛行機でしたが、4年と半年振りであったので少し緊張したのを覚えています。大阪国際空港は既に関西国際空港の完成により国際線はありませんでしたが、機内には欧米人などもいました。到着して、すぐ目の前にモノレールがあるのですね。私は伊丹駅を利用したかったので、バスに乗り、途中空港の下をくぐって15分ぐらいでしょうか?伊丹駅に到着しました。それから尼崎まで福知山線で行き、三宮まで東海道本線を西に行きました。到着したのは午後4時ごろだったでしょうか。この後地下鉄に乗り、目的地まで行き。荷物を渡すことは出来ました。そして帰路、三宮を5時前に出発して東海道本線を東に、この日の予定は大垣で臨時快速東京行きに乗る、早朝東京に到着する。これが予定だったのです。そして京都を過ぎたあたりで、あることに気がついたのです。列車が運行してない!そう、この日は臨時快速の運行日ではなかったのです。ムーンライトながらの指定券が取れれば…。因みにムーンライトながらを追いかけるように臨時快速は走るもので、時間的にはあまり関係ない。指定券が必要か否かである。そのようなわけでやむなく、京都で途中下車しみどりの窓口で聞くも、ないとのこと…。まあ後で聞いてみるかと思いたち、さらに東へ名古屋で聞いてみる。やはりない…。名古屋で東京行きのバスを探すもバス停が見当たらず、クレジットカードを使って新幹線をと思ったら、JR東日本のビューカードは使えませんだって突っ返されました。とにかく東へ行こう!そう考え、名古屋発22:20発の新快速に乗り浜発へ。電車を乗り継ぎ、菊川(浜松と静岡の間であり、掛川駅の東京よりのひとつ手前の駅)に0:15に到着した。もう列車はない。翌朝の電車探すため時刻表を見てみると6:03…。でも、島田なら5:25にある!島田まで距離はどのくらいあるのか?見たら約15KM。これならいけるかも?ということで急きょ、東海道本線島田へ夜歩くことになったのである。さて、駅前を過ぎるとまず気がついたのが、鉄道と平行した道がなくなった。夜だから方向感もわからない。星だけが頼り…、いつの時代とも知れずまた地方なので街灯もない。星空のもと歩いていくことになったのである。時々車が来る。変だと思ったと思いますが。そういえばパトカーにも出くわしたが、通り過ぎられたな。一時間ほど歩くと吉沢と言う場所にたどり着く。ちょうど東海道本線の高架がある。因みにこのときは携帯持っていたが、ⅰモードなんて使い方知らなくてね。こっちは地図を見ないで行動していたわけです。この踏切の分かれ道をどう取るか。結局踏み切りをわたらない道を選択した。この道を逆にとっていたらもっと楽だったらしいのです。選択した道を行くと、急に真っ暗になり、山登りが始まりました。お茶畑が広がり、ここをどこへ行くかわからずずっといきます。一時間ほど歩くと国道473号に出ました。金谷の表示があるのでそこを一時間歩くと金谷の駅に着きました。ちょうどその頃、下りのムーンライトながらにでありました。その電車の中で寝ている人…。うらやましく思いましたね。金谷の駅を通り過ぎるとしばらく商店街のようになって、それから30分すると大井川に出ました。箱根八里は馬でも越すが,越すに越されぬ大井川…。広い川幅でありました。大きな川を歩いて渡るのは初めての経験でした。反対岸に着いたのはそれから15分ぐらいかかったのかもしれません。ここから島田駅に向かいます。東海道島田宿、ここは川止めの最前線にあり、そのためか遊女が多かったそうです。ここの遊女がしていたのが島田髷。大井川からは40分ぐらいでした。駅に着いたのは、4時30分ぐらいだったでしょうか?まだ駅には入れず、駅前のコンビニでお手拭タオルなどをかいまして、5時にホームへ。ここで15分ほど待つと電車の中に入れました。列車のトイレで上を着替えて、Tシャツ一枚になり、汗を拭きました。その電車は静岡止まりで、5:51に到着。6:01発の東京行き普通列車に乗り東京に着いたのは9:21分でした。通勤時間帯であり、しかもボックス席4人がけ、静岡からずっと東京まで爆睡だった私を見て、サラリーマンたちはどう見たのでしょうか

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反省
 ムーンライトながら指定券をもってなくても乗れないことはないらしいのです。お金は払うことになりますが、まあマナー違反ですな。良心の呵責?でそれは出来ず、歩いた今回の経験は非常に今でも記憶に残るものです。因みに体重は2kg減っていましたね。後、歩いていて30分ほどすると足全体が痒くなりましたね。まあ、走っていてもそういうことはありますが、あの状態が島田まで続き、時々とまってはかくといく妙な光景であったと自分では思います。今回歩いたところは、牧の原台地なのですね。お茶の産地で有名ですが、そのためお茶畑を目にしたことは夜であったけれどよかったですね。余談ですが、いつも注文しているお茶がこの地のお茶なのは最近になって気がつきました。結局のところ箱根八里は馬でも越すが, 越すに越されぬ大井川…を経験できたのはよかったのです。今度は箱根超えを挑戦しようかなと思ったりして…。 地図 上でどれだけの苦労があったのか少しはお分かりになると思います。中心は分かれ道のことろにしてあります。

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