このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

281系


 281系は、1994年9月4日の関西国際空港開港に合わせて運行を開始した、空港アクセス特急はるか用の車両。VVVFインバータ制御を採用しており、半導体素子はGTO。電装機器は 207系 、車体は681系をベースとしており、207系1000番台と同じWPC4インバータ制御装置や空気バネ台車DT55/TR239が採用されており、ヨーダンパも装備されている。先頭には将来の地下線走行に備え、貫通扉が設けられている。
 当初は5連のみが全車指定席で登場したが、乗客をさばききれないこともあり、基本編成をばらして7連・8連などに組み替えていたが、乗客の増化により、1995年4月にサハ281-100を1両増結して6連化し、自由席を新設、1995年7月には増結用の3連も登場した。
 現在、6両編成(基本編成)9本54両と、3両編成(付属編成)3本9両の計63両が日根野電車区に在籍している。
 JR西日本の在来線特急列車としては唯一、日本語と英語の二ヶ国語車内自動放送を使用している。
 京都シティエアターミナル(K-CAT)で搭乗手続を済ませた航空旅客の手荷物を収容するためクハ281には荷物室があるが、K-CAT廃止により現在は使用されていない。
 優れたデザインが評価され、1994年に第5回ブルネル賞近距離列車部門最優秀賞を受賞した。

詳しくは 281系諸元表 もご覧ください。

281系
↑281系特急はるか(美章園にて)

281系通常運用区間:東海道本線米原〜新大阪、北方貨物線、大阪環状線西九条〜天王寺、阪和線天王寺〜日根野、関西空港線

<281系編成表>
3連編成表
6連編成表



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