このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
3日目(木古内〜函館・長万部・室蘭・札幌〜旭川)
さて、そして3日目がやってきました!北海道の最初の朝です!やはりここも東北と同じぐらいで、そこまでは寒くはなかったですね。せいぜい−2℃ぐらいですか。もう3月だから少しは温かくなってきたんでしょうね!
今日は朝早いです。6:08の始発で木古内駅を出発。函館へと向かいます。ちなみにJR北海道の鈍行はだいたいキハ54かキハ40系を使っているんですが、どちらもディーゼルカーでクロスシートを採用しています。やっぱローカル線はこうでなくちゃ(笑)そして走っていて景色を眺めていると、まぁなんとも素晴らしい景色だこと!海沿いを走るこの路線、江差線の車窓は海に太陽が綺麗に反射して、なんともいえない景色でした!しばらく感動して見入ってしまいました☆
江差線の車窓!素晴らしい景色です。
そして、そうこうしてるうちに街が見えてきました。青函トンネルが開通するまでは「青函連絡船」の北海道の玄関口だった函館市に到着です!といっても今は次の電車にすぐ乗らなくてはならないので、すぐさま乗り換えました!スーパー北斗1号札幌行きにね!
・・・あれ?なぜ金がないのにこんな所で特急を使うのかって?ムフフ、実はですね、北海道に入ってからは18きっぷではなく違う切符を使ってたんですよ。仙台駅の窓口であらかじめ買っておいた、その名も「北海道フリーパス」をね!!実はこの切符、北海道内の電車が7日間乗り放題という切符で、しかもなんと特急まで乗れちゃうんです!イヤッホーーーーーーーーイ!!価格は23,750円とそれなりにしますが、7日間の運賃とか考えて計算したら、断然こちらの方がお得でした。しかもやっぱり特急に乗れるというのが大きなメリットで、18きっぷを使って鈍行で回るよりもはるかにたくさん道内が回れるので、迷いもせず買いました。しかもこの切符をあらかじめ窓口で提示すれば、乗る予定の特急の指定席券までタダで発行してくれるので、まさに最高のきっぷです(笑)ただ、道内の特急ってぶっちゃけ自由席でも余裕で座れちゃうんですけどね(笑)
こいつが噂のフリーパスです!!
スーハ゜ー北斗1号札幌行。
そして7:20発の北斗に乗車。終点は札幌ですが、道内の色んな所を見たいので札幌まで行く気はなく、函館と長万部の中間点、森駅で下車しました。そしてこの森駅の隣の姫川という駅が秘境じみた駅だと聞いていたので、歩いて訪問しようかと思ったのですが、タクシーの運ちゃんに道を尋ねてみたところ、「いや〜ここから姫川まで歩いたら往復2時間近くはかかるよ。」と言われ、断念しました(爆)いや〜歩いた事ないんで分からなかったんですが、一つの駅間を歩こうと思ったら1時間はみといた方がいいですね。俺は30分もありゃ行けるだろと思ってたんですが・・・そりゃあ電車と徒歩じゃ速度が全然違いますもんね(苦笑)そんなわけで、そのまま歩いていくと予定の電車に乗れなくなってしまうので、仕方なく森駅周辺をブラブラしてました。う〜ん、森駅も特急停車駅なんですが商店街ぐらいしか見る所がなく、しかもまだ8:00過ぎだったのでどこも開いてなく、開いてたのはセイコーマートというコンビニぐらいでした。北海道のコンビニといえばだいたいセイコーマートらしいです。銀行ATMとかはありません。そのせいで後でピンチに陥るんですが(爆)
森駅。海のすぐ近くの駅です。
北斗3号札幌行。さっきと全く同じ(笑
そしてコンビニで立ち読みしているとちょうど列車の時間になったので、今度は北斗3号札幌行に乗車します。さっきと全く同じ283系車両です。ちなみに道内の特急はこの283系が多用されてるようです。あぁ、特急とはいえ701系のトラウマが(笑)
まぁそれはさておき。今度は長万部まで行きます。ここも、長万部の隣の旭浜という駅が秘境じみた駅だと聞いていたので、長万部駅から歩いて行く事にしました。ここは時間たっぷり取ってあるんで大丈夫です(笑)
そして歩き始めた訳なんですが・・・久々に歩くと結構疲れますね(笑)車生活からいきなり歩きまくると、相当こたえます。まだか〜まだ駅は見えんか〜と、ノイローゼ状態に(笑)でもまだ景色が綺麗なんで耐えれましたけどね!多治見周辺を歩くのとは訳が違う(笑)そして約1時間後、やっと旭浜駅に到着しました!う〜む、聞いていた通りの駅で、国道が隣接して走ってるものの、辺りは牧場や廃ドライブインが1件あるだけで、あとは雪原か海しか見当たりません(笑)
隣接して走る国道。
旭浜駅。何もない(笑
駅名標。
なんと3月17日に廃駅になります。
まさに素晴らしい駅なんですが、今年の3月17日に廃止されてしまうらしく、誠に残念です。廃止される前に来て良かったですけどね!他にも、札沼線の中徳富駅、宗谷本線の(臨)智東駅、南下沼駅、留萌本線の東幌糠駅、石北本線の新栄野駅等も17日付けで廃止されてしまうらしく、どれもかなりの秘境駅なので惜しいです。まぁ、それほど利用者が少なく、存在意義もないような駅だからこそ廃止にするのでしょうけど。分かってはいるけどやはり寂しさを覚えますね〜。
まぁそれはさておき、こんな旭浜にも停まる電車はあるので(笑)、普通列車で一旦長万部駅に戻ります。
長万部駅構内。
北斗7号札幌行。今日3回目(笑
そして、長万部から今日3度目のスーパー北斗7号札幌行に乗車!ヘッドライトが微妙に違うので番台は違うのかもしれませんが、またしても283系のおでましです(笑)まぁ同じ北斗だから当たり前なんですが・・・そして今度は一気に札幌まで!しかし特急に乗れる分本州に比べてずいぶんラクな気がします。歩き疲れても、その疲れを十分癒せる環境ですからね(笑)そして昼過ぎの14:17頃に札幌駅に到着。
札幌駅構内。
本場札幌ラーメン!うまいっす!
まだ次の列車まで2時間近くあったので、とりあえず昼飯を食らう事にしました。札幌といえば、やはり札幌ラーメン!というわけで、近くのラーメン屋でおいしく頂きました!やっぱ本場の味は最高です(笑)そして、写真を撮りすぎて早くもデジカメの電池が切れそうだったので、近くのネット喫茶に行ってちゃっかり充電してきました(笑)そして、時間が近くなったので札幌駅へ。16:30発ライラック17号旭川行に乗車。そして途中の深川という駅で17:40に下車します。今日の宿は旭川だったんですが、その前にこの深川から出ている留萌本線の駅に秘境駅がいくつかあるので、そこだけ寄っていこうと。そんなわけで18:05発の留萌本線普通増毛行きに乗車。そして、ここでのお目当ての駅は北秩父別と東幌糠だったんですが、どちらも停まる本数が究極に少ない駅で、1日上りと下り合わせても5本ぐらいしかないという、恐るべき駅なのです(笑)。なので、この普通列車は珍しく全ての駅に停車する列車だったので、まず北秩父別で下車。そしてその隣の秩父別駅まで歩きます。次の列車は北秩父別には止まらないので、止むをえぬ行動です(笑)いやー雪まで積もってる所を歩いたり走ったりしたので、どんどん体力がなくなってきましたが(笑)、なんとか35分で秩父別に到着しました!意外と近かったので助かりましたよ。
北秩父別駅。板切れホームに小さい待合室。
駅名標。
秩父別駅構内。
駅名標。
秩父別駅舎。いい味出してます!
秩父別駅前。
そして秩父別駅の中でしばし暖を取りながら次の電車を待ちます。といってもストーブも何もなかったので結構寒かったんですが(苦笑)そして19:20発の普通留萌行きに乗車。今度は東幌糠まで乗車、そして隣の峠下という駅まで歩く、という例のパターンを実行します(笑)う〜むしかし、さっきの北秩父別で降りた時もそうだったんですが、やはり乗務員の人や他の乗客に不思議そうな顔で見られます(笑)「こんな所で降りても何もないのに・・・どうするつもりなんだろこの人」と思われてるんでしょうな、おそらく(笑)確かにこんな夜に何もない駅に降りるのも我ながら不気味ですね(笑)まぁこんな趣味は分かる人にしか分かるまい・・・
まぁ、それはさておき。またしても東幌糠から峠下まで歩く事になったんですが、それにしても線路に隣接して走る道が真っ暗で、たまに通る車のヘッドライトぐらいしか明かりがありません!こんな夜に寂れた道を馬鹿みたいに歩いてるのは俺だけでしょうか。うーむ。そして、1時間弱で隣の峠下に到着。もう息が切れかかってましたが(笑)、なんとか時間に間に合ったので、とりあえず写真撮影を。
東幌糠駅。板だけ(笑
駅名標。
時刻表。廃止の張り紙が...
峠下駅。ここも趣深い駅舎です。
駅構内。留萌までの唯一の交換駅。
駅名標。
ちなみにこの峠下駅は複線になっていて、いわゆる列車の行き互いができる交換駅となっています。深川〜留萌間の唯一の交換駅で、俺が20:41に深川行きの普通に乗ったと同時に、反対側から留萌方面の列車が来ていました。
まぁとにかく、これで本日の撮影は終了したので後は旭川の宿へ向かうだけ!!ホントに疲れました。今日だけで10㌔は歩いたと思う(笑)そしてキハ54にゴトゴト揺られながら、深川に21:10頃到着。そして21:40発のライラック21号旭川行に乗車!あとは旭川に着くまで車内で寝てました(笑)22:00ちょうどに旭川に着き、あとはもう疲れていたのでひたすら宿まで歩き、なんとか眠りの床につきました。あ〜疲れた。こんなに歩いたのは何年ぶりだろ(笑)
深川駅。
ライラック21号旭川行。
旭川駅構内。
旭川駅。
旭川駅前。
2日目に戻る
4日目へ!!
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください