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第17話

結局バシャーモは戦うことにした。
「さ〜て、どうするか・・・。」
バシャーモがボーマンダを前にして言った。
「貴方1人で戦うの?」
横からキュウコンが聞いてきた。
「悪いか?」
バシャーモが言う。
「悪くは無いわ。でも貴方は不利な立場にあるわ。」
キュウコンがさらりと言う。
「なんだと?」
バシャーモは少しカチンと来た。
「あの方に炎、格闘系の技はあまり聞きませんわ。」
あの方とはもちろんボーマンダの事だ。
「牽制ならともかく、貴方1人であの方を倒すのは困難ですわ。」
キュウコンが言ったことは事実だ。バシャーモもそれは分かっていた
が言われるとムカッときた。
「そういうお前も炎タイプだろ?あいつの地震を受ければお前だって・・・。」
バシャーモが喋っている最中に・・・。
「じゃあ、私と組みませんこと?」
キュウコンが提案した。
「はぁ?」
バシャーモが言う。当然の反応だ。
「強力な敵も、束でかかれば怖くありませんわ。」
キュウコンが言った。
「なんで俺がお前と組まなきゃ・・・。」
バシャーモが拒否したがキュウコンは・・・。
「1人で戦って犬死するか、私と組んでこの場を乗り切るか・・・。」
いきなりキュウコンが言い出した。
「どちらになさいます?」
キュウコンは微笑していた。
「・・・、なんか策でもあるのか?」
暫く考えたバシャーモは後者を選んだようだ。
「そうですわね・・・。」
キュウコンは少し考えた。
「私が惑わすスキをついて攻撃してくださいます?」
キュウコンは今思いついたかのようにバシャーモに告げた。
「はぁ?惑わすって・・・?」
当然バシャーモは困惑する。
「でわ、行きますわよ?」
そういうとキュウコンはボーマンダに向かっていった。
「おい、こら。勝手に始めるなよ!」
バシャーモはキュウコンに少し憤慨しつつ、後を追った。
サーナイトはこのやり取りを黙って見ているだけだった。

あとがき;趣旨を少しだけ変えてバシャキュウです。ある意味でサーナイトのライバルですね。
キュウ→バシャサーをやりたかっただけです。それだけです。多分・・・。


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