このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



第18話

とりあえずボーマンダはバシャーモに任せて・・・。
「ラティアスさん、ラティオスさんの具合は・・・。」
サーナイトはラティアスに聞いた。
「思った以上に火傷が酷くて・・・、チーゴの実一つじゃ・・・。」
ラティアスは少し慌てている。
「僕は大丈夫ですから、早く、バシャーモさんを・・・。」
ラティオスが答えた。声に元気がない。まだ火傷が治りきっていないようだ。
「もう火傷に効く道具が無くて・・・。」
ラティアスが元気なく言った。あまり長い時間ここにいるのは好ましくないようだ。
「ラティアスさんはここにいてください。私も、戦ってきます。」
サーナイトが言い、ラティアスに背を向けた、その時。
「私が・・・、行きます。」
ラティアスが言った。サーナイトが振り返った。
「私も戦えます。それにサナさん、さっきまでずっと戦ってたから・・・。」
ラティアスが言う中、サーナイトが反論。
「ですが、ラティオスさんの具合が・・・。」
サーナイトが話し出したその時。
「・・・じゃあ、全員で行きましょう。」

バシャーモ&キュウコンはボーマンダを倒せずにいた。
「混乱にも関わらず、的確に技を出すとは、なかなかやりますわ。」
キュウコンが言った。
「って、関心してる場合かよ。これじゃ惑わした意味ねーじゃねーか。どうすんだよ?」
バシャーモがキュウコンに言った。
「と言うより、あの方は混乱していないのかしら・・・。」
キュウコンは冷静に答えた。
「人の話聞いてんのか!?」
ついにバシャーモの怒りが口に出た。
「あなたも少しは考えたら?」
キュウコンが冷やかに言う。どうやら聞いていたようだ。
「俺はそういう事は・・・、っと。」
ボーマンダがドラゴンクローを放ってきたため会話が中断した。
バシャーモは何とか避けた。が、ボーマンダはその勢いのままキュウコンに攻撃を仕掛けた。
バシャーモは舌打ちをしながらキュウコンにドラゴンクローが
当たる前にスカイアッパーを放った。
「あら、意外と優しいんですね。」
キュウコンは少し皮肉を込めて言った。
「るせぇ。」
バシャーモが答えた。
ボーマンダはそのまま地面に倒れるかに見えた。しかし2人が油断した直後、
すぐ体勢を立て直した。
「・・・終わりだ。」
そう言うとボーマンダは地震を放った。地面が大きく揺れた。

あとがき;久しぶりに主人公が登場したかと思ったら前半だけ・・・。
でも次回はラティオス大活躍・・・、いや中の下活躍ぐらいかなぁ・・・。


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