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第7話カイト編

鬼ごっこ開始・・・!

「サンダース、電磁波!」
カイトはサンダースに命じた。
サンダースは電磁波をセレビィに向け放った。
が、軽々と避けられ、電磁波は大木に吸収された。
「結構早いなぁ・・・。」
カイトが呟く。
「ってか、相性あんまり良くないぞ。」
サンダースが話しかける。
「でも、他に素早いポケモンいないし・・・。」
カイトが答える。
「キュウコンは?」
サンダースが問う。
「森が燃えるし。」
カイトが答える。
「フライゴンは?」
サンダース、また問う。
「低空飛行無理でしょ?」
カイトが即答する。
サンダースはため息をついた。
「ほら、セレビィ待ってるから、もうひと走り。」
カイトが話題を変える。
「って、完全に遊ばれてるじゃん。」
サンダースが呆れまみれに言う。
「まぁ、鬼ごっこと思えばいいかなと。」
カイトが言う。
「あんまり良くない。」
サンダースがそう言い、再び鬼ごっこが再会された。

「サンダース、十万ボルト!」
カイトが叫び、サンダースが応じる。
電撃はセレビィを掠めた。
「まだ元気とはね・・・、若いな。」
カイトが呟く。
「じじ臭いこと言うな。」
サンダースがツッコミを入れる。
「だがこれで終わらせる・・・!」
カイトが唸るように言った。
ようやく本気になったか、と思うサンダース。
「もう一発10万ボルト!」
カイトが叫ぶ。サンダースはそれに答えるべく、
さっきより強めに電撃を放った。
が、セレビィは軽くそれを避ける。
「あ、また・・・。」
サンダースが無念に言った。その時、
セレビィにモンスターボールが当たった。
セレビィはそれに吸い込まれる。
「はぁ、上手く行った〜。」
カイトが言う。
「って、まだ油断できないよ。」
サンダースが言う。
ボールはまだ抵抗するように左右に動いている。
カイト達はそれに見入っていた。やがて、ボールは動きを止めた。
抵抗が止む。捕獲成功の瞬間だった。
「あ、これって・・・。」
カイトはなぜか唖然となっている。
「やったよ、セレビィゲットだよ!」
サンダースが喜んで言った。
「あ、森の神様ゲットしちゃったよ!」
凄いことを成し遂げたカイトは今更喜んだ。
2人で喜んでいると、カイトはあることに気がついた。
「・・・あれ?僕ら、何しに来たんだっけ?」
カイトが言った。
鬼ごっこが終わった森は、いつもの静けさに戻っていた。

あとがき;よく読んだら攻撃殆どあたって無いし。いいのかな、こんなんで・・・。
珍しいポケモンを見つけたら捕まえたくなるのがトレーナーなのでしょうね・・・。

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