このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



第11話

ラティアスを襲った者とは・・・!?

「今の攻撃・・・、どこから・・・?」
リュウが驚き、呟く。
「何か、来るわ。」
フライゴンが呟く。
リュウが目を凝らして見ると確かにこちらに何かが向かってきていた。
その「何か」は再び攻撃を仕掛けて来た。
「炎?火炎放射か?」
リュウが攻撃を見て言う。ラティアスはそれを避けた。
炎の矛先はリュウ達変わった。
「って、えぇ!?避けて、カイリュー!」
リュウが叫び、何とか回避した。
「誰だよ!?無計画に攻撃する奴は!?」
リュウが叫ぶ。その脳裏には1人の友人の顔が浮かんでいた。

「誰!?」
2度目の攻撃を避けたラティアスが言う。
(誰が、何の目的で・・・?)
ラティアスがそう思い、攻撃が来た方角を見る。
その瞬間、ラティアスは鋭い爪に襲われた。
「くっ、メタルクロー・・・。」
ラティアスが呟く。と、同時にバランスを崩した。
落下する最中、攻撃を仕掛けた奴の姿を確認する。
「リザードン・・・?」
ラティアスが呟く。背中に誰か乗っていたように見えた。
リザードンは攻撃後、ラティアスから離れていった。

「お〜い、カイト〜!」
シランが叫ぶ。
「シラン!何してんの!?」
カイトが叫び、聞き返す。
「ラティアスの追っかけ、かな?」
シランは答えると同時に、リザードンをビルの屋上に着地させ、降りた。
「じゃ、リザードンも、リュウの援護お願いね〜。」
シランが指示した。リザードンが頷くと再び飛び立った。
「って、ついて行かないのかよ。」
カイトが言う。
「背中に乗ってたら邪魔かなって。」
シランが答える。

リザードンがカイリューの横についた。
「やっぱりシランのリザードンだったか。」
リュウが言う。
「でも、3対1なら絶対勝てるよ!」
カイリューが言う。
「ちょっと卑怯だけど。」
フライゴンがさらりと言う。
ラティアスがこちらをチラッと見ると、後退し始めた。
「って、おい!逃げる気か!?」
リュウが叫ぶ。
「3対1じゃこちらが不利。だから退くの。」
ラティアスが言う。的確な判断だ。
「逃がすわけにはいかない!カイリュー!」
リュウはカイリューに素早く指示しカイリューはそれに答え、ラティアスを追う。
「急ぐことはない。また遭えるわ、きっと・・・。」
ラティアスが意味深げに言うと、サイコパワーをカイリューに向け放った。
それは、先ほどリザードンの攻撃により阻止されたワザと同じものだった。
「なっ!?避けろ、カイリュー!」
リュウがそう叫ぶも、それを避けきることはできなかった。
まともに攻撃を受けたカイリューは、バランスを崩し、地面へと堕ちていった。


あとがき;やはりヒロインがいないのは痛いかな?と思う今日この頃。
ネタが切れかけております。やはり自分にはトレーナー物は向かないのかな?

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