このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ここは前頁では説明しきれない為、別ページとしてここに説明をさせて頂きます。
まずはキハ40系の基本分類です
JR引継ぎ時までの分類 | ||||||||
形式 | 暖地向け番台 | 寒地向け番台 | 北海道向け番台 | 運転台 | 投入線区室内仕様 | トイレ | 総数 | |
キハ40 | 2000 | 500 | 100 | 両運転台 | ローカル用 | 有 | 391両 | ※887両 |
注1000 | — | — | 無 | |||||
キハ47 | 0 | 500 | — | 片運転台 | 近郊用 | 有 | 370両 | |
1000 | 1500 | — | 無 | |||||
キハ48 | 0 | 500 | 300 | 片運転台 | ローカル用 | 有 | 126両 | |
1000 | 1500 | 1300 | 無 |
注キハ40形1000番台はキハ40形2000番台からの改造車
※製造後1両が事故廃車となり、887両となった。
廃車車両はキハ40 2055で昭和58年指宿枕崎線において集中豪雨での被災のためである。
基本構造
製造期間 | 昭和52年〜昭和57年 |
製造会社 | 新潟鉄工所 |
富士重工業 | |
エンジン | 220PS |
台車 | コイルばね式 |
空気ばね式 |
以下はJR引継ぎ後のから現在までのキハ40系の動きである。
データは2004年現在のもの
JR北海道へ移行されたキハ40系の動き
JR北海道にはキハ40形・キハ48形計157両が引き継がれた。その後急行用にキハ400形になった9両の40形以外の100番台は全てワンマン対応の700番台になった。その後も改造が進み大きく分けてキハ40形は6タイプ、キハ48形は2タイプ、キハ400形とキハ480形はそれぞれ1タイプに分かれている。下の表にまとめてみた。
キハ40形 | |||||||
オリジナル車号 | 車両数 | 前車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | ||
100番台 | 150両 | → | キハ400形100番台 | 9両 | → | キハ400形500番台 | 3両 |
→ | キハ40形330番台 | 6両 | |||||
→ | キハ40形700番台 | 141両 | → | — | ※122両 | ||
→ | キハ40形300番台 | 4両 | |||||
→ | キハ40形350番台 | 10両 | |||||
→ | キハ40形400番台 | 2両 | |||||
→ | キハ40形1700番台 | 2両 |
※キハ40形700番台1両は脱線事故のため廃車
キハ48形 | |||||||
オリジナル車号 | 車両数 | 前車号 | 車両数 | 車号 | |||
300番台 | 4両 | → | — | 3両 | → | — | 3両 |
→ | キハ480形300番台 | 1両 | → | — | 1両 | ||
1300番台 | 3両 | → | キハ480形1300番台 | 3両 | → | キハ48形1330番台 | 3両 |
JR東日本へ移行されたキハ40系の動き
JR東日本にはキハ40形117両・キハ47形28両・キハ48形74両計219両が引き継がれた。東日本は以外にも車号を変える改造はそう行なわれてはいないが、ジョイフルトレイン、冷房化、ワンマン化改造は行なわれている。そのためオリジナル車号のままでも大きな改造が行なわれている可能性もあり中身はまるで違っている車両もある。下の表にまとめてみた。
キハ40形 | |||||||
オリジナル車号 | 車両数 | 前車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | ||
500番台 | 92両 | → | — | ※80両 | → | — | 80両 |
→ | キハ48形700番台 | 2両 | → | キハ48形移行のため下表に記述 | — | ||
→ | キハ48形1700番台 | 1両 | → | キハ48形移行のため下表に記述 | — | ||
1000番台 | 7両 | → | キハ40形1000番台 | 9両 | → | — | 9両 |
2000番台 | 18両 | → | |||||
→ | キハ40形2000番台 | 15両 | → | — | 15両 | ||
→ | キロ40形0番台 | 1両 | → | キハ40形2500番台 | 1両 |
※キハ40形500番台9両のうち1両は会津鉄道へ譲渡、8両は廃車
キハ47形 | |
オリジナル車号 | 車両数 |
0番台 | 3両 |
500番台 | 12両 |
1000番台 | 2両 |
1500番台 | 11両 |
東日本のキハ47形は改番なし
キハ48形 | |||||||
オリジナル車号 | 車両数 | 前車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | ||
500番台 | 41両 | → | — | ※38両 | → | — | 38両 |
→ | キロ48形0番台 | 2両 | → | キハ48形2500番台 | 2両 | ||
1500番台 | 33両 | → | — | ※31両 | → | — | 31両 |
— | — | — | 上記キハ40形表より | — | → | キハ48形700番台 | 2両 |
— | — | — | 上記キハ40形表より | — | → | キハ48形1700番台 | 1両 |
※キハ48形500番台、1500番台それぞれ1両と2両は廃車
JR東海へ移行されたキハ40系の動き
JR東海にはキハ40形14両・キハ47形5両・キハ48形40両計59両が引き継がれた。東海は全てのキハ40系が車号を変えられ、それが複雑に絡み合って非常にわかりにくい。またJR西日本などの重複番号もあるので注意して欲しい。下の表にまとめてみた。
キハ40形 | |||||||
オリジナル車号 | 車両数 | 前車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | ||
500番台 | 2両 | → | キハ40形5500番台 | 2両 | → | — | 1両 |
→ | キハ40形5800番台 | 1両 | |||||
2000番台 | 12両 | → | キハ40形5000番台 | 6両 | → | キハ40形3000番台 | 6両 |
→ | キハ40形6000番台 | 6両 | → | キハ40形6300番台 | 6両 |
キハ47形 | ||||
オリジナル車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | |
0番台 | 2両 | → | キハ47形5000番台 | 2両 |
1000番台 | 3両 | → | キハ47形6000番台 | 3両 |
キハ48形 | ||||||||
オリジナル車号 | 車両数 | 前車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | |||
0番台 | 3両 | → | キハ48形5000番台 | 3両 | → | — | 1両 | |
→ | キハ48形5300番台 | 2両 | ||||||
500番台 | 18両 | → | キハ48形3500番台 | 5両 | → | キハ48形3800番台 | 5両 | |
→ | キハ48形5500番台 | 13両 | → | — | 5両 | |||
→ | キハ48形5800番台 | 8両 | ||||||
1000番台 | 2両 | → | キハ48形6000番台 | 2両 | → | — | 1両 | |
→ | キハ48形6300番台 | 1両 | ||||||
1500番台 | 17両 | → | キハ48形6500番台 | 17両 | → | — | 3両 | |
→ | キハ48形6800番台 | 14両 |
JR西日本へ移行されたキハ40系の動き
JR西日本にはキハ40形63両・キハ47形189両・キハ48形5両計257両が引き継がれた。西日本はキハ47形を両運転台改造行いキハ41形になったりと変った改造もあるがオリジナル車号のままの車両も残っている。加えて言うならば様々な塗装やリニューアル改造が行なわれ、バレエティーに富んでいるのが特徴である。塗装などの情報は無いが、 下の表にまとめてみた。
キハ40形 | ||||
オリジナル車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | |
2000番台 | 63両 | → | — | 58両 |
→ | キハ40形3000番台 | 5両 |
キハ47形 | ||||
オリジナル車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | |
0番台 | 108両 | → | — | 85両 |
→ | キハ47形2000番台 | 23両 | ||
500番台 | 3両 | → | キハ47形2500番台 | 3両 |
1000番台 | 75両 | → | — | 50両 |
→ | キハ47形3000番台 | 20両 | ||
→ | キハ41形2000番台 | 5両 | ||
1500番台 | 3両 | → | — | 1両 |
→ | キハ47形3500番台 | 2両 |
キハ48形 | |
オリジナル車号 | 車両数 |
0番台 | 1両 |
1000番台 | 2両 |
西日本のキハ48形は改番なし
JR四国へ移行されたキハ40系の動き
JR四国にはキハ40形11両・キハ47形42両計53両が引き継がれた。四国はキハ40系は改番は一切行なわれておらず、改造といっても冷房化やトイレ撤去、ワンマン化(トイレ撤去とワンマン化はキハ40形のみ)程度のものでほぼオリジナル状態を保っている。下の表にまとめてみた。
キハ40形 | |
オリジナル車号 | 車両数 |
2000番台 | 11両 |
キハ47形 | |
オリジナル車号 | 車両数 |
0番台 | 19両 |
500番台 | 5両 |
1000番台 | 13両 |
1500番台 | 5両 |
JR九州へ移行されたキハ40系の動き
JR九州にはキハ40形36両・キハ47形106両計142両が引き継がれた。九州はカラフルな特急などで有名だがキハ40系はいたってシンプルな塗装になっている。ただ冷房化改造はほぼ全ての車両で行なわれている。また改番もかなりの車両で実施され、オリジナル車号は少ない。なおこの形式から特急用として運行している車両もあり、外見は同一なものが多いが中身は以外にも細分化されている。下の表にまとめてみた。
キハ40形 | ||||
オリジナル車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | |
2000番台 | 36両 | → | — | ※18両 |
→ | キハ40形7000番台 | 2両 | ||
→ | キハ40形8000番台 | 5両 | ||
→ | キハ140形2000番台 | 9両 |
※キハ40形2両は平成5年の竜ヶ水駅の土石流で被災のため廃車
キハ47形 | ||||
オリジナル車号 | 車両数 | 車号 | 車両数 | |
0番台 | 61両 | → | — | 31両 |
→ | キハ47形5000番台 | 4両 | ||
→ | キハ47形8000番台 | 9両 | ||
→ | キハ147形0番台 | 17両 | ||
500番台 | 2両 | → | — | 2両 |
1000番台 | 41両 | → | — | 20両 |
→ | キハ47形6000番台 | 4両 | ||
→ | キハ47形9000番台 | 4両 | ||
→ | キハ147形1000番台 | 13両 | ||
1500番台 | 2両 | → | — | 2両 |
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