このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

早朝の根岸駅

〜 EF65重連をバルブする 〜

2001.3.11 UPDATED




別にニュースではないのですが、根岸線根岸駅を早朝に出る6271列車という貨物列車があります。EF65型が重連を組むこの列車が好きで、よくバルブ(長時間露光)撮影に行きます。
今回は、最近撮影したその6271列車をいくつか取り上げたいと思います。

6271レ EF65541+EF65 1072

← 早朝の根岸駅で出発を待つ。

6271列車は、機関車運用の関係から、JR貨物高崎機関区EF65とJR貨物新鶴見機関区EF65の重連となる。かつては、高崎機関区のEF65同士の重連であったが、平成12年12月改正から現在の形に改められている。

この日は、P型特急色EF65 541号機(前:A96アケ)と、かつて6次型でありながらPS17型パンタ搭載で注目を浴びた(現在は標準のPS22B型を搭載)、通称赤プレ(ナンバープレートが赤く塗装されている=ブレーキ管減圧促進装置付き)EF65 1072号機(後:A66アケアケ)

2000.12.29 根岸線 根岸駅 6271レ






6271レ EF65 526+1061

→ 早朝の根岸駅構内にブレーキ試験の汽笛が響く。

この日は、F型特急色でツララ切りのついたEF65 526号機(前)とブレーキ管減圧促進装置を持たない、通称青プレ(ナンバープレートが青く塗装されている)EF65 1061号機(後)。

EF65 526号機については、稼動機が50両前後ある高崎機関区にあって、F型特急色ツララ切り付きはこの1両のみ。また、EF65 1061号機は稼動機が60両前後ある新鶴見機関区にあって、3両しかない青プレの内の1両。まさにレアな組み合わせと言えよう。

通常、次位の機関車は前位側のパンタを下ろすのだが、この日はしばらく上げたままになっており、4パン状態を撮影することが出来た。

2001.2.4 根岸駅 6271レ






6271レ EF65 117+1078
← 時刻は5:55。日の出が早くなってきて、バックに覗く空も青みがかってきた。やがてバルブの季節も終わる。


日によって停止位置が変わることがあるので、使用するレンズも換えなければならない。

この日は、一般型EF65 117号機(前)と赤プレEF65 1078号機(後)の重連。
一般型と言えども、いわゆる国鉄色で残る一般型は、高崎機関区にはこの117号機を含めて3両しかいない。彼らもいずれ使命を終え、白い更新機にその道を譲ることになるのだろうか。
雨に濡れた車体が、水銀灯の反射に輝く。


2001.2.24 根岸線 根岸駅 6271レ




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