このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

北のDD51

〜 第3章 〜

2003.3.22 UPDATED



  今シーズン3回目となる「北のDD51」は、やっと晴天の下で未更新重連に出会うことが出来ました。
  それだけではなく、天気にも恵まれ、珍しくも晴天の写真ばかりとなりました。
  今回は、前回の課題だった重連の交換シーンと、気持ちよい青空の下を行く貨物列車をお目にかけます。


← ダブルヘッダー同士の交換  Part2。


日が傾きかけた駅に、今日のハイライトが現出される。
DD51重連同士の交換。


4基のDML61Zが吐き出す熱で、あたりは少し気温が上がったかのようだ。
だが、一瞬の熱風とともに8556列車が通り過ぎる時、鼻をツンと突き刺すような冷たい風が吹く。
北の大地を思い知る一瞬。


前回とは違うアングルを求めて、試行錯誤しましたが、これでは対向列車が重連かどうかわからないですね(汗)。


2003.2.28 15:26 石北線 安国駅 左:9061レ DD51 1135(臨A8500)+DD51 1157(変A34アケ) 奥:8556レ DD51 1151(臨A8501)+DD51 1089(臨A8502)
→ 晴天の下、雪原を行く


北海道とは思えない暖かい一日。
やや雲が出てきたとはいえ、露出は十分。


やがて鳴り出した踏切の警報音に急かされるように、雪原に腹這いになった。


遠くからでも分かるDD重連の息遣い。
やがてそれは、ゆっくり近づいたかと思うと、広角レンズのファインダーを一気に駆け抜けて行った。


2003.3.1 15:21 石北線 生野〜生田原 8556レ DD51 1159(臨A8501)+DD51 1057(臨A8502)
← 柔らかな光を浴びて。


晴天、順光、未更新重連、満コン!。
この条件は揃いそうでなかなか揃わない。


黒い煙を吐きながら、未更新重連がファインダーの中に飛び込んできた。
シャッターの乾いた音が雪に染み込んでかき消された瞬間、満面の笑みを浮かべる自分がそこにあった。


これだから、この瞬間のために、やめられないのだ。


2003.3.1 15:31 石北線 安国〜生野 9061レ DD51 1155(臨A8500)+DD51 1146(変A34アケ)

撮影後記

 今回の北海道行は久々に満足のいく撮影行となりました。もちろん、欲を言えば色々とあるのですが、それはまた次回以降の課題と楽しみにとっておきたいと思います。
   冒頭にも書きましたが、とても天気に恵まれ、気温もそれほど下がらず、好条件下での撮影が続きました。通っていれば、いつかはいいこともあるものだ、と再認識した次第です。いつもこうだとありがたいのですが・・・。
 
  



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