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○神田もりたかの質問通告(平成11年第1回〜平成14年第4回)

館山市議会では定例議会が年4回(2.3月、6月、9月、12月)あります。定例議会では、行政一般について通告質問をする事ができます。神田議員は、定例議会のたびに、その時々の市政の重要問題について、質問をして、辻田市長らと論戦をしてきました。

その4年間の行政一般質質問通告の全文は以下です。

論戦の詳しい内容は、議会議事録におさめられ、議事録は館山市立図書館にも配本され、だれでも読むことができます。また、インターネットでも読めるように提案しているところです。(鴨川市議会はすでに実施していますが館山市議会はまだできません)

 

なお、質問の内容について、さらに詳しく知りたいという方は、どうぞ連絡ください。

  mailto:kandamoritaka@ybb.ne.jp


《目次》


平成11年第1回

平成12年第1回

平成13年第1回

平成14年第1回

 

 

 

平成11年第1回(2.3月議会)

一 市民の暮らしを守り、福祉・教育優先の市政への転換を図るために、開発優先を改めるべきと思うがどうか。

 1 市長の「市民生活を第一に考える経済重点の市政」の中身が、館山港の港湾開発事業というのでは、ゼネコン型の「開発優先」市政ではないか。

 2 生活道路や側溝など市民生活に密着した予算を増額し、地元企業への発注率を高めるべきと思うがどうか。

二 介護保険と高齢者福祉の充実は、雇用の増大など地域経済の振興に大きな波及効果をもたらすものだ。「福祉は、経済」だと思うがどうか。

 1 介護保険の事業規模の見通しをどのように予測しているか。

 2 社会的介護体制の整備は、男女共同参画社会の条件だと思うがどうか。

 3 ホームヘルパー数など館山市老人保健福祉計画の目標達成率の見込みはどうか。

 4 ホームヘルパーを大幅増員し在宅福祉の本格的な展開を進めるべきと思うがどうか。

三 高すぎる国保税を引き下げるべきと思うがどうか。

 1 館山市国保税は市民にとって払いきれないほどに高すぎると思うがどうか。

 2 滞納者への資格証明書の発行数が異常に多くなっている現状をどう認識しているか。

 3 国保会計の今年度の決算剰余金は国保税減税に充てることが緊急課題と思うがどうか。

四 教育内容を充実するために、小・中学校の学級基準を引き下げるべきと思うがどうか。

 1 県レベルで実施するよう求めるとともに、市レベルでも検討すべきではないか。

 

(現在の任期)

平成11年第2回(6月議会)

一 介護保険と二十四時間巡回ホームヘルプ事業の実施について

 1 「保険あって介護なし」と心配するが、介護保険の需要量と基盤整備の見通しはどう考えているか。

 2 在宅介護の希望が多いが、二十四時間巡回介護事業についてどう考えているか。

 3 介護利用料の助成制度が必要と思うが、どう考えているか。

二 高過ぎる館山市国民健康保険税の減税について

 1 市の資格証明書の発行数は異常事態と思うがどうか。その基準はどうか。

 2 社会保険に比べて高過ぎると思うがどうか。(所得ベースでの比較はどうか。)

 3 国保は、低い所得水準で高い医療費を負担するため、税率が高いと思うがどうか。

三 市長のいう「館山を世界に開かれた港湾都市」(市広報四月号)について

 1 港湾都市とはなにを意味するのか。

 2 長期ビジョンとはなにか、また、いつまでのことを想定しているのか。

四 地方分権一括法案についての見解を問う。

 分権とはむしろ逆に、地方自治体の自主性を侵害する「法定受託事務」など中央統制が強化される問題があると思うがどう思うか。

 

平成11年第3回(9月議会)

一 市長の資産報告について

 旧安房地区労の土地・家屋は、地区労組合員の資金で、購入建設したものだが、なぜ、市長の個人資産とされているのか、どういうことか。

二 市長の国保加入の経緯について

 1 市長は昨年十二月議会の答弁で、館山市国保に二年程前に入ったと言っているが、事実か。加入したのは正確にはいつか。

 2 国保加入以前は社会保険とのことだが、政管健保か。だとすれば、どこの事業所か。

三 第一中学校の校舎改修について

 1 コンクリが剥離して落下する危険な校舎だと思うがどうか。

 2 コンクリ内部の鉄筋の腐食もすすんでいるのではないかと思うがどうか。

四 下水道の住民負担軽減について

  受益者負担金の徴収免除・猶予の規定をはっきりすべきと思うがどうか。

 

平成11年第4回(12月議会)

一 市の介護保険制度の改善について

1 介護保険サービスの基盤整備の現状はどうか。今後の対策をどう考えているか。

2 ホームヘルプ事業につき、直営と民間の比較検討はどのようにしたのか。

3 自立と認定され介護保険の給付を受けられない方や身体障害者の方のホームヘルプ事業についてどう対処するのか。

4 市のヘルパーの雇用についてどのように責任を負うのか。

二 再び、市長の資産報告について

 1 旧地区労資産について、正しい名義人に正すとのことであったが、どうなったか。

 2 旧地区労の資産売却代金等の処分はどうなされたのか。

 3 地区労解散後の資産処分の報告・承認はどのようになされたのか。

三 那古・船形地域の排水対策について

 1 新年度予算編成に当たってどう検討されているのか。

 2 大芝排水路は、下流の一部に底盤が四十センチほども高くなっている個所があるため流れが阻害されている。改修が必要ではないか。

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平成12年第1回(2.3月議会)

一 都市計画税の減税と財政運営について

1 市役所建替えの積み立てよりも、都市計画税の税率を引き下げて市民に減税すべきと思うがどうか。

2 今年度地方交付税の十億円規模の大幅な見込み違いは、なぜか。

二 水道料金の大幅値上げ問題と水源開発負担金について

1 不況下で市民生活を直撃する水道料金の大幅値上げは避けるべきと思うがどうか。

2 大規模開発事業には、市が負担した水源開発費について、相応の負担金を課すべきと思うがどうか。

三 安心を保障できる介護保険への改善について

1 保険料・利用料の減免についてどうか。

2 ショートステイは、サービス提供量が別枠とされて制限され、これまでのサービスも受けられない。上乗せの措置が必要と思うがどうか。

3 高齢者などの利用者の権利を守る福祉オンブズパーソンの制度を検討すべきと思うがどうか。

 

平成12年第2回(6月議会)

一 十三年度からの五カ年計画は、市民の暮らし、教育、福祉の充実を予算の中心にすべきと思うがどうか。

 1 福祉・医療の充実は、地域の雇用拡大効果は大きく、市長のいう「経済重視」の視点からも重要と思うが、どう認識をしているか。

 2 日本の自治体の公共投資対GDP比は、先進諸国の中で異常に高い現状を認識しているか。

 3 百九十億円もの借金を抱える市の財政を立て直すには、不要・不急の大型公共事業の抑制が重要と思うがどうか。

二 都市計画税は、特定の目的事業に使途が限定される目的税だが、その目的外に使うのは違法と思うがどうか。

1 市の都市計画税の目的事業とは具体的に何か。

 2 「ムダをなくせば可能」とした都市計画税廃止公約の先延ばしは、どういうことか。

 3 租税法律(条例)主義に反する市の恣意的な解釈による課税は憲法に反すると思うがどうか。

三 国保税の資産割課税は、市内所在の資産だけが課税される不公正な税制で、問題があると思うが、縮小し、廃止に向かうべきと思うがどうか。

四 館山港の「特定地域振興重要港湾」選定の意味は何か。

 1 残土持込港のような現状をどのように考えているか。

 2 開発事業は、館山湾の豊かな自然を破壊するものであってはならないと思うがどうか。

 3 また、市の財政負担が過大になってはならないものと思うがどうか。

 4 計画は、地域雇用の増大や地場産業の振興に貢献するものであることが必要と思うがどうか。

 5 市は、関係団体や住民の合意なくしては、進めないと思うがどうか。

 

平成12年第3回(9月議会)

一 都市計画税はどのように使われてきたのか、今後どのように使う予定か。また、廃止の公約は守るのか。公約破りは市民をだますことだと思うがどうか。

 1 清掃センター等の建設事業は都市計画事業ではないとのことだが、都市計画税の目的事業には過去二十年間、具体的にどのようなものがあったか。

 2 そのそれぞれの都市計画事業に対して都市計画税をいくら充当したのか。

 3 市は県知事の事業認可申請に際しては、都市計画税を財源としていないがそれはなぜなのか。

 4 十三年度からの五カ年計画では、都市計画事業は事業費ベースで七十四億円規模の事業との説明だったが、その内容はどうか。

 5 公共下水道の事業費はいくらか、そのうち都市計画税充当予定は、いくらか。

 6 青柳大賀線の事業内容はどうか。事業費はいくらで、都市計画税充当予定はいくらか。

 7 船形館山港線の事業内容はどうか。事業費はいくらを予定し、都市計画税充当予定はいくらか。

 8 都市計画税廃止の選挙時の公約はどのように実施していくのか。その段取りをどのように考えているのか。五カ年計画では、示すのか。

二 市の情報公開を進める上で、例規類集や予算書、決算書など、市政の基本情報の電子化を進める必要があると思うがどうか。

1 情報公開条例の請求数はどうか。

 2 現行条例は、市民の知る権利が明記されず、有料制で施行前文書の非開示など問題点があったが、改めるよう再検討すべきと思うがどうか。

 3 また、電子情報の扱いが明記されていないなど電子化に対応できないがどう扱うのか。

三 助役の任期は四年だが、実際は来年三月までの予定だということを聞くが事実か。

 事実とすればその後の人事についてどのように考えているのか。

四 「世界に開かれた港湾都市」と「海辺のまちづくり」はどのように違うのか。港湾開発の構想についてどう考えているのか。

 1 港湾は物流拠点だと思うが、海辺のまちづくりのための港湾開発とはどういうことか。

 2 館山港の現状は、砂利類がほとんどだが、どのような港湾としての現実性があるか。

五 住民の満足度を基準に行政を評価する行政評価制度の検討についてどうか。

 

平成12年第4回(12月議会)

一 洲崎灯台下の台場跡地の宅地分譲問題について

1 洲崎字早崎九〇八—二の土地の分譲広告がインターネットを通じて行われていたことを承知しているか。

2 当該地は文化財保護法の埋蔵文化財包蔵地だと思うがどうか。

3 当該地は国定公園の第二種特別地域だと思うがどうか。

4 分譲業者には、その旨を伝えるとともに、現地に周知するための看板を立てる必要があると思うがどうか。

二 都市計画税廃止の市長の選挙公約と市の基本計画について

1 十三年度予算編成では、都市計画税の減税を検討しているか。

2 市長の任期は残すところ、あと二年だが、「廃止」公約実施の道筋をどう考えているか。

3 五ヵ年の基本計画のなかで、どう検討したのか、あるいはしなかったのか。

三 乳幼児・障害者・ひとり親の各医療助成制度の窓口現物支給について

1 現行の償還払いから病院窓口で直接無料化する現物支給にすべきと思うがどうか。

2 県が県議会で現物支給を「検討する」と答弁しているが、承知しているか。

四 健康予防検診の充実について

1 近隣の町でC型肝炎が高い割合で見つかっているが、C型肝炎検診の実施についてどう考えているか。

2 総合検診とともに脳など検診の充実に人間ドックは重要と思うがどうか。

五 市の例規類集などをデジタル化し、市民がいつでも気軽に閲覧できるようにすべきと思うがどうか。  

六 精神障害者福祉施策について、共同作業所に助成すべきと思うがどうか。

 

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平成13年第1回(2.3月議会)

一 都市計画税廃止の公約「凍結」は、重大な公約違反であり、市民に何の説明もないことは許されない。市長の説明責任をどう考えているか。

二 待機者が百名を超え、長期に入所できない現状の特別養護老人ホームの増設は緊急課題と思うがどうか。

三 港湾開発では旅客船「飛鳥」を停泊させる館山港にしたいとのことだが、それが市長の真意か。

四 マンガ共和国用地として土地開発公社が先行取得した用地の評価損はいくらになると認識しているか。

 

平成13年第2回(6月議会)

一 まき網漁業と定期航路開設について

1 餌いわし漁など、まき網漁業は、館山の地域に根ざした全国に誇りうる地場産業と思うがどうか。

2 その現に及ぼしている経済効果は大きいと思うが、どのように認識しているか。

3 定期航路は、漁場が狭められ、操業の安全が脅かされるなど、まき網漁業に大きな影響を及ぼすと思うがどうか。

4 まき網業者と運行業者の協議が先決との指導は当然の道理と思うがどうか。

5 まき網漁は、知事の許可漁業で、その権利は漁業権とは別だと思うがどうか。

6 市長は、市民とのキャッチボールを掲げるが、関係当事者であるまき網漁民との協議を軽視してきたと思うがどうか。

二 那古下水路の整備について

那古下水路の県施工の完了によって、中・上流部の溢水は、解消されることになると考えられるか。今後の整備について、どう考えているか。

三 境川及び代田排水路の整備について

国道四一〇号バイパスの雨水排水をうけても、境川・代田排水路周辺の溢水は解消すると見込まれるか。

 

第13年第3回(9月議会)

一 館山湾の「館山大桟橋」計画は、本当に地域振興になるか、取り返しのつかない自然環境破壊とむだな公共事業費にならないか。

 1 大桟橋建設で地域雇用の拡大と振興をはかれるか、どの程度の影響を及ぼすと見込んでいるか。

 2 大桟橋建設の事業費と市の財政負担はいくらと見込めるか。

 3 海域は海ホタルの生息区域であり、事前の環境影響調査が必要だと思うが、環境への影響をどのように考えているか。

 4 関係住民の同意についてどのように考えているか。

二 戦争の悲惨さと無意味さを伝える戦争遺跡が市内に多く存在するが、平和都市宣言館山として文化財指定が重要と思うがどうか。

 1 富浦町が大房要塞群を町文化財に指定したが、市内の戦争遺跡の調査と文化財指定について、どのような検討がされてきたか。

 2 宮城の巨大な航空燃料タンク跡などは市有地だと思われるが、要塞群の文化財指定はできないか。

三 ゴミ処理場建設計画の財政規模と館山市の負担見込みはどうか。

  莫大な負担が予測されるが、市財政の見込みはどうか。

四 前助役は任期半分の二年余の在任であったが、助役の在任期間について、どのように考えているのか。

 

平成13年第4回(12月議会)

1 市町村合併は、住民にとって、バラ色ではなく「痛み」やデメリットも伴うものと思うがどうか。

        合併は、安房地域全体の活力を失うことになる心配があるがどうか。

② 合併特例債は、合併を理由にした無駄な公共事業を拡大し、借金づけ財政を深刻化させる心配があるがどうか。

③ 合併は、国保税増税や水道料金等の負担増など、市民に「痛み」を押しつけることになる心配があるがどうか。

④ 就学前までの乳幼児医療費助成や障害者医療費助成など、現行の福祉水準の後退が心配されるがどうか。

⑤ 合併の是非の判断は、住民の投票による意思確認が必要と思うがどうか。

2 宮城の赤山要塞跡を戦争遺跡として文化財指定を進める計画について

① 「積極的に取り組む」(教育長)とのことであったが、今年度及び新年度の計画はどうか。

② 地中構築物である赤山要塞跡のデジタル映像化を進めてはと思うがどうか。

3 館山「大桟橋」計画は、地域振興にならず借金を増やすばかりの公共事業の浪費だと思われるがどうか。

        大桟橋建設の実施主体は、千葉県か、それとも館山市か。

        維持管理にはどれくらいの予算が必要か。

        耐用年数はどのくらいか。

④ 収益はどのくらいと見込めるのか。

4 小学校就学前までの乳幼児医療助成の窓口無料化を進めることについて

① 健保など、現物給付によって利用率が向上すると思うがどうか。

② 現行制度の自己負担月額千円の「足切り」は、廃止すべきと思うがどうか。

5 ごみ「げんりょう」(減量・原料)化を進めることについて

① ごみ袋制導入の是非は、市民・行政・業者などで、「ごみ問題を検討する市民会議」などの協議機関を設置して、ごみ問題に対する意見をくみ上げて解決すべきと思うがどうか。

② 館山市のごみ質についての調査は「げんりょう」化の前提と思うがどうか。

 
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平成14年第一回(2.3月議会)

一 市町村合併は必ずしもバラ色ではなく、安房地域が衰退する可能性や危険性を含む問題と思うがどうか。

1 各地区住民懇談会では、市長の合併論は、まずは合併ありきの理念なき合併論と受け止められ、その先走りに市民は戸惑いを感じていたが、市長自身の感想はどうか。

2 十分な議論もない現状で合併重点支援地域になるのは拙速ではないのか。

3 市長の合併論は、安房郡市を一市に合併するという意見か。

4 合併基礎調査「中間報告」では、市町村の固定費は8.6億円とされているが、安房郡市の市町村合併で、減額となる地方交付税はいくらと見込まれるか。

5 合併問題懇談会での「合併すれば、都市計画税を廃止する」という市長の発言の意図はなにか。

二 安心して勉学できるよう奨学金制度の緊急拡充についてどうか。

親の失業等で、子どもが高校や大学を中退するという例が増えているが、安心して勉学できるよう奨学金を緊急に拡充することはできないか。

三 安房郡市市町村に比べて高い、館山市の住民検診の自己負担を軽減すべきと思うがどうか。

1 館山市の住民検診の自己負担は、安房郡市でも重いと思うがどうか。

2 自己負担を軽減すべきと思うがどうか。

四 「港湾観光部」の設置は実状にそぐわない過大表示と思うがどうか。

1 港湾管理や市観光の現状を考慮すると港湾観光部は現状にそぐわず、無内容な「看板」になると思うがどうか。

2 館山市観光における港湾の比重についてどのように考えているか。

 

平成14年第2回(6月議会)

現在と将来の市民生活に、決定的に重要な影響を及ぼす市町村合併について

1 合併の是非及びそのあり方は、十分な事実調査とともに賛成論だけでなく反

対論も市民に情報提供すべきと思うがどうか。

2 住民懇談会で行った間違った説明は、訂正すべきと思うがどうか。

3 市町村合併検討基礎調査報告(最終案)は、基礎資料として、全面公開を急

ぐべきと思うがどうか。

4 安房11市町村合併では、普通交付税の一本算定による減額規模は、いくら

と想定されるか。

5 全国町村議会議長会は、「小規模町村自立に関する決議」をし、合併圧力に批

判の意思を表明した。国はこの決議を尊重すべきと思うがどうか。

6 広域合併はかえって行政の非効率性を生むことになると思うがどうか。

7 鴨川市の100億円もの債務負担行為支出予定額とは何か。安房郡市全体で負担を分担すべきものか。

8 内房合併論は、館山市を含まない合併だが、どのように考えるか。

9 合併はその是非を含めて十分な論議をするべきで、合併特例法の期限を理由

に、まず期限ありきの進め方はすべきでないと思うがどうか。

 

平成14年第3回(9月議会)

一 館山大桟橋計画は、館山湾の豊かな自然を壊すとともに、65億円規模の巨額な投資に見合う経済効果が期待できない公共事業であり、市財政の現状からも財政的に無理があり、急ぐべき理由はない。計画は中止ないしは凍結すべきだと思うがどうか。

二 安房11市町村が合併すれば、安房へ配分される地方交付税は、毎年50〜60億円規模の大幅な減額になると懸念される。市は夏までに減額規模を試算するとしていたが、どの程度になると考えられるか。

また、合併の枠組みについて、「周辺町村を視野に入れて組み合わせを考える」との辻田市長の発言が新聞報道されているが、その真意はなにか。

三 県は来年度から乳幼児医療費の無料制度で現物支給を導入する方針だが、市は制度の充実についてどのように考えているか。

また、少子化対策として、学童保育の整備充実は、急ぐべき大切な事業と思うがどうか。

四 市内の戦争遺跡は、地方自治研究機構との共同調査が進められているが、文化庁の戦争遺跡の調査対象にはなっていない。文化庁の調査対象への追加や文化財指定については、どのように考えているか。

五 ごみ指定袋制の導入後、燃せるごみが減り、ダンボールなど紙類の資源ごみ回収量が大幅に増えたが、回収業者の協力も得て収集体制の見直しが必要と思うがどうか。

 

平成14年 第4回(12月議会)

一 市町村合併は、市民福祉等のサービス後退や各種料金値上げなど市民負担増大が懸念されるが、市長の所見はどうか。

1 基準財政需要額の一部が13年度から臨時財政対策債に振りかえられたが、臨時財政対策債を合わせると基準財政需要額は減額になっていないと思うがどうか。

 2 平成14年度で安房11市町村の基準財政需要額について一本算定との差額が41億円とのことであったが、臨時財政対策債の起債可能額では、一本算定との差額はどうか。

二 県教委の安房水産高校の統合計画は、地元市町村議会の反対決議など、地元の意向を無視した一方的なものだと思うが、市長の所見はどうか。

館山市議会は水産高校の統合に反対する意見書を決議したが、安房郡市の各市町村議会の状況はどうか。

三 館山湾内における先日のケミカルタンカーの座礁事故から、館山大桟橋計画は、船舶が衝突する危険などその安全性が懸念されるが、安全対策について、どのように検討されているか。

1 館山湾内におけるこれまでの船舶の座礁は何件あるか。

2 どのような船でその原因はなにか。

四 災害住宅復旧貸付の利率3パーセントは、市中金利よりも高利であり、低利期にふさわしい利率(11月の財政融資貸付金利は0.7パーセント)に見直すべきと思うがどうか。

五 月曜日は、振替休日などの関係で休みが多く、回収日の少ない不燃ごみの回収では予備日などの対策が必要と思うがどうか。

 
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