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三人の予定候補者に公開質問

館山市長選挙の立候補事前説明会が17日ひらかれ、3人の予定候補者の陣営が参加しました。19日に、この説明会に参加した3人の予定候補者の後援会事務所を訪問し、「市民が主人公の市政に」との趣旨で、館山市政についての公開質問状(下記)をお渡し、29日までの回答をお願いしました。その回答が全て返信されてきましたので、その全文を公開します。みなさんの判断材料のひとつにしていただけるものと思います。

回答書はインタネット上の「神田もりたかの市政報告」でも公開しています。

http://www.geocities.jp/kandamoritaka/index.htm)

 

 

◎公開質問状は以下です。

 

       様              2006年10月19日  

 

市民が主人公の市政に

 

日本共産党館山市委員会

 

◎公開質問へのご回答のお願い

 

日本共産党館山市委員会は、館山市政をめぐる問題について、市民のみなさんと共に考えるために、以下の諸点について、その所見をお尋ねします。ご回答くださるようお願いします。

 

なお、この回答は党員、支持者及び市民にひろく公開しますので、10月29日

までにご回答ください。よろしくお願いします。

 

(ご回答)   回答者名                

          

1、館山桟橋について

  計画推進に   賛成     反対     その他

  (理由)

 

2、館山市独自の都市計画税の課税について

  都市計画税の廃止に  賛成   反対   その他

  (理由)

 

3、憲法九条の戦争放棄について

  改定に   賛成     反対     その他 

  (理由)

 

4、館山市の福祉について、あなたの政策の重点をお示し下さい。

 

5、地域経済振興について、あなたの重点政策をお示しください。

 

6、教育について、あなたの重点政策をお示しください。

以上。

 

◎ 予定候補者及び後援会から、以下の回答が寄せられました。

3人の予定候補者及び後援会事務所からの回答を、回答の日付順にそのままをお知らせします。

 

 

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予定候補者からの回答書

 

 

(10月21日 着信) 回答者名 かなまる謙一後援会事務所

 

 先日はわざわざ後援会事務所までご足労いただきありがとうございました。

ご提示いただきました公開質問につきましては、金丸謙一も真剣に考え取り組んでいるところであり、現在行っている、各地域での「市政を語る会」でも市民のかたがたと熱い意見の交換を行っているところでもあります。
したがって質問状にお答えすることはやぶさかではありませんが、党派の違いで基本的に考え方が違うことから、書面での回答はできかねます。

 もし神田様のお力で、立候補予定者全員が一堂に会し、公開討論会形式でご質問に答える機会を与えていただければ、喜んで参加させていただきます。

以上、回答に代えてご返事とさせていただきます。

 

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(10月24日 着信)  回答者名  鈴木 陽一

1、館山桟橋について  計画推進に   賛成
(理由)国や県の予算は有効に使うべき 開発ビジョンの明確化を事業主体である県に求めて官民協働の有効活用をはかる必要がある。

 

2、館山市独自の都市計画税の課税について

  都市計画税の廃止に  反対  

(理由)個人的には廃止はうれしいが、都市計画の目的にそって使って欲しい。

 

3、憲法九条の戦争放棄について  改定に  反対    

(理由)人は争うことはやめるべき。話し合いで解決すべきだと思う。

 

4、館山市の福祉について、あなたの政策の重点をお示し下さい。

「人口増が計れる福祉」他市にない新しい政策を創りだす。
ポイント制の導入などを考えた「お互いが助け合うまちづくり」を推進する。

 

5、地域経済振興について、あなたの重点政策をお示しください。

南房総最大の「道の駅」をつくり漁業、農業、商業、工業、観光業等のコラボレーションをはかる。
戦争遺跡の整備を実行し、全国の小、中学校の学習旅行の誘致。
市有地の有効利用を考える官民協働の組織をつくる。

 

6、教育について、あなたの重点政策をお示しください。

現実的なこと・・・・PTAを再構築する。
P(放任、育児の放棄をなくしてゆく方策を迅速に作成、施行)

T(最近マスコミで取り上げられている教員の体質、モラルの低下をなくしてゆく方策を迅速に作成、施行)

将来的なこと・・・・幼児教育の徹底

人間として大切なのは「他人のきもちがわかり、様々な立場に共感できる心がもてること」と考えます。それを具現化するにあたり、子供たちが小さい時(5〜6才までに)その心を育てるカリキュラムを創ってゆく。その心をもった子供たちが成長した時に新しい価値感をもった今と違う人間が形成できると信じている。

 

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(10月27日 着信) 回答者名 辻田 実

 

1、館山桟橋について  計画推進に   賛成 

(理由)館山市の経済の活性化に必要であり、歴史的にも港湾都市として栄えてきた地理的条件が整っているからです。また東京湾の南の玄関口として将来性があり、重要だからです。

2、館山市独自の都市計画税の課税について

  都市計画税の廃止に  その他
(理由)都市計画税については基本的には廃止をしたいと思ってます。しかし、
    現在の財政状況では実施は困難です。廃止イコール、教育、福祉予算の

  削減に連動せざるを得ないからです。3大事業を軌道に乗せ行革プラン

を達成した時には廃止をします。

3、憲法九条の戦争放棄について  改定に   反対  

(理由)日本国民はみずから進んで戦争を放棄し全世界に永遠の平和が実現する

こと誓った、現憲法の理念は人類共通の理想であるからです。

 

4、館山市の福祉について、あなたの政策の重点をお示し下さい。

県下で最高水準にある制度は維持し継続をして行きます。

①乳幼児医療5歳児、障害者医療4級までの制度を維持します。

②幼保一元化を進めます。20年度には神戸富崎地区から実施します。

③子育て支援をするため「つどいの広場」を平成22年度までに整備します。

④高齢者働く会を発展的にシルバー人材センターへ移行します。

 

5、地域経済振興について、あなたの重点政策をお示しください

次の3大事業を推進します。

①館山港湾構想を平成22年度までに完成を予定してます。

 ②海洋深層水を取水し、平成19年度には商品化をします。

 ③観光立市を推進し、自然体験型観光により、3年後には200万人の入込みを実現させます。

 

6、教育について、あなたの重点政策をお示しください。

①文武両道の人づくりを目指し「自ら学び、自ら考える力」を育む教育を推進します。

②教育環境の整備を推進します。那古小改築、館山小、一中の体育館を21年度までに実施します。

③第3期生涯学習基本計画を策定し、文化、芸術、歴史の学習機会の充実に努めます。

④文化財の保護と指定を推進します。稲村城跡、那古寺所蔵の教典、戦争遺跡の指定に取組みます。

 

 

3人の回答は上記のとおり、それぞれ三者三様です。館山市政の今後を託すに際し、それにふさわしいのはだれか、その判断材料のひとつとして参考にしていただければと願っています。・・神田守隆

<回答書は、文面の文字そのままを掲載しています。>

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