このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

合併協議に「秘密会」は、ダメ!
総務常任委員会で全会一致の附帯決議



合併任意協議会負担金1.506千円が予算に
 

 館山市議会総務常任委員会は、18日、補正予算案を審議。
神田議員は、任意協議会の合併の枠組み協議を秘密会にしたのは、「任意協議会は全面公開する」との議会答弁に反すると追及しました。

審議では、秘密会の会議内容について問い質しました。そのなかで秘密会が重要な内容であったことが、わかってきました。


  安房11市町村合併論はすでに破綻が明確に

 館山市議会の代表が、「館山市議会では安房11市町村合併賛成は一握りにすぎず、多数は、安房11市町村合併に反対である。他の合併を考えている」との発言をし、これに対して会議では辻田市長の発言はなく、館山市の意向がそのような形で他市町村に示されたということ。町村長のなかからも「安房11市町村合併には同調しない」という発言があったということ。したがって市町村長レベルでも安房11市町村合併の意見の一致がないということ、などが審議のなかであきらかになりました。それが議事録で確認されれば、辻田市長が推進してきた安房11市町村合併論がすでに破綻している状況ではないのかということが浮かび上がりました。

議事録を全面公開しないのは、その破綻を取りつくろうとしているものと、神田議員は辻田市長の姿勢を厳しく批判しました。

神田議員の議事録を全面公開すべきとの追及に、辻田市長は、「秘密会にした議事録の個々の発言は公開するが、発言者名は公開しない。見る人がみれば、誰の発言かわかるだろう」と、全面公開を拒否しました。このため、神田議員は、次の任意協議会(9月30日)では、協議会会長として、秘密会議事録の全面公開について提案する考えはないのか、と迫りましたが、言を左右にしてはっきりとした答弁を示しませんでした。


「全面公開すべき」との議会の意思を決議で示す

 神田議員は、辻田市長の政治姿勢の変更を迫るためには、総務常任委員会としての決議が必要と判断し、次の合併任意協議会で会議の全面公開が約束されるのか、されないのか、それを見極めるまでの間、合併任意協議会負担金予算の執行は、停止するよう求めるとの趣旨で決議を提案しました。この提案は、総務常任委員の全会一致で可決されました。

付帯決議は以下です。

合併任意協議会の負担金予算1.506千円の執行についての附帯決議
 
任意合併協議会の規約に関する総務常任委員会の調査が終了するまでの間、同協議会の負担金予算1.506千円の執行を停止するよう求める。

 

この件で、の問い合わせは、 ここ まで。

なお、この件については、本日(9月20日)付の「 房日新聞 」の一面に記事が掲載されました。

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