このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

合併の枠組みに関する協議議事録(9月4日)

非公開会議の議事録(発言者名は推定)

 

9月4日の任意合併協議会は途中から傍聴人を締め出して「非公開」で行なわれました。この任意協議会の議事録が議員に配布されました。その議事録では、その非公開部分の発言は、肝心の発言者名(◆の部分)が記載されていません。このため、当日の参加者名簿など公開されている資料から、発言者の推定をしました。

なお、この発言者名を辻田市長に確認を求めましたが、否定しませんでしたので、かなり確実ではないかと自信を持っています。

本来、議事録の発言者名は非公開にすべきではなく、正式な議事録で公開されるべきです。今回、自由な論議のために十分な価値があると判断し、私の推定をあえてお知らせすることとしました。ぜひご覧下さい。





○辻田議長
 それでは,続きまして,次第の10にございます『合併の枠組みの検討』につきまして,ご協議をいただくわけでございますが,ここで一つ議長といたしまして,ご提案をさせていただきたいと存じます。
 先程ご承認をいただきました議案3の『協議会会議の運営』にございました“委員の過半数の同意があったときは非公開とすることができる”という申し合わせ事項の2に基づきまして,この議題10につきましては,非公開とさせていただきたいと考えておりますが,その点につきまして,何かご意見等ございますでしようか。
            〜(「異議なし」の声あり)〜
 異議ございませんか。
 異議が無いようでございましたら,次第の10にございます『合併の枠組みの検討』につきましては, “会議は非公開”と考えておられる委員の方々の拳手をお願いいたします。
             〜【半数以上の拳手】〜
 過半数でございますので,そのように扱わせていただきたいと思います。ありがとうございました。
 それでは,暫時休憩を5分程度。会場の整理もございますので。
        〜【暫時休憩(5分間) 傍聴人は退席】〜


大森三芳村議長
◆8月中旬に内房4町村の議員8人が集まり,安房地域の市町村合併に関する情報等を相互に交換し合うことを目的とした情報交換会を開催した。そこで提出された意見等を報告したい。
 先日の新聞の記事「一皮剥けぱ云々」に対する意見が多かった。具体的には,ある首長が色んな場所で腹のうちを公開しているということ,館山市或いは鴨川市が主導的な力で進めているということ,11市町村が合併すると遠くのところは過疎がなお過疎となってしまうということ,ある市町村は大型事業で巨額の借金があるがこれを他の各市町村に付け負わされては困るということ、ある首長が「安房一本の合併が嫌なら仕方がない。別に考える。」という発言をしたことなど。以上のことから,合併の枠組みを決めていくということは大変難しいと考える。

鈴木館山市議長
◆先般,議会内の合併研究会を開催し,その中で議員一人一人から意見を間いた。その結果としては,安房11市町村の合併は少数意見であり,「将来的には11市町村が合併するのは良いことだが,3つか4つのブロックで考えたらどうか」というような集約した意見が多かった。

宮沢館山市議員
◆任意協議会は規約第3条第2項にある“枠組みを決める”ことが最大の仕事,使命ではないかと考えている。ただ,議会側としては,現時点における各市町村長の考え方,積極的な発言を開いてから判断していかないと任意協議会としてもなかなか進まないのではないかと思う。
 当議会においては, 「11市町村一本の合併」に賛成しているのは2名,「合併反対」が2名,それ以外の議員はほとんど小規模な合併を望んでいる。

庄司和田町議長
◆議会議長をやっている以上,議会の総意或いは議会の意見を集約しないと,私個人の感性ではここではしやべれない。だから,その辺も踏まえて会議を進めていっていただきたい。

石井富山町議員
◆現在,合併研究会の責任者をやっているが,9月議会終了後に第2回の合併問題の勉強会を開く予定である。そこで今日の任意協議会の報告と内房4町村の意見交換会の報告をし,次の問題を勉強していこうということである。
 議会議員も,首長の考えに非常に太きな関心を持っている。各市町村議会議員からの発言はあるが,同じ委員でありながら首長の意見,発言が出てこない現状の中で,会議を何回やっても,首長は非常に難しい立場であるとは思うが,各市町村の議会はそれに対応するにも,かなり苦しいものがあるのではないかと思う。

林白浜町議長
◆当議会も調査特別委員会を発足したが,議会の中ではまだ合併についての真意を聞いていない。2名の議員からは「絶対反対」というような意見もあるが,全体の空気としては,まだ掴んでいない。調査特別委員会を開く度にいろいろと意見は出るが,究極的な合併についての問題本質には入っていない状況である。

渡邉富山町議長
◆このエリアの問題については,館山市や鴨川市が非常に中核になると思う。それについては,両市の議会を含め,ある程度の方向性を出していただかないと,他市町村はやりようがない。
 議会が嫌だというのにお嫁には行きたくても行けない。だからその辺を,首長の意見も非常に大事だが,まず議会が同意してくれるかどうかである。
 「館山市や鴨川市と合併しよう」と言っても,相手が嫌だということであれば合併はできない。また,間が抜けていたのでは跨いで飛び地で行けないし,その辺りについて,まず先に中身を詰めてもらわないと議論にならない。

植野鋸南町議長
◆郡町村会でどういう話がされているのか,その辺のところがある程度出てこないと我々議会としては動きようがない。
 当方は,今の時点で執行部側と議会とのある程度の意見の擦り合わせはできているが,各市町村長に黙っていられたら我々は動きようがない。今後どう進めていこうとしているのか,ハッキリと出していただかないと進みようがない。

本多鴨川市長
◆現在の社会情勢の中では合併は避けて通れない。合併をするなら,やはり歴史的にも経済的にも生活的にも今まで一緒の繋がりでやってきた安房郡2市8町1村で大同合併することが良いというようなコンセンサスは得ているようである。
 これまで,地区別座談会,代表者会議,女性会議等,様々な会議を通しながら,今なぜ合併なのかということの話をし, 「合併をするならばできることなら安房郡2市8町1村でやりたい」という思いを住民に伝えてきた。それに対し,住民からは「合併は大きすぎる」というような意見は少数意見あり, 「もっと富津や君津も視野に入れたら」というような意見もあった。
 今まさにこの安房郡は,産業の疲弊,人口の流出が一段と進んでいる。そういう中で,どう地域を盛り上げていくかについては,やはりスケールメリットを生かしながら、合併は単なる目的ではなく地域振興という目的であるため,合併により安房全体をどう盛り上げていくか,こういう風に考えている。
 各自治体においてもいろいろな財政上の問題があると思う。特に当方は起債残高が高いが,私は首長就任以来,何とかして地域振興したいという思いの中で,かなりの投資をしてきた。それだけに起債も多いが,資産も多い。今後も当方の色んな資産を活用していただきたいと思っている。
 いずれにしても,合併というのは,それぞれの思いがいろいろあると思うが,地域をどういう風にしていくか,安房郡の地域をどういう風にしていくか,これが今我々に課せられた大きな課題の一つであろうと思う。とにかく,私は安房郡2市8町1村が大同団結して,合併をしていくことが望ましいという思いである。

遠藤富浦町長
◆郡町村会は,この問題について,これまで何回も会合を重ねて激論を交わしてきた。発言しないのは皆が慎重な対応をしているからであり,なるべく早く枠組みを決めようというところまで話は進んでいる。個人的には,10万人以下の合併では意味がない,少なくとも10万人以上の合併をしなければ住民の多様な二一ズに応えることができないと思っており,郡町村会ではいつでも10万人以上と話している。
 従って,2万や3万の町では住民の多様な二一ズに応えることができないということを,私は確固たる信念を持ってこれからも進めていきたいと思っている。あくまでも,10万人を下らないというのが私の考え方である。

上へ

安藤三芳村長
◆新聞紙上に「造反」という記事が載ったが,決して初めから安房郡下でやることには反対だというようなことで入ったわけではない。合併をしてもしなくても,とにかく安房郡下の合併問題について真剣に討議をしようと,意見を交わそうということで,合併重点支援地域の指定を受けに行ったわけである。
 従って,「造反」という記事は本当に残念だった。しかし,少なくとも地方の自治体が今までどういう役割をしてきたか,ということについて,皆が真剣に考えてもらわなければいけないと考えている。
 合併問題について,地域の住民は「どうなるのか分からない,とにかく決められた上でどういう範囲で合併するのかということに非常に関心がある」と言いながら,主導権は議会或いは首長のところでかなりの討論が握られているわけである.住民の会議を開いたところで,どの程度の意見が出されたのかというと,ほとんどの人はただ聞くだけ, 「一体首長はどう考えているのか」 「議会はどういう風な動きをしているのか」というようなことが意見として出されている程度で,住民としてはどうしたらいいのか全く分からないというところに来ていると思う。
 そういう意味では,私はアメリカ等で民主主義の一つの単位としては,やはり1万3千人ぐらいが,政治としては住民の気持ちも,そして為政者の気持ちも伝わっていく一番良い人数ではなかろうかと。
 しかし,ここは日本であるので,地域性を考えると3万から4万くらいが今の段階では一番良いのではないかという感じである。また,今は事務の中に電子機械が入ってきて,かなりの事務を処理してくれるが,そうなると,やはり住民との対話というものが非常に疎かになる,むしろ無機質な状態で政治がなされていくことに対する住民の落胆はかなりあるだろうと思う。
 我々は今まで住民の一人一人と話をしながら政治を進めてきて,痛いところも痒いところも,住民の意見を聞いてそれが正しいということであればそれをやって来た。しかし,大きくなればなるほど,スケールメリットは出るかも分からないが,ますます住民との対話が遠のき,そういう政治は今の地方政治の延長線上で考えるわけにいかないというのが私の基本的な考え方である.
 従って,自分たちの相手を選ぶについて,どんな範囲でやるかということになると県の示した3つのパターンで全てを考えていくということは全く無謀な話であり,どういう形でどこと一緒になるのかということは我々白身が考えなくてはいけない。県の指導に従って,この3つのパターンをいきなり頭の中へ入れられたものだから,なかなかそこから意識として出るわけにいかなくなったというのが現実である。もっと私は,市町村長の中で議論を出し,そして議員にも議論を出してもらい,今の地方政治をもっと豊かにするための合併というような方向で,大きな事態を考えるべきであると思う。

早川白浜町長
◆財政面から言うと,なるべく多くの人口のパターンで合併したい。首長としてこれから各地区を回るが,首長の腹がしっかりしていないとなかなかまとまらない。合併は避けて通れない,その場合,人口10万人以上はないと。
 また,国の交付税が減らされた場合,一部事務組合などへの負担金や人件費で,おそらくこれから投資的経費が,もし国の今の考え方で行くとつんでしまう。だからこれから10年,20年先を考えたら,大きな数によって,願わくば安房一本で行った方が良いということで, これから住民に接したいと思う。
 それから財政(借金)のことを言っているが,8月30日に片山総務大臣が地方債,借金が市町村で格差がある場合はある一定のレールで,財政支援(繰上げ償還)をある程度やるようである。私としては,合併をしても大きい市町村の方へと付くということで進んでみたいと思う。

石井丸山町長
◆3年半ほど前に,郡町村会で「合併問題が話題となっているから研究していこうではないか」ということになり,命を受け私が会長ということで,それぞれの意見を聞いた中で進んできた。
 早いうちから個人的にも合併についていろいろ勉強してきたが,昨年の9月,10月頃に町政座談会(21区と全体1回の計22回)を開催した。その対話の中で,個人的には「私は安房一つしかない」と言った中で,特に少数意見は幾つかあったが,住民としても反対意見はなかった。
 今年6月にも21箇所,今度は合併を主題として住民座談会をやってきたが,その中では,かなり積極的な質問や意見も出たが,私個人の考えと住民の考えは全く一致しているという風に思っている。11市町村,安房一つであると私は心から思っている。

片桐天津小湊町長
◆当方の財政は非常に窮しているということで,これはやはりスケールメリットを通して当方の可住面積をもっと他のところに求めなければいけないようなものもあるだろうし,また,当方の歴史的資産を大いに活用してもらうためにも,安房広域で行っている11市町村の共同体でまず話合いを持たなければいけない。
 取り敢えず色んな選択もあるだろうが,11市町村でまず話し合おうということで,当方の住民は説明会においては「合併には反対ではない」,「枠組みについては考えて欲しい」という意見があった。
 取り敢えず,首長としての考えでは,11市町村がまだ話合いの土俵にも上がってないというところでやらなきやいけない。また,誤解を招くおそれがあるので,新聞報道があった場合には,自分の意に反したところがあったらそれは抗議をしてもらいたい。これは切なる願いである。
 そうしないと話合いをしないうちに足並みが乱れてしまう。皆で話合いをしている最中だから,厳重に抗議をして, 「正式なコメントじやないから言えない」など断固たる表明をしてもらわないと,話合いをしていないうちに足並みが乱れているような取られ方をすると全く遺憾である。
 11市町村,取り敢えず15万人を国の方の方針で行くということであれば,10万人単位のものが,やはり20年,30年後の当方とすれば,15年先まではまだ先が見えると,減りながらも11市町村分だけもらえて財政を立て直していけるという数字が出ているので,20年後,30年後の我々が行ったことが評価されるような合併にしたいと思っている。これからも議会と話合いながら進めていきたいと思っている。

木下千倉町長
◆基本的なことは先日の新聞を読んでもらえば,安房11市町村ということで答えており,9月9日の議会も「今まさに任意協議会を立ち上げて,これから真の議論をしていく」と答弁するつもりである。
 ただ,議会議員の意見の多数を掌握しているわけではない。一部の議員からは,「段階的に行ったらどうか」というような意見があることも承知はしている。
 議会側と忌揮のない意見を交わしながら自分たちの方向性を見出していきたいと,今現在は,2市8町1村でいきたいというのが私の考えである。

鈴木富山町長
◆内房4町村は一部事務組合を組織し,広域市町村圏と同じような役割の中で深い繋がりをもってやってきている。私は当初から言っているように,内房4町村は一致協力して合併に向って協力して進んでいくべきだと思う。
 安房一本というのは私の基本的な考え方であり,また,抽出で2千人位の住民アンケートを行なったが,これについても,「絶対反対」という住民はいない。そういう中では,合併はもう必要であると考えているし,私自身も「通過点であり,目標ではない」というような話をしている。
 これまで合併についての勉強会を2回開いており,住民側からは, 「執行部が合併についてどう考えているのか」,「首長がどう考えているのか」「うちの議員は一体合併間題についてどのような考え方を持っているのか」との意見があった。 また,先日市町村課長に「合併問題について議会議員はどうなのか」と聞いたところ,「結構いろんなことから相談に来ている」というような話もあった。議会があるし,いろいろと合併問題について答弁しないといけない部分もある。
 当方は15年度からの長期計画を今作成中であり,審議会も先日立ち上げ,詰めに入っている。
 さらに,16日からもう一回往民と合併問題についてのフリートークを,長期計画にも反映をしたいということで,執行部からの話は少なくして,まずそういう懇談会を実施したいと思っている。
 持論ではあるが,枠組みについて県が3つのパターンを出したことは,今我々が合併問題を考える中で,非常に迷惑なことだったと考えている。他にも非常に苦労された町村があったという。
 今後枠組みを決めていく中では,持論であるが,枠組みは安房一本という形で,駄目なところは抜けていくのだから。 「抜けるということは自由である」ということが言われているから。
 私は,枠組みは安房一本で出すべきであり,その中でいろいろと不都合なことがあればそこから外れていくといった方が民主的だと思っている。

白石鋸南町長
◆先だってマスコミ等で「造反」というような言葉が書かれていたが,当初から,この合併について私の認識している範囲では, 「安房11市町村が一緒になって,一体となって重点支援地域の申請をしていただかなければ,県は受けません」と。確かに,市町村課長はそう言っていた。
 その時の私の中では,これから安房郡の中で合併の議論が始まるんだというような解釈をしていた.だから,その時点で, 「枠組みについてはこれから議論をしていくのですね」と何度も何度も市町村課長に確認を取ったという状況がある。 私は議会議員とも常にこの合併の議論について,いろいろな意見交換をしている。当方では余り極端な合併を望まないというようなことである。
仮に安房11という合併の姿があるとすれば,「11倍まで生活圏は拡がりますか」ということが住民の考え方である。だとすれば,段階を経て合併をしても良いのではないかというようなことがある。 それともう一点は,国の構造改革と言われるもの,これはまさに財政的な視点のことである。今回の日本全国の合併議論は財政的な視点しかないと思っている。
 国が省庁の合併をし,確かに,国土交通省,科学文部省,いろいろできたわけであるが,その合併をした結果,定数が420人削減できただけで特殊法人はどんどんできるというような状況がある。
 だとすれば,まず第一に,国のシステムを変えてもらわなければ,国の方からまず血を流してもらいたい。いろいろご議論はあるかと思うが,私は安房11市町村が一緒になる時は,県が無くなり,道州制がひかれた時に一緒になるような気がしている。
 私は生活圏を共有するエリアが一緒になることが自発的な合併ではないのかなと思っている。今回の合併はあくまでも国,県から話があってのスタートである。しかし,自主的な合併ということで,地域住民の意見を拝聴しながら合併に向って進んで行きたい判断をしている.
その中で,地域住民,そして地域住民の代表である議会議員といろいろ協議をさせてもらっているが,無理の無いところで余り大きくない合併を望んでいきたいということで意思の統一はしている。

中山和田町長
◆当方には16区あるが,住民には「せっかく安房の2市8町1村で合併協議会を設置するところまで来たが,住民は同じ目の高さの資料により判断をすべきであろうと思う」、「そのデータを見て是非を決めていきたいと思う」と言っている。
 将来的には,人口も財政力も我が町が一番低くなるだろうと,そういう懸念を十分考えながらお願いをしている。議会議員にも,この合併連絡会から任意協議会,そして法定協議会,いろいろと重ねて行くが「その間に誤りのないよう十分協議をして行きたい」と思うのでお願いをしたいと話をしている。
 ただ,私は,新聞のとおり,2市8町1村の姿が一番良いと,そう言っている。そんなことで,この任意協議会が一早く皆にそういう資料の提案ができるよう,一生懸命努力をしてもらおうと考えている。
 敢えて言うならば,この任意協議会の中に民間の企業者をたくさん入れるぺきだと思う。必ず自分たちだけでやれぱ5本の指が自分の方へ曲がって正しい意見が述ぺられないと思う。私はそういう時にサッと述べられる第三者の機関を入れて,そういう人がいけない時にはビッと答えていく,そんな方法にこれから一生懸命してもらえるようお願いしていきたいと思う。

鎌田丸山町議員
◆首長は大変重い責任があったり,言葉一つ一つ慎重にされているということを感じた。
 当方の首長も,合併について議会等で質問を受けてもかなり慎重に「住民の意見を聞く」というようなことでハッキリしたことは言っていなかつたわけであるが,早くから合併について住民に呼び掛けたり,或いは議会に調査研究会等立ち上げて合併について研究をしたわけである。
 そして今回,任意協議会ができるに当たり私が指名されたわけであるが,その時に議員の調査特別委員会で,一人一人に意見を開いた。「今回の合併は避けて通れない,もう合併しなければいけない」というようなことで,枠組みについては「一本化で行きなさい。広域圏もあるし,別々にしたってしようがないから安房一本でやれ」とほとんどの人の承認をもらった。
 先程,首長にも「議会で承認されているから,遠慮なく発言したらどうか」と話をしたが,まだまだ慎重な発言をしているが,当方はそのような状態となっている。

辻田館山市長
◆一応各市町村の動向と言うものは理解いただいたと思う。これをこれから一つにまとめていくには大変だと思うが,焦らずに,また,慎重に梅いを残さないような協議をこれから任意協議会の中でやっていきたいと思っている。
 いろいろと温度差はあるが,これからこの温度差をできるだけこういった場で縮めて行きたいと思っている。
 そういう意味では各町村の動向がある程度分かったと思うので, これを機会にして,首長間の協議が必要ではないかということ,また,議会と首長問の連携をもう少し密にしなければいけないというところもあるので,そういう点に十分留意しながら,今後対応しながらやって行きたいと思う。

○辻田議長
最後になりますけども,せっかくの機会でございますので,11番目に「その他」という事項がございますので, 「その他」という形を議題とさせていただきます。
 まず,事務局の方からの説明を願います。

上へ

ホームページへ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください