このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

副議長選挙をめぐる房日新聞の記事で申入れ



6月28日付けの房日新聞では、副議長選挙で斉藤実氏と植木馨氏とがあらそったが、「市民クラブの懐柔策に共産・社民が乗った」ため、それが効をそうして斉藤氏が当選したとの記事があります。いかにもわが党と市民クラブ側とで、なにかの裏取引があったかのような書き方であります。これは、事実に反するので、房日新聞に以下の申入れをしました。


房日新聞社 様


「記事の訂正」についての申入



本日(6月28日)の四面の「副議長に斉藤氏選出」の記事中、間違った記載があり、読者に誤解や偏見を与える部分があります。記事を訂正し、その旨を掲載するか、又は、私たちの申入れを記事に掲載してください。

1、副議長選挙の記事で、「革新系を巻き込んだ″懐柔策″が効を奏した」とか、「共産、社民と条件をめぐって折衝、どうにか折り合いをつけ」、とあるが、この「懐柔策」や「条件」というのは、何のことでしょうか?
その「懐柔策」や「条件」についてはなにも書かれていませんが、記者の一方的な取材かあるいは想像による記事ではないでしょうか。これは、間違った記載で、あたかも取引があったかの誤解や偏見を読者に与えるものです。少なくとも報道である以上、当事者である私たちに取材をして、事実確認をすべきではないでしょうか。

2、私たちが斉藤氏に投票した理由は、「懐柔策」にのったからでも「条件」に折り合いがついたからでもありません。
 議長を出している緑風会が、数を力に副議長のポストまでも独占するのは、好ましくない。議会には様々の立場があるのですから、議長を出している会派は、副議長のポストは遠慮すべきだと考えているからです。
話し合いがつかず、結局、投票となりましたが、私たちが、斉藤氏に投票したために、議長を出している緑風会による副議長ポストの独占はできなかったのです。

3、私たちは、保守同士の人事をめぐる争いには、極力、中立を保ってきました。しかし、今回のように保守同士の勢力が拮抗し、事実上、私たちの態度が決定的意義をもつ局面で、保守同士の人事争いだからと、局外傍観者の立場をとることが、正しいことだとは考えません。より良いものがあればそれを選択するのは当然であり、それが市民に対する責任であると考えています。


館山市議会日本共産党議員団
神田守隆・丸山定夫

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