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◇平成14年度第1回安房地域市町村合併連絡会協議記録◇
                                  記録者:中村

日 時:平成14年7月10日(水)PM4:15〜5:10
場 所:館山市コミユニティセンター1階第1集会室
出席者:(連絡会側)別紙“出席者名簿”のとおり
(事務局側)鴨川市:古市企画振興謀長・石渡主幹・石井主任主事
和田町:北見企画課長・岡田補佐
館山市:遠藤室長・御子神係長・中村係長

〜概要〜
事務局において作成した,『合併連絡会』設置の趣旨等(A4−3枚)及び今後のスケジュール
(A3−1枚)について,連絡会の了承を得るべく説明。その後質疑応答。
なお,この会議におけるプレスの同席については,事前に会議参加者に諮り了解を得た。
(読売新聞/朝日新聞/産経新聞/東京新聞/千葉日報/房日新聞の6社の記者)
                     
                            〔進行:鴨川市古市課長]
《開会挨拶:本多鴨川市長》
〜略〜
                                                                                        
《世話人代表挨拶:辻田館山市長》
〜略〜

《座長選出⇒辻田館山市長》


《議事》
①「安房地域市町村合併連絡会(仮称)」設置について
*事務局(館山市遠藤室長)より,別添資料に基づき説明。その後協議。


天津町長 資料1ぺ一ジの(3)今後の取組方針の①に,“合併連絡会で各市町村の合併への意思
     を確認し,合併の枠組みを検討し,任意協議会を立ち上げる”と書いてあるが,これは
     “任意協議会の中で枠組みを検討する”という部分と多少ニユアンスが違うと思うが…。

館山市長 我々としては任意協議会の中で枠組みを決めたいということである。枠組みを決めて
     から任意協議会を設置するということではない.今日の確認事項の中で一番大事なとこ
     ろである。私の所にも一部の首長より「枠組みを決めてから任意協議会に入るべきであ
     る」という意見をいただいている。「また協議をしましょう」と回答した。
      枠組みについては任意協議会の中でやるべきではないかと。私のほうとしては,任意
     協議会を早くに立ち上げその中で枠組みを決めていくこととしたいと考える。その点に
     ついて皆さんの御意見を伺いたい。

丸山町長 「任意協議会を作りその中で枠組みを決めていく」と住民側に説明をしている。
     実際に枠組みを決めると言っても,協議会の中で各市町村の実態なり,合併の要件が
     出てこないと本当にどうかということは分からない。ただ「枠組みを決める」と言って
     も中身のないものではだめ。任意協議会の中で,財政状況や事務事業など検討し,枠組
     みを決めるようでないと。

和田議長  法定協議会の中では例えば枠組みの変更は考えられないということか。

館山市長  そのように伺っている。法定協議会に参加するとその枠組みの中で合併をすると。最
     後の議決の中で脱落する所はあるかもしれないが,枠組みを変えることはできないはず。
     不満や納得できないことなどを理由に抜けることはあるだろうが・・。

富浦議長  本来,合併重点支援地域の指定を受ける以前に,枠組みを決めてから受けるべきであ
     った。果たしてこの連絡会を毎月1回程度開催できるのか。もう7月である。任意協議
     会ができて枠組みを検討できるような体制ができるのかどうか,とても心配である。
                      
館山市長  任意協議会の設置時期は、9月か10月。この任意協議会の中で,合併の内容を検討し
     ていかなけれぱならない。検討した結果そこで初めて合併できるかできないかが出てく
     る。中身を検討しないと。ただ感情的になってもしょうがない。

鴨川課長  枠組みの関係については任意協議会の中でも行うし,この合併連絡会の中でも検討す
     ることになる。
      合併重点支援地域の指定を受けてから時間が余りなくて大丈夫かという話であるが,
     今,各市町村が精力的に住民説明会を開催したり,議会の特別委員会等で調査・研究を
     している状況。
      時期的に言うと,法定協議会が12月ということになると任意協議会は10月頃。そ
     の辺までには合併についての話の煮詰めを限りある期間で各市町村お願いできればとい
     うことである。

鋸南議長  11市町村で進めようとしているから安心してやっているのであろうが,安房が2つ
     や3つに分かれた場合そんな悠長なことを言っていられるのか。時間があるのか。合併
     の話し合いをするのに1〜2ケ月で十分な話し合いができるのか。

鴨川課長  取組方針の中で毎月1回程度と表現してあるが,夜を徹して何回やっても差し支えな
     い。会議の重要度に応じて充分ご審議いただきたいという意味で毎月1回程度開催して
     いくという表現になっている。その点は御了解いただきたい。

和田議長  任意協議会が設置されても我々としても具体的な数字がないと踏み切れないところが
     ある。協議会の中で各市町村が共通の5〜10項目程度を出してもらえぱ。
      住民にとって税金やサーピスが今後どうなるのか。そんなに多くのシミユレーション
     は必要ない。共通事項を持ってやらないと進まないのではないか・,。

館山室長  資料の中の市町村の現況等に関する調査ということで,安房広域組合で市町村合併検
     討基礎調査報告書にも書いてあるが,それぞれの市町村における行政サービスの水準や
     内容の比較が幾つかされている。
      より詳細に全ての事務事業について行えば1500〜2000項目にもなる。そうい
     う作業を進めなければいけないということで事務事業の実態調査を始めたいと思ってい
     る。その中で重要な項目については重点的に早めに調査をする必要がある。

和田議長  広域の資料よりもさらに精度の高いものを求めないと・・。

館山市長  マニユアルの中でも1000〜2000の項目をクリアしていかなければならないと
     書かれている。この作業は2年近くかかる。それをやらないと行政サーピスや実態がわ
     からないわけである。
      具体的に合併マニユアルに従って協議をする中で,様々な結果が出てくると思われる。
     そうでないと枠組みを決めてから,その中で行政事務や方法を決めていくということに
     なる。
      とにかく特例法の期限もあり時間がない。その点は安房一本で協議を行っていく中で,
     安房一本では無理ということになれば分かれていくであろう。

和田議長  枠組みを決めるとしても,なるべく精度の高い10〜15項目を持ち寄り,協議をし
     ていけば良いということである。

丸山町長  平成17年3月31日まで時間はある。
      枠組みについては法定協議会を立ち上げるまでは大きいテーブルの中で。後から参加
     できないということであるから,法定協議会の中で枠組みができたら抜けることは可能
     である。 17年3月まで協議する時間は充分あると認識している。大きいテーブルの中
     でやるのが一番良い。

天津町長  合併の枠組みを含めて取り敢えず任意協議会を立ち上げ,この協議会の中で枠組みを
     決めていくということで良いか。

富山議長  安房11市町村で勉強していくということは分かる。問題は,我々議員は急に合併重
     点支援地域の指定を受けるという話で県に申請をし,受理された。その時にも知事は「安
     房は一つ」という挨拶をしていた。誰も「これから枠組みを決める」ということは一言
     も言わなかった。合併についてはその20分しか聞いていない状況。
      例えぱ合併検討基礎調査については三菱総研から報告は聞いている。
      ただ,間題はこれで合併を進めていった場合, これから進んだ時にどのようなものが
     できるというものが何もない。その辺のシミユレーションがほしい。財政問題など現状
     しかわからない。 青写真が何もない。法定協議会ができれば抜けられるが,新しい枠組み
     を作り何ケ町村で合併を作り何ケ町村でしましょう いうことはできない。       安房一本でまとまろうとAパターンで話が進んでいる。Aの場合はどうなる,Bパターンの
     場合はどうなる,Cパターンの場合はどうなるという先が全くわからない。
     その辺りを調査する時間が欲しい。

白浜町長  任意協議会を作って将来構想などを研究するわけである。その中で組み合わせも出て
     くると恩われる。私としては大きい市のほうが効率的であるという考えを持っている。
      法定協議会に入る前に枠組みが決まるものと考えている。

鴨川市長  任意協議会の中で新都市構想ができるわけである。今各市町村においても5年程度の
      基本計画を策定しまちづくり計画などを持っている。そういったものを整合させていっ
      てそれなら合併を進めて行こうということになるわけである。
       任意協議会で色々協議をしていく。色々な意見を言いあって。もちろん“安房一本”
      という前提ですよ。  

館山市長  今はビジョンがない。それは任意協議会の中でそれぞれの市町村の中から共同て行っ
     ていこうということである。代表世話人である三者でピジョンを示すわけにはいかない。
     11市町村が安房というエリアでまとまっているわけであるから,皆で話し合ってい
     こうというのが任意協議会である。今日の連絡会はそういう時期に来たんだと判断し開
     催した.大いに議論をして,その中でどのような新しい市を作っていこうかということ
     をこのメンバーで話し合っていこうということである。
      どうしてもだめな場合には議会の議決で,ある程度任意でやらざるを得ないというこ
     とはあるが・・。広域も安房一本でやってきていることもあり, このような安房一本と
     いう形でスタートしたわけである。

富山議長 任意協議会を作らなければお互い理解し合えない。作らなけれぱ話も進んでいかない。

館山市長 11市町村で言い合うべきである。

富山議長 合併の枠組みから抜けることは自由にさせてくださいね。

館山市長 それでは『安房地域市町村合併連絡会』を設置するということで皆さんの御承認をい
     ただけますか。

全 員   〜拍手〜

     ②今後のスケジユールについて
       *事務局(館山市遠藤室長)より,別添資料に基づき説明。その後協議。

千倉町長  議会に持ち帰り、7月19日に臨時議会を開催し合併の話合いをする予定。
     この資料を提出した場合にまず言われそうなことは「9月までに枠組みができるのか」
     という部分。
      任意協議会の設置及び協議この中に“枠組みの検討”というものが入ってくるのでは
     ないか。逆算していくと9月までに“枠組みを決定”するんだと取られかねないと思う。

鴨川議長  資料3ページ(合併フロー)の,「任意協議会」の設置及び協議の項目の下に(6)と
     して“合併の枠組みの決定”という文言を追加することが必要である。

館山室長  合併連絡会については合併の枠組みを含め検討し,任意協議会で正式な枠組みを決め
     るということである。そのため,(5)の後ろに(6)として“合併の枠組みの決定”と
     入れさせていただきたい。

    《その他⇒伝達事項》

     ①第2回「安房地域市町村合併連絡会」の開催日時について
       *8月5日午後2時から開催する。(会場未定)
     ②第2回連格会の議事内容等について
       *事務局において,任意協議会についての内容(予算/委員/組織/事業計画等)
        について提案させていただく。
    
《閉会挨拶:中山和田町長》
          〜略〜                                                                          

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