このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
・プロローグ 7月の連休以来列車の旅に行っていない。 ここいらで何処かへふらりと出かけ、心の洗濯をしたいなぁ、と11月の頭ごろから 考えていたのだが、具体的な計画はまったくたてていなかった。 ・出発進行 朝、年内の仕事が終わって帰宅。午前中に納車があるので、それを待った後、 ガソリンを少し補充して、昼食。 | |
柘植駅にて | ・伝統の関西本線 そういえば、去年の冬に出てきたときも、大学3、4回生の冬に出てきたときも、 亀山経由なのである(色々な意味で、真人間から3歩遠ざかった) 。 別に米原経由が嫌いな訳ではないのだが、時間があれば乗りたくなるのが関西本線、 加茂〜亀山である。 この区間、 そして、昔みたいにキハ58が走っているのならばともかく、 どう転んでもキハ120しか走らない関西本線をわざわざ経由する最大にして、第2の理由が・・・・ |
一時期、一瞬だけ有名になったような気がするが、 現在は時刻表欄外からも姿を消してしまった亀山が誇る名物(元)駅弁、「志ぐれ茶漬」。 通るたびに買い求めているのだ。というか、これが目当てで亀山を通る。 この日も、19時半になろうかという時間であったが、駅前のいとう弁当店は開いており、 「志ぐれ茶漬できますか?」と聞いたら、店の人が炊飯器の中を確認した上で、大丈夫と答えてくれた。 出来たてホヤホヤの弁当に非常食のチョコレートを買って駅へ舞い戻り、 名古屋行の313系のボックスシートに荷物を下ろす。 | |
・東海道、伝統の流れ星 伝統の流れ星なら何をさしおいても、まず銀河の名を挙げることに異論は無いが、 大垣夜行だって伝統を受け継ぐ列車に他ならない。たとえ、全車座席指定で乗りづらくなってしまった としても。 大垣まで行ってしまったら「ながら」の発車に間に合わない時間になってしまった。 ある程度予想していた事態なので、穂積で降りて「ながら」を待つ。駅の外は、22日以降に 降り積もった雪が、まだかなり残っていた。 やがて、暗闇に浮かぶ前照灯が2つ。 | ↑ムーンライトながら92号 |
あれ?3つじゃないのか? 185系だったのか? と、一瞬思ったが、姿を現したのは、先頭が183系で中間車に189系が混ざった、 国鉄色の9輌?(何輌つないでいたのか、忘れてしまった)編成。先頭が183系だったので、 前照灯が2つしか見えないのに合点がいった。 指定された席は2号車、2番A席(ただし、1B・2Bに分かれて座っていた中国人留学生風カップル に頼まれて場所を変わったので、1番Bに座った)。 通路を人が行き来するたびに、デッキとの境の扉がガチャンガチャンと、 盛大に音をたてるのでかなり煩い。うっとおしいことこの上無いが、好きで選んだ国鉄型だもの。 あきらめて、受け入れるしかないのである。T村N樹風に、 マルスが3番から売り始めるという話が今でも事実ならば、売り切れ間近にGetできた 幸運なイスなのだから。 ただ、車内放送で「全車座席指定」「今日は全部売り切れ」を繰り返し放送していたにも かかわらず、岐阜や一宮あたりから乗り込んで、名古屋で降りる、二人連れ。そこのオマエラ! 乗るなら、510円払って、デッキに立っとけ。 とはいうものの、日付が変わる頃には、心地よいモーターの音に誘われて 夢路をたどっていた。豊橋も、浜松も、静岡も記憶にない。 そういえば、1Aは最後まで誰も座らなかったが、調整席だったんだろうか? | |
・ゴハン マダー? 東京駅0448着。今日は大学時代の友人、通称「さぬき人」氏と 「魔都」つくば へ電車で行く約束をしている。合流予定時間は7時半くらいに 南流山駅。それまでどうにかして時間を潰さねばならない。 そこで、限られた東京滞在時間を有効活用するために山手線で上野へ向かい、 ラーメン屋「一蘭」で九州風とんこつラーメンを食べる。今日の朝ご飯だ。 一蘭の支店は、なぜか関西には無いので、本場のとんこつラーメンを懐かしみ (じゃぁ、九州へ食べに行けよ)、東京に来る度に食べているような気がする。 食べ終わった後は駅ホームに出て、上野着の夜行列車の写真を撮る。既に着いていた 「能登」を撮って、「北陸」の到着を待つ。「あけぼの」が運休しているのは 残念ながら、よい気分転換になった。 | |
・秋葉原から とりあえずは、まだ時間があるのでコーヒーでも飲んで時間をつぶそうと思う。 この街、最近、少しメディアで取り上げられすぎて、あまりよろしくないし、 バブルが弾ける寸前のような予感もするのだが、そんなことよりも、問題は、 7時前だとマクドと牛丼屋以外に店が開いていないことだ。少々意固地になって 7時の開店と同時に一軒のコーヒー屋に飛び込んで、朝のコーヒー。15分も居ずに駅へ向かう。 今日のメインイベントは、実際の行動はさておいて、名目上は、つくばエクスプレス初乗りでの 「つくば詣」だ。半分コーヒーが残ったフタ付き紙コップを片手に、地下深く降りていく。 切符売り場で、少し考え、TX乗車記念が手元に残るように 1000円のパスネットを買う。よくよく考えれば、1000円じゃつくばで精算しなくてはいけないが、 2000円分を買っても、それだけ列車に乗るかどうか微妙なのである。 乗り込んだのは、区間快速のつくば行。何系というのか知らないが、 編成の真ん中の車両は、4扉セミクロスになっていた。 地下の駅にいくつか止まった後、北千住あたりで地上に出て一気に高架へ駆け上る。 通るたびに駅の重層ぶりに目を見張る北千住を出ると、列車は速度を上げる。 この路線、関東初の130㌔運転とかいう話を聞いたような気がするが、よく考えれば、 130㌔程度ならば新快速で十分に(十分過ぎるほどに)堪能できる速度域である。 ただ、仮にそうだとしても、130㌔で走っているのに新快速ほど飛び跳ね無いし、パンタが離線 している風にも思えない。やっぱり路盤も良いのであろう。 南流山で無事に「さぬき人」氏と合流した。 氏の上京目的(某・餃子チェーン店の店舗巡り)と昨日の戦果、今後の予定を確認して、 (体調・精神面で)お変わりの無い様子にホッとする。 |
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