このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

年忘れ 国鉄型の旅
(12月29〜31日)

・冬の不審な散歩道

精算をすませて改札を出ると、薄暗い地下空間が広がっていた。 なんのことは無い駅コンコースの壁に掲げてあった駅周辺図を眺める。 ミステリーサークルか何かみたいに、道路やら区画が対称的に整備されているらしい。 バス乗り場と〒局の場所を確認した後、地上に出て、駅前にあったバス乗り場(元々、バス乗り場 だった所の地下に駅が出来たと言った方が正解かも)に向かい、東京へ戻るバスの時刻を確認。 結構な本数が運行されている。0940の便にメガライナーが使用されるらしいので、それまでの間、 (私が)つくばへ来た第2の目的である〒局へ向かいつつ街の中を散歩する。
千里とか泉北ニュータウンの出来損ないみたいだとか、 街路があまりにも整然としすぎているとか、こんな街を造るからわけのわからん 事件が増えるんだとか、いちゃもんをつけつつ歩いていくと、 (地理学科出身者が二人して)見事に道に迷った。気のせいか、方角さえ定かでなくなってきた。
どうも曲がるべき角を一つ通り過ぎてしまったらしい。時間の方がまだたっぷりあるので、 適当に、〒局の方へ続いていそうな、住宅街のひとけの無い遊歩道へ足を踏み入れてみた。 「見知らぬ人間が二人も歩きまわってて、何かあったら不審者扱いは間違い無いなぁ」 と、懲りずに話すのは私である。

今度は無事に〒局へたどりつけた。

駅に戻り、JRバスで東京へ戻る。
そーいえば、今夜の宿をまだ決めてなかった。 明日の予定をはっきりと決めていなかったのだからしかたがない。 そろそろ決めよう。バス停でバスを待ちながら、心当たりがある某所のビジネスホテルに 電話をする。なんなく確保に成功した。と、

「アラカワオキ」

突如、なにやら話しかけながらパキスタン人(なんとなく国籍決定)が接近してきた。 どうやら、英語で話しているらしい。パキスタン語なんかで話しかけられていたら、 見事にお手上げだったろうに、10年以上も学生という職業をしていると、 「バス」という単語くらい聞き取れるようだ。 問題はアラカワオキだが、これが地名だとすると、常磐線の荒川沖だろう。この人は、 荒川沖へ行くバスを探しているのだと、勝手に判断を下す。
悲しいかな、相手にこちらの考えを伝える言葉が浮かばない。 近くのバス停までついてきてもらって、「ひあ」と言うのがやっとだった。 maybeとか口から出かかったが、「ひあ」の後、出任せに並べた単語が通じなかったようだし、 余計に相手を不安にさせるだけなので自粛した。
件のパキスタン人、おじぎをしつつアリガトウゴザイマス。
こちらもおじぎをしつつ、なにやら口の中でモゴモゴ。どういたしまして。

学術研究都市なだけのことはある。

つくばバスセンターにて
メガライナー
さあ、メガライナーだ。20分くらい前から並んでいただけあって、2階の1番前の席に並んで座れた。 「でも、羽越線とか福知山線の話を考えると、 一番前というのはマズイよなぁ」という話を交わしながらも。 あと、一番前に座ってしまったら、どんな具合にカーブを曲がっているのかが分からない。
東京へ向は、さすがに師走も30日ともなるとかなり空いており、 運転手が出発時にアナウンスした時刻よりもだいぶ早く東京八重洲北に到着した。
昼飯を食べてから次の目的地へ向かうべ、と意見が一致したので八重洲地下街を ウロウロ。普段食べ慣れていないものを食べよう、という提案に、じゃあ中華は無しと 応えたさぬき氏、あなたの普段の(外)食生活が心配です。

この後、八重洲口から都バスに乗り、湾岸地区へ向かい、先輩にご挨拶。3時前に 会場を後にしてりんかい線〜大崎〜湘南新宿ライン経由で久里浜へ向かう。
ほんと、只、向かう。久里浜から2100の快特で品川まで戻って今日は解散。 それでは、またあう日まで。

 ・さあ帰るぞ

明けて31日。一日かけて大阪へ帰る。朝、コンビニでパンと飲み物を買って、一旦、 京浜東北線北行に乗って品川へ戻るのだが、体が重い。だるい。う〜む。昨晩の ホテルの部屋、暖房があんまり効いてなかったような気がするし、これは風邪でも 引いただろうか?まずいなぁ。

品川では、7:34の伊東行(185系使用の普通列車だという)を待つ予定だったのに、 早く座りたいという体の要求と、たまたま停まっていたのが、 211系の0番台だったというだけの理由で、品川始発(7:17)の熱海行に倒れこむ。 これで、熱海まで寝て過ごすぞ・・・・。品川を出てすぐ、上りの出雲とすれ違った。
ところが、この列車、駅に止まるたびに扉が開いて、車内に冷たい空気が入ってくる。 あまり眠れないままに熱海に着いた。食欲が無く、買ったパンにも手をつけられない。

113系
豊橋行

 ・JR東海のまごころ?

熱海では、次の豊橋行までたっぷりと待ち時間があったので、早めに乗車位置に並び、 座席の確保に努める。待っている間に乗れなかった185系使用の普通列車が着き、 豊橋行を待つ列がさらに伸びる。熱海からの普通列車が大抵3両編成で 激しく混雑するのは18切符通用期間中の名物だが、さすがはJR東海。 こういう事態を見越してのことなのか、次の豊橋行は6両編成だ。
ところが、一度歯車が狂うと次々狂うのが世の定めである。まず、並んだ乗車位置に停まったのが クハ113だった(モハじゃなかった)。続いて、動き出した列車の車内放送が宣告する。

「後ろ3両は、静岡で切り離し」

6両つないでるのは、単なる運用上の都合だったのか。 こんなもんである。それにしても、しんどいなぁ

静岡に近づくにつれて、乗客はどんどん増えて行く。このまま、前寄りの3両に移動したって 座れないことは、間違いない。
しゃーない。1本落とすか。

静岡到着の直前、引上線に「浜松」の方向幕を掲げた113系が待機しているのを確認して、 到着と共にホームに降りる。豊橋行の車内は、3両に詰め込まれた乗客で一杯だ。
ふっ 1本落として乗り換えは1度増えるけど、楽に座って行ける方がどれほどマシか計り知れない。 豊橋行に固執する人たちを、息も絶え絶えに、しかし冷ややかな眼差しで見送って、 11:06の浜松行(113系)に乗り込んだ。
同じボックスに、「鉄」系のおっさん二人が座ってきて、少し窮屈な感じになってしまったのは 残念ながら、ホームの自販機で買ったアセロラドリンクが、予想以上に美味しく、少し気分が救われる。 今度はモハ112に座れたので、音も楽しめる。
まあ、楽しむ以前に眠りこけていたのだけれど。

浜松着12:17、12:30発の豊橋行は、残念ながら211系の3両編成だったが、 それも気にならないくらいに怠い。空いていて座れることだけがありがたい。 座ったら、とにかく寝るzzz・・・
豊橋で「いなり寿し」を買う元気も無く、足を引きずりながら313系の快速米原行に 乗り換えて、さらに寝る

 ・おしまい

一宮あたりで目が覚めた。少し体調が回復したような感じなので、 朝、買ったままのパンを食べる。そしてまた寝る。

次に気が付いた時は関ヶ原の雪景色の中を走っていた。

そしてまた寝る

米原で223の新快速に乗り換えても、とにかく寝る。

もうひたすら寝る。

なんだか今日は寝てばかりいた。大阪の手前で目覚めて無事に下車。


関ヶ原雪景色


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