このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

〜心の洗濯 夏休み(後編)〜
(8月14・15日)

 
 ・とさでん

ゴロゴロと非冷房の路面電車に揺られているうちに、次第に外が暗くなってきた。 途中から線路は単線に戻り、列車交換をしながら走っていく。 開け放たれた窓から吹き込む風が心地よい。 窓から入ってきたコガネムシが、向かいに座って眠っている女性のカバンに潜り込んで いくのを、こちらもうつらうつらしながら眺めているうちに、終点の伊野に着いた。
土讃線で高知へ戻るまでの時間、空腹を満たしに駅付近のラーメン屋にふらりと入る。 味自体は普通のラーメンだったが、お店の人の感じが良く、腹も心も満たされた。
真っ暗な中での初乗り区間を終え、高架工事が始まったらしい高知駅着。 ビジネスホテルに荷物を置いて、酒を飲みに街へ出る。炉端焼きの店で ジョッキ1杯にサバ刺身。あっという間に酔っ払って、宿に帰った。

 

・15日

朝起きて、テレビをつけたら、小泉首相が靖国電撃参拝だとかで騒がしいが、 旅の予定には関係ないので予定通りに朝食をとって駅へ。 土佐くろしお鉄道ごめんなはり線に乗る。

伊野にて

気動車は高架の線路を突っ走る。青い海が見えてきた。
快速なので途中の駅をどんどん通過して先へ進む。あっという間に安芸に到着。 今日も平日なので、途中下車して〒局へ行く。空が青い。暑くなってきた。 駅に併設の物産センターで、昼ご飯用に弁当を買いなはり行きに乗り込んだ。

エラそうな おっさん

 ・岩崎弥太郎先生之像 

桂浜の竜馬像、室戸岬の中岡慎太郎、そして安芸市の岩崎弥太郎、3体の像の 視線が交わる地点の海底には海援隊の秘宝が眠る・・・

安芸の市街地を歩き回っていて見かけた銅像。アホな妄想が頭をよぎった。

だがしかし、財宝を求める者は漏れなく、長宗我部氏を崇める秘密結社に命を狙われるのだ。

発酵している。

いい加減、書くのにくたびれてきたが、旅はまだまだ続く。
なはりで列車を降り、〒局へ行った後、高知東部交通のバスに乗り換えて 甲浦に向かう。世が世なら、この区間にも列車が走っていたのだろうが、 この先、工事に着手さえしていないこの区間に、列車が走ることはもうあるまい。 海は益々青く、空は果てしなく青い。心の中まで青くなってくる(このあたりは、 mixiの日記にも書いた)。バスは途中で国道を離れては集落を丹念にたどり、 車窓を〒局も過ぎていく。

 ・し国
途中でお遍路さんも乗ってきた。このバス、甲浦行きですけど、 お帰りですか?それとも逆参り?

 

・再び鉄路

甲浦ではボヤボヤする暇もなく列車に乗り換え。 風鈴を吊るした気動車だった。阿佐海岸鉄道という立派な名前ながらも 実際の営業キロはごくわずか。トンネルと高架線路を突っ走ったら、終点の海部である。 続いて乗り換えたJRの牟岐線はキハ40。 海の近くのはずなのに、ひたすら山の中をひた走る。 これはこれで、マイナスイオン?の世界でよい感じである。 ボーっとしているうちに阿南に到着。増結のために30分停車しますと車内放送が入った。

甲浦駅前にて

阿南駅にて

以前なら30分も時間があれば、駅近くの〒局へ突っ走っていくのだが、 暑さと、途中下車できない100km以内の片道切符のおかげで、外へ出ずに 駅構内の入れ替え運転を眺めてすごす。徳島から到着した列車が転線して、単行のキハ40に増結されて 4両編成になった。きょうび、あまりお目にかかれない長編成である。JR四国、やるではないか。 だいぶ車両更新が進んだものの、青い内燃機関の国、四国は健在である。

駅ビルだけ近代化され、昔のままのホームは、むしろ狭苦しくなってしまった徳島駅 に着いたら、阿波踊りの真っ最中だった。街中に踊りの鐘の音が鳴り響き、 あちこちで人が踊り狂っていた。

ということはなく、踊り狂う人こそいなかったが、駅前から街中は大賑わいである。 デパートで踊っていた阿波踊りを眺めて、夕食用の弁当を買って(こんなんばっかりかい) JRバスの営業所でネット予約の番号を告げて切符を購入。神戸行は2台続行だった。 心配していた座席は、きちんとあった。


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