このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
年が明けて1月なのに、今更昨年8月の話である。 旅行してすぐではなく、しばらく話を寝かせておくと記憶の余計な部分がそがれるという。 そうすると本当に大事な部分、印象深い部分だけが残るので、旅行記の内容が締まるというけれど、 大した旅行でもないのに下手に寝かせてしまうと、記憶が風化してほとんどなんにも残らない。 それでもまぁ、他にネタがないので書いてみる。 まずは18切符を買いに行く。 ・最初は373系で 明けて8月13日。朝4時半に起きて最寄の駅から相鉄で横浜へ。 18切符に日付を入れてもらい、5:47発の静岡行に乗る。 この列車、かつては上りの「ムーンライトながら」の折り返し運用だったのだが、ながらが不定期化 された今でも、まだ373系が使用されている。ロングシート主流の東海道本線東京口において クロスシート、それも(一応)特急用のリクライニングシートに普通運賃だけで乗れるお得な列車である。 それだけに利用者の人気が高いのか、朝早くの下り列車だというのに 通路に立ち客がいる状態だ。もっとも、18切符客のいない普段なら全員座れていそうな感じ。 | |
↑373系 清水にて | ↑静岡鉄道 |
静岡が近づくにつれて静岡方面への通勤・通学客で混み始めたが、さすがは9両編成というべきか。 通路にもまだ余裕がある状態で清水に到着。名残惜しいが静岡鉄道に乗るために列車を降りる。 新清水の駅まで少し歩いて静岡鉄道で新静岡へ移動。私鉄がJRの駅に迎合することなく 「新」清水とか独自の名前を付けていると、独立心旺盛に思えて好ましい。 走る列車が東Qのお下がりだったとしても、それは仕方がないことなのです。 ・静岡ぢごく | |
↑浜松市内の遠州鉄道高架区間 | ↑こっちに乗りたいなぁ |
浜松に着いたのは昼食時。せっかく浜松に来たのだから奮発してウナギでも、 と思ったのに、店を見つけられずに空腹を抱えて遠州鉄道に乗る。遠鉄といえば、 なんといっても充実した路線バス・・・。ごめん。今回は路線バスの出番はありませんでした。 妙に立体化が進む遠州鉄道は、2両編成と高架化された近代的な線路がどことなくミスマッチして、 その味わいが素敵だった。西鹿島で天竜浜名湖鉄道に乗り換える時間を利用して 駅近くの何の変哲もないラーメン屋(自称鹿児島ラーメン)で昼ごはん。 自称する割に、中太の縮れ麺にワカメとコーンがトッピングされたトンコツラーメンはいかがなものかと思う。 | |
西鹿島から天竜浜名湖鉄道で新所原へ。東海道本線からは一瞬しか見えない浜名湖だが、 こちらからだとじっくり眺められる。前回乗ったのが冬の夕方で、うら寂しい風景に しんみりしたものだが、夏の昼間に眺めるのもまたいいものだ。車内はちょうど座席定員くらい。 3セク鉄道でこれくらい乗っているとなんだか安心する。 西鹿島でラーメンを食べたところなのに、新所原の駅でウナギを売っているのを見て 一つ所望してしまった。国産ウナギということで、お値段の方もそれなりなので期待が持てる | ↑新所原にて |
新所原から豊川までは再び18切符集団で混雑するロングシート車。 今回は313系。 豊川で飯田線の119系を眺めた後は今度は転換クロスの313系快速に席を確保して名古屋へ向かう。 蒲郡を過ぎたあたりで、そろそろ頃合いか、と、おもむろに新所原で買ったウナギ弁当の包みを開く。 いただきまーす 車内の注目を浴びているような気がするが、そんなことはないだろう。たぶん。 |
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