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「背広の下のロックンロール 歌:中島みゆき」がエンドレス


秋ですなぁ

・11月22日

霜月第2回目、通算5日目の日帰り遍路である。 前回に引き続き今回も公共交通機関利用となった。ガソリン高いしね。 前日に駅で買った、 香川・徳島両県のJRが特急自由席を含めて二日間乗り放題というフリー切符を使う。

19番札所 立江寺まで
6:17の高松行で善通寺を出発。坂出でマリンライナーに乗り換えて高松7:05発の「うずしお」1号 に間に合わせる。特急の車中で睡眠を補い、徳島で牟岐線の普通列車阿南行を乗り継ぐのが、 一番手っ取り早い手段である。 8:51、立江駅に降り立ち、寺まで徒歩で10分弱。 せめて8時くらいに立江寺を出発できればよいのだが、宿泊しない場合は難しい相談だ。 納経をすませ、9:30出発。

20番札所 鶴林寺まで
雲ひとつない良い天気。空は青く、陽に照らされた柿の実がなんとも言えない色合い で輝く。上着を一枚脱いで歩く。
立江寺の宿坊に泊まった先頭集団からは2時間くらい遅れているにちがいない。 前後左右、他に歩くお遍路さんは見当たらない。
途中で小松島市営バスをみかけたので1枚撮っておこうと思ってデジカメを取り出したら、 電池切れの表示が出た。どこかで単3買わなあかん。

ローソンを1軒やり過ごし、 「車で5分」の看板を信じて次のコンビニを求めて歩く。 1時間ほど歩いた所に、ようやくサンクスがあった。

サンクスで昼食やら電池やら買い込み、トイレも借りて準備万端。鶴林寺への登り坂にとりかかった。 阿波の国では「1に焼山、2にお鶴(鶴林寺)、3に太龍」と言われる難所らしい。
阿波の国ではということは、この先も各県毎に難所があるということですか? それとも高知くらいになれば、慣れてしまってどうということはなくなるのだろうか。 みかん畑の間から林の中へと道は続く。苦手なタイプの階段になって・・・。

途中から階段の端の50cmくらいの所にアスファルトで段差の小さくする工事がしてあるようになった。 前回、観音寺の手前くらいで少し一緒に歩いた人が、鶴林寺の近くに住んでいて へんろ道の舗装とか整備をしているということを話していたが、これのことだろうか。 既存の階段に僅かばかり手を加えただけなのだが、非常に歩きやすくなっていた。 ありがたいことである。アタマの中ではなぜか、「背広の下のロックンロール」がエンドレスで流れている。 12時半、鶴林寺到着。

 

21番札所 太龍寺まで
昼食を詰め込み、汗が引いたころを見計らって13時出発。坂道・階段を延々と下る。 ヒザの笑いが止まらなくなったころ、那賀川の畔に出た。川を渡って林道を少しずつ登っていく。
この程度の道ならば、と油断しかけたところで急な階段が始まった。
それでも先行していた人を一人、二人と追い越し、半分意固地になって階段を登ること約30分。 呼吸も太ももも怪しくなってきたころに山門に辿りついた。

と思ったら、山門から先に登り坂の延長戦が約200m。これが効いた。 汗だくになってようやく本堂に到着15時前。

山の上で気温が低く、陽も傾き、汗がなかなか乾かない。寒気もしてくる。
お参りをする前に服を着替えて、ようやく人心地がついた。

 

内田バス停まで
次の札所の平等寺まで、峠を挟んでだいたい12キロらしい。絶対途中で陽が暮れる上に 途中の峠が地図上は点線で描かれるような道なので、暗い中で通るのは不可能と判断し、 今日は国道を迂回して途中からバスで宿泊地へ移動する。
歩道の無い国道を歩くのは少しおっかない。という訳でトンネルが現れたところで 旧道へ足を踏み入れたら、路面は落ち葉に埋もれ、木々が頭上を覆う、薄暗く物寂しい道に なってしまった。時刻は17時を過ぎたところ。暗くなってきた (T T

これはイケナイと、周囲に人気が無いのを良いことに、景気づけに1曲歌う。

「♪ じーんせい、勇気が必要だ〜 」
いきなり2番からですか。でも 少し雰囲気が明るくなった気がするので、調子に乗って次々歌う。軍歌っぽいのとか、校歌の 類が良いようだ。

「♪ バンダのサクラか 襟の色〜 ハナは吉野に嵐ふく〜」
「♪ 紫の 武蔵野、はる〜か〜」
「♪ 伏しや〜ま台 小学校〜」
「♪ 朝日〜に仰ぐ〜 金剛の峰〜 夕べに渡る〜 石川のみ〜ず〜」
「♪ 筑〜後川〜、今日も悠々〜」

しまいには歌詞も関係なくなってきた
「♪ 紫紺の フフフ〜ン フンフン、 ホー  uソ〜 タイ〜」

なんとか人里に下りてきたところで、内田バス停から徳島駅行きのバスに乗る。 徳島駅で夕食をとり、「うずしお」30号に乗車。

え、 宿泊場所?  自宅ですが何か?

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