このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
早くも梅雨か
・5月31日
朝6時過ぎに起き、どうにか家を飛び出す。駅の手前のコンビニで朝食を仕入れていると、 日焼けして「いかにも」通してうってそうな人と目が合ったので、なんとなく会釈。
善通寺駅近辺で、菅笠をもってウロウロしていると、キセルしている・・・ゲフン ゲフン
場違いな感じがして落ち着かない。キセルしていたら、こんな感じがするのだろうか。
6:35の「しまんと」1号で高知へ。そんな通算13日目31番札所 竹林寺まで
高知に近づくと天気予報どおりに雨だった。あまりに雨が強ければ、 素直に諦めるという選択肢もあったが、昼から雨は上がりそうな予報でもあるし、 断念するほどの豪雨でもなかったので合羽を着て出発する。 今回はリュックの中身の防水処置が甘い(十分にジップロックがなかった)ので、 着替えとか納経帳が濡れないか心配である。 もちろん、安物の合羽なので、本来の役目も気休めにすぎないが。
高知駅前から路面電車ではりまや橋、バスに乗り換えて、前回バスに乗った青柳橋へ。 ここから五台山への自動車道を登る。雲の中に突っ込んだみたいで、周りが煙ってきたころ、 竹林寺に到着。
32番札所 禅師峰寺まで
雨が少し弱まってきた。田園地帯を抜け、新興住宅地の側を通り、 思ったよりも平坦な道を行くと、最後の400mで山の上にある寺の本堂まで 山道が登場した。
汗だくで登る。これだから、これからの季節は嫌だ。う〜む。次回は、本当に 秋になって涼しくなるまで休むか? でもそんなことをしていたら、只でさえ怪しいのに 確実に結願まで終わらない。
33番札所 雪蹊寺まで
禅師峰寺につく頃時には、雨はほとんど止んでいたのに、出発するころになってまた振り出した。
海岸沿いの平らな県道をテクテク歩く。 12時前になってうどん屋がみつかったので、前回の反省も踏まえて早めに昼食にありついておく。
不思議な店?で、うどんのメニューを「そば」に代えると、100円ほど値段が高くなるのである。 ザルソバに半牛丼までつけたので、〆て950円。けっこうな値段になった。
12時過ぎに出発し、浦戸大橋の袂を右折して、種崎渡船場へ向かう。うまい具合に13:10の 便に乗れた。昼間は1時間間隔なので、乗り損なったら大変だ。船を降り、街中を抜けていくと雪蹊寺に到着。雨、止んだか?
34番札所 種間寺まで
雪蹊寺門前の石の道標には、種間寺まで4kmちょっとという文字が刻んであったような気がするのだが、 1時間歩いた所で種間寺まであと2.2kmの標識を見つけた。
雨が止み、少し陽が差してきた時には、暑くなる覚悟を決めたが、うまい具合に曇り空が続く。 道の脇、いたる所にアジサイの花が咲いている。一部では密集しすぎて、見ていると薄ら寒くなるが、 そんでも梅雨時によく合う良い花だ。国道56号 仁淀川大橋まで
15:50。
種間寺近辺に公共交通機関が見当たらなかったので、少しでもバスが走っていそうな土地へ向かって 前進を再開する。1時間ほどで国道へ出て仁淀川を渡る。すぐに高知県交通のバス停が見つかった。
昨今のバス路線壊滅状況を思い起こし、1時間待つくらいでバスがあれば御の字、と覚悟を 決めて時刻表を見てみれば、なんと、30分に1本くらいの割合で運行されているではないか。 行き先の「領石」というのがどこの付近なのかはっきりしないが、東へ向かうバスに乗れば どこかで知った土地にでるだろう。 待つ間も無く、やってきたバスの経由地に「はりまや橋」の文字を確認して安心して乗り込む。
途中で土讃線の朝倉駅前を通ったので、バスを降りた。次回のつなぎのため、 バスの時間を確認して、今日は帰る。
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