このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
左下のところが入り口で、お土産屋さんが併設しています。
設計
Vernon Keenan
施工 Harry C. Baker
最高部高さ 25,9m
最高時速 96,6km
コース全長 868,8m
最大傾斜角度58,6度
安全装置 2人共用大型ラップバー
定員 8人乗り3両編成24人
総工費 17万5千$
乗車時間 1分50秒
最大プラスG 3,75G
周回数 1週
乗車料金 $9(
フリーパスバンド非対応
)
乗車制限 身長137cm以上
営業期間 1927年6月26日〜
90年近い歴史を持つ世界的に有名な木製コースター。その影響は大きく、その後7機のクローン、ミラーモデルが製作され、国内にもASKA@奈良ドリームランド、ホワイトキャニオン@よみうりランド(共に営業終了)がありました。また、コースレイアウトやモデルを問わずCycloneと名のつくコースターも数多く作られ、こちらも日本ではとしまえんや八木山ベニーランドに同様の例があります。
乗ってみると、ふかふかのシートも相まって噂に聞いていたほど激しすぎるということもなくエアタイムもしっかりとある、今でも十分通用する木製コースターでした。例外的に最後尾では第4ドロップ以降では
腹部を刺すような痛み
があり注意が必要です。フリーパス非対応のせいかこの日はガラガラだったので、1度しか乗らないのであればオススメ席は最前列です。アクセスは抜群に良いので、NY観光のついでに是非乗りに行ってみて下さい。
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:先頭>最後尾
体制:ドロップの底では耐える
よく誤解されがちですが、コニーアイランド(Coney Island)とは1つの遊園地名ではなく地名、またはこの一帯のことを指し、サイクロンがある遊園地は現在はルナパーク(Luna Park 以前あった遊園地と同名ですが、2010年開園)で、以前サイクロンを保有していたアストロランドという遊園地の閉園に伴い現在の体制となりました。
現在はこのルナパークと別にデノズワンダーホイールアミューズメントパークという遊園地があり、有名な観覧車であるワンダーホイールはこちらにあります。それぞれ入園料を取らないので境が分かりづらいのですが、フリーパスバンドを購入する場合は事前に対応機種を確認しないとお目当てのものはほとんど別途料金で乗ることになってしまいがちです。
ルナパークには4時間使用できるフリーパスバンド($35)がありますが、このサイクロンをはじめ、公式HPでExtreme Thrillに分類されるライドは全て
非対応
となっているのでお気をつけ下さい。
http://lunaparknyc.com/explore/rides/
こちらをよく見て、どれに乗りたいのか、滞在時間内でどれくらい乗れるのかをよく考えてからチケットを購入しましょう。前述の通りワンダーホイール(観覧車)や、スプークアラマ(ライド型お化け屋敷)などデノズワンダーホイールアミューズメントパークにある他のアトラクションももちろんフリーパス非対応です。
そんな訳で少し値段設定には納得がいかないのですが、乗らないことには始まらないので$9で一回券を購入して乗り場へ。
アメリカのコースターとしては珍しく、プラットホームにBaggage claim(荷物置き場)があり、従業員の方が管理して下さいます。座席指定はされませんので空いているようなら是非先頭へ。8人乗り×3両という少し特殊な編成です。
乗ってみると、コースレイアウトは確かにASKA、ただし走行中の挙動はどちらかというとミラーモデルであるホワイトキャニオンに近いという感じ。乗り心地については様々な意見を聞いており、その時期のコンディションによって差があるようなのでまずは前の方に乗っていけそうなら2回目を最後尾で。という乗り方が良いような気がします。
夜はかなり遅くまでやっている事が多いです。今にして思えばナイトライドも乗っておけばよかったなーー。
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