このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 施工 ボリガー&マビラード
最高部高さ 33,843m
最高時速 78,2km
コース全長 794,326m
安全装置 U字ショルダーハーネス、それと座席をつなぐベルト
定員 4人乗り8両編成32人 最大2編成運転?
乗車時間 1分48秒
最大プラスG 4,8G
料金 一周800円
年齢制限 9歳以上
身長制限 140cm以上
オープン 1994年7月
1994年に日本初のインバーテッドコースターとしてオープンした「ディアブロ」。コースレイアウトだけはアメリカで大ヒットした人気マシン「バットマン・ザ・ライド」と同じらしく、国内では御殿場ファミリーランドにあった「ガンビット」もミラーです。
完成から14年以上も経っていますが乗り心地はかなり良く、やや短さを感じるコースですが、ピレネーなどとは違い途中にブレーキポイントが無いのできれいにまとまった良コースターだと思います。
また、ピレネー、オロチと比べてディアブロが優れているのはやはりロケーション。特にファーストは真下と前が森な状態からの落下なので足がぶつかりそうで楽しいです。
初乗車 2008年8月
乗車回数:約10回 総合評価☆☆☆
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:先頭の右端
体制:手すりを持ち、前を見る
ディアブロは園内の丘の頂上の一番奥に位置し、園内の絶叫マシンのラスボス的位置づけにあります。
待ちエリアや駅舎も黒と赤で統一されておりいい雰囲気ですが、山の中なので周囲は田園。コースターのイメージとは対照的にのどかな感じです。
オープン当初は日本初のインバーテッドということもあり人気だったのでしょうが2018年現在は基本的に待つことはありません。立地的なこともありますがハリケーンのほうが人多いくらいです。
薄暗い登り階段と倉庫のような乗り場の雰囲気は、元となったバットマンザライドに良く似ています。
車両は黒と紺と赤のゴシックダークな感じでまさに悪魔って感じです。座席まわりがとてもきれいに見えますが実際は8両編成中の何台かだけ最近新しくしたようで、部分的に塗装がはげていたのが残念です。
乗車は完全前詰めで、しかも2人グループ×2などの場合には相席にされます。スタッフによると乗客同士のトラブル防止のためらしいのですが、さすがにきつすぎるというか、逆にトラブルが起きそうです。
発車時には、スタッフから「安全バーは確実にロックされています」というアナウンスがあります。東京ドームシティや東京ジョイポリスでの傷ましい事故を受けてでしょうか。
また「All condition safety. Ready. Dispatch train!!」と英語のアナウンスがあることもあります。それと同時に発車します。
発車後すぐに巻き上げ。高さがあまり無く、速度もそこそこなのでわりとすぐ頂上に着きます。
ファーストドロップは他の国内インバーテッドと比べてディアブロが勝っている点で、↓の写真から分かるとおり間近に森があるため木が近くていい感じです。高さ的にはオロチ、ピレネーに大きく劣りますがむしろ迫力ではこちらが上といえます。
予談ですが、↓の1番目の写真に写ってるフリーフォールの色、初期のXの色と似てますね。
ファースト後はすぐに急上昇して垂直ループへ。最大Gは4,8Gとのことでそこそこ強い力が加わりかるくふらっとします。しかし頂上での開放感もなかなかのもので、プラスGから解かれた瞬間のゼロGはかなり気持ちいいです。
続けてゼロGロールへ。とても気持ちいいですがこの辺の流れはオロチ、ピレネーと同じなので特筆することはありません。
ここまでは直線状のコースでしたが、ここからはちょっとコースが複雑になります。この細かく素早いコース展開もオロチ、ピレネーと比べたディアブロの長所の一つです。
まずは2度目の垂直ループ。感覚的には1度目より少しマイルドな感じです。
ループを終えると&を描くような感じで旋回していきます。(詳細は上の微全景写真で確認してください。)
ややスピードは落ちますが問題視するほどではありません。
旋回後にはフラットスピンと呼ばれるコークスクリュー状の回転エレメントへ。それなりな距離をゆるやかに走行したので久しぶりの回転エレメントになります。
フラットスピンからの立ち上がりと共に右へ急旋回。形的にはブーメランターンみたいな感じです。
旋回後は2度目のフラットスピンへ。今回は回転方向が1度目とは逆になります。
また、全体にスムーズな乗り心地のコースターですが、旋回の終わりから2度目のフラットスピンまでの間に軽い小刻みな振動があります。
ラストは左に180度ほど旋回して終了です。上りながらの旋回なのでスピードは落ちてしまいピレネーのように最後にグッと来る感じはありません。
ここでこれほどまでに上昇しなければならないのは、おそらくこのコースター全体が斜面に設置されているためで、ファーストがやや低く感じたのはもしかしたら本当に少し低いかもしれません。
その後はブレーキで一度停車してからゆっくりとプラットフォームに戻り終了です。
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