このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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ファイアボール ハッピーバレー上海/谷木游龙 欢乐谷



レジーナ@東武動物公園にも似た、水上コースターのようなフォルムですが池の上を通る場面はありません。



ファーストドロップは60度ということでまあまあ急に感じます。

☆スペック☆
設計      グラビティーグループ(米)
施工      Martin & Vleminckx(カナダ)
最高部高さ  33m
最大落差   32m
最高時速   90km
コース全長  1164m
最大傾斜角度60度
安全装置   シートベルト P字ラップバー
定員      4人乗り6両編成 24人
総工費     万$
乗車時間   分秒
最大プラスG G
周回数     1週
乗車制限   身長cm以上
営業期間   2009年8月16日~

☆感想☆
グラビティグループ製作の中規模木製コースター。コース、車両共に比較的シンプルなものであり、大きな特徴こそないものの、各キャメルバックでのエアタイムは素晴らしく2016年現在私が経験した中ではASKA@奈良ドリームランド、ゴーストライダー@ナッツベリーファームと並んで最上位に位置するコースターです。

特にコース後半にはカワセミのS字キャメルバックのようなコースがありここが迫力満点!ブロックブレーキも無いためファーストドロップからほぼノンストップで駆け抜けます。他の乗車した方の感想を聞く限りでは季節などによって大きくコンディションの差がある(揺れがもっと激しい、ろくすっぽ浮かないなど)ようなので、私見だけで超オススメとも言い難いところがありますが、日本からのアクセスの良さを考えるとTエクスプレス@エバーランドと並んで真っ先に乗りに行くべき木製コースターだと思います。日本の木製コースターとの格の違いを是非体感して下さい。


乗車回数:1回 総合評価☆☆☆☆☆

☆BEST乗車☆
時期:夏の午後?
天候:晴天
車両:最後尾?
体制:ハンズアップ!

☆コースレイアウト☆

入園して右側にあるハッピータイムと呼ばれるエリアに位置します。ここはおそらくニューヨークのコニーアイランドをモデルとしており、大きなピエロの顔をあしらったオブジェや電飾のきらびやかなフラットライドが並び確かにアメリカの遊園地に近い雰囲気があります。ちょうどディズニーカリフォルニアアドベンチャーのパラダイスピアに近いものを想像していただければいいと思います。



コースターのロゴにも背景にはコニーアイランド、ルナパークのサイクロンの写真が使われています。



↑がキューのほぼ全景です。2階へ上ってからは割とすぐだったように感じます。





これが入り口から近いこともあってか大人気。この日は入園直後に直行して2時間待ち。そのあとも大きく空く事は無かったようです。

ちなみに中国のキューラインは、日本などと比べて柵が高めになっています。おそらく割り込み対策と思われますが、なるほど、確かに並んでみると割り込み、というより列の抜かし合いが数回見られました

絶叫遊園地のこにさんが、これは列ではなく渋滞だと考えているとおっしゃっていましたが、つまりそういうことだと思って抜かされないようにどんどん進みながら待ちましょう。



特にコレといった要素の無いキューを並びますが、途中からは一部が椅子のようになっていて座って並べます!加えて、コレが始まりだしてからは人が横並び一列になっている=はける人数は同じでもそれまでより長い距離を一気に進むので得した気分になります。



ディズニーなどでもそうですが、キューを開けずにとっておくところは後半にしておくことが多いように感じます。列が延びてきたときに開けに行くのが楽だからでしょうか。



この園に限らず、中国の遊園地では↑のように乗車規定の案内サインがとても大きく写真つきで分かりやすくなっています。そうでもしないとクレームで大変ということでしょうか…



この日は前述の通り2時間待ちの大混雑でしたが終日1編成運転だったようです。それでも約5分に24名づつ進むので決して効率が悪いわけではありませんが、同園内のダイビングコースターが30人乗り2編成で稼動している事を思うと朝のうちにクリアしてしまいたいところです。



車両はPTC製のクラシックなもの。日本で稼動しているものとは背もたれが大きく異なります。荷物は降車口側の棚に置いて乗っています。1編成運転である限りは盗難などに大きく警戒する事は無いかもしれませんが、不安であれば財布、携帯電話、パスポートぐらいは小ぶりのポーチなどで隠して持ち込む方が安心かもしれません。





高さは33mということで、決して超大型というわけではありません。というより日本でいえばホワイトキャニオンと同等かそれ以下に当たり、ホワイトサイクロン、ジュピター、レジーナよりは小規模なコースターということになります。










とにかく減速せず、小ぶりなキャメルバックを何度も繰り返しエアタイムの連続。終盤に向かうにつれて迫力を増し最終ブレーキまで興奮は途切れません。常々申し上げているとおり、日本でこれに近い感覚を味わえるコースターは2016年現在ASKA@奈良ドリームランドしかありませんでした。木製というレギュレーションに拘らなければFUJIYAMA@富士急ハイランドもやや近いですが、こればかりはとにかく体験していただくほか無いのではないかと思います。そして、日本から最も乗りやすい立地のコースターがコレです!さあ今すぐ上海行きの飛行機を取ろう!





ライドフォトはゴール直前にカメラマンさんによって撮られます。それ自体は八景島シーパラダイスのサーフコースターや、いくつかのフリュームライドで国内でも見られますね。出口がそのショップを経由して退出しますが、確か500円前後だったかと思います。ダイビングコースターで購入した限りではオリジナルのフォトフレームなども付かず裸で写真をもらうだけなので、よほど気に入った写真以外は買わなくていいのではないかと思います。








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