このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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観覧車より。直線的でシンプルなコース。

☆スペック☆
設計 施工  明昌特殊産業(現サノヤス・ライド)
最高部高さ  23m
最高時速   km
コース全長  539m
安全装置   シートベルト、2人共用 逆U字ラップバー
定員      4人乗り6両編成24人
乗車時間   2分11秒
料金      400円
周回数     1週
乗車制限   110cm以上
営業期間   1990年〜2015年8月30日

☆感想☆
なんていうか、普通のジェットコースター。名前だって「ハリケーンコースター」つっても何がハリケーンかと問われれば「あ、ほら、水平ループあるしw)くらいしか答えようのない普通のコースター。全景見りゃいかに単調なコースか判るかと思います。走行中の様子を見てものっそりのっそり。こりゃだめだと思って乗ってみた最後尾。大した助走も付けずにファーストへ。

ボンッッッ!!

は?!これがあのスピードからのファーストか?と思う間にセカンドへ「ボn(ry」
ちょっと待てこれはなかなか・・・流石明昌といったところか、簡易な安全バーにこの浮きはすごいっすよ。ちょっとカワセミにも通じるマイナス行ってそうな感じ。
じゃあ先頭は・・と思って乗ってみればセカンド最高点とサード最高点でそれぞれまた派手な跳ね上げ。こりゃすげーや。

しかしながら逆に言えばそれまで。浮きのすごいコースターなんていっぱいあるし、ファーストの引きづり込まれも翌日の八木山サイクロンに比べれば・・・・水平ループも地味に地面近いし、乗り心地もスムーズだし、実は明昌なのにブレーキ版で止めてるなんて珍しい要素もあるんだけど、所詮それまで。ローカルにしてはすごい程度かな。今郡山のとか改めて乗ったらこんな評価になっちゃうのかなぁ。すごくいいんだけどね。

そういや梅津寺のと似てるな・・・また乗りたかった後悔が(涙)

☆BEST乗車☆
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:最後尾>先頭
体制:ハンズアップで

☆コースレイアウト☆

また駅舎がどうのこうのから書き始めると明らかに時間の無駄になりそうなくらい普通。しいて言えば結構高い位置にある。

で、プラットホームへ。また100円カゴに荷物をぽんっと置いて、座席は指定されないので最後尾、埋まってたら先頭で。どっちも楽しいけどね。



さて、よい子のみんな!車両を見て気づく事をあげてみよう!
「やたら綺麗〜」おぉ、いい回答だ。レールなんかもそうだけど、rcdbの写真と比べるとサビも少ないし、最近塗り替えたようだね。

「HRってなに〜?」ん〜これはHI LANDならHLだし、HURRICANE COASTERならHCだし・・・これはおそらくHILAND RESORTじゃないかと勝手に予想。知らんけど。ってかそんなことよりさ!

「ハーネスが無いし、背もたれが低〜い」そうだよね!それですよね!そうだよ。また明昌なのにこんな開放的な車両を。。安全バーだってこれ、2人共用のがちょこんと降りてくるだけだよ。こんなんであの浮きを満喫できるんだから最高だね。

「明昌製なのに直接はさむブレーキ版にあたる部分が金属になってないで黒塗りされてる〜」・・・・キミ、今幾つ?まぁいいや(冷汗)そうだね。実はこのコースター、明昌としては珍しい車両下部にブレーキ版を持つコースターなんだ。それ以外の基本構造は梅津寺のと同じだね。



さて、また車両についてのくだりが長くなってしまったwとりあえず巻上げから。
これはまぁ、遅いにしても標準的な遅さかな。特にイライラする感じはしなかったし。





で、巻き上げが終わるとファースト・・・なのかこれ?ってくらいのささやかな小手調べ。でも最後尾だとちょっとだけ引きづり込まれて、全然期待してなかった心に「お、これは?」と思わせます。



ある程度の徐行で左に180度Uターン。ここでは助走をつけてるとかそういう感じはしないですね。あくまでFUJIYAMAのファースト後みたいな。そんな気でのんびりしていると・・





まぁ話の流れ的に、感想のとこにも書いたし、すんごい浮きなんですわ。あ、前は普通にもたつくけどね。ちょっと疲れてきたんでテンション低め↓



で、続けざまにキャメルバックを一個。ここで先頭の方は前方に吹っ飛ばされるような激しい跳ね上げがあります。そしてもちろん、後ろの方は落下で引きづり込まれる訳で。。最高ですね。
↑の写真なんか見ても、2次関数のグラフのような上に出っ張った、キュッとしたキャメルバックなのがわかります。このキュッ具合はカワセミのサードなんかでも実感できますが、綺麗な0Gでふわ〜にならず、ボンっと浮かせる形なんですよね。



で、さらに登ってサーd・・・・





っと思ったらあれれ?まさかのゆるさw先頭では充分浮くんですけど、後ろの方、この角度じゃ浮きませんよね〜残念。

でもこれによって、後ろ2回、前2回、それぞれデカイ浮きの回数がバランス取れてるとも取れる・・・かな?まぁいいや。



そのままちょっとうねって2回半の水平ループへ。これがハリケーンの名前の由来・・かな?

↑の写真の部分も結構カクっと曲がってて、いつもの明昌ならハーネスにごっつんこな部分なんでしょうが、明昌としてはすごいスムーズで不快感のない水平ループです。

さっきから俺、「明昌としては」とか「明昌なのに」とか、もはやエコヒイキだなこれwwなんかすいません。いや、俺、明昌のコースター大好きですよ。





で、どんどんバンクもスピードも増してそろそろ飽きてきたかなぁ・・って頃には左側が地面?!どうやらこれ、ちょっとした斜面に設置されてて、一区間だけすごく地面の近くを通るように作られてるんですね。これがなかなかスリリング!ゼロカントカーブみたいだし、支柱がヒュン!ヒュン!と一本ずつ通り過ぎていくのが結構いい演出になってたりします。



実速遅いし、半径もそこそこなので、さほど強いGがかかってた訳ではないですが、やっと解放されて。この時ちょっとガコンと衝撃が入り明昌であることを思い出させてくれます。



なんと最後にはホップまで!先頭だと微浮きだけど、まぁいいや。

そしてブレーキね。もうキュキュキュなんて言わせねーよ。バンバンバンだよ!(超イミフw
↓ほら!もろブレーキ版はさむ装置あるし。頑張ったね!



1990年なんで、明昌としては後期の方の作品だと思うんですけど、同じようなコースのみろくの里のヒマラヤコースターや、梅津寺パークのキャメルバックコースターと比べても(といっても、両方乗ってないけどw)システム面で進化が見られる意欲作です。綺麗で乗り心地も上々、浮きも激しいのあって、これまた隠れた名機じゃないでしょうか。








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