このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 豊永産業
施工 タップス
安全装置 安全バー
定員 4人乗り2両編成8人
料金 一周400円
身長制限 120cm以上
オープン 1979年
スカイループ、ウルトラツイスターなどを撤去したこの遊園地にとって現在唯一の絶叫マシンであるこのジェットローラー。一見するとシンプルな小型コースターですが、実はこのコースターはある意味真の絶叫マシン、スカイループやウルトラツイスターをはるかにしのぐ超絶コースターなのです☆。その理由はコース中に3回ほど設けられた不自然なバンク。それもトリックトラックのような低速からではなく落下中に突然車体が傾き遠心力がかからずに内側に落ちそうになるというもので、自分はこのバンクのことは知った上で乗りましたが初めて乗ったときはやはりびっくりしてしまいました。何度も乗って楽しいコースターではありませんがこうゆうユニークなコースターにローカル遊園地で出会えると本当に嬉しいです。この落ちそうになる感覚は機会があれば1度体験されることをお勧めします。
また、同タイプの「スーパーコースター」というコースターが山形のリナワールドにあります。
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:左側
体制:怪奇バンク時はできるだけ脱力で。
車両は小型な4人乗り車両が2両編成で、安全装置は安全バーのみと非常にシンプルな構造です。小回りを利かせるためか1両目と2両目の間に広い間隔があるのが特徴といえば特徴ですが。。。
なによりこの車両の特筆すべき点は、安全バーのロック方法。安全バーはギアなどは使わず実に単純な方法で、↓の写真で駅舎に入る辺りからレールの横にあらわれる赤でマーキングしたサイドレールのようなものに↓↓もう一個下の写真でマーキングしたサイドホイールが乗っかると安全バーのロックが解除され、サイドレールが無いところでは常にロックされるということです。
ということで安全バーの確認などは無くスムーズにスタート。巻上げまで右に180度ほど旋回しながら進みます。↓の写真の黄色い部分です。このコースターは部分的に黄色と赤を分けて配色されており、本来ここは赤にあたるべき部分ですがなぜか黄色です。
少しですが下りながらの旋回なのである程度スピードをつけて巻上げへ向かいます。
巻き上げはスピード、角度、音いづれも普通でまさかこのあと奇妙なバンク走行で落ちそうになるなどとは誰が予想するでしょうか。このまま普通にキャメルバックしそうなくらい普通な巻き上げです。
巻上げを終えると右に180度ほど旋回。あまり助走はつきません。
そして問題のファーストドロップ。最後尾でも浮きとかは一切ありませんが、そんなことはどうでもいいです。
↓の写真の段階ではもうバンクはつき始めていて「おわっあぶねっ」とか言っていることでしょう。ほんと下手したら点検用階段にぶつかりそうな勢いです。
最下地点。本来下方向に働くべきGが体の右側にかかり最もきつい瞬間です。
そのバンクのまま右に220度ほど旋回しながら上昇して速度はかなり落ちます。
かなり低速で左に220度ほど曲がります。ファースト最下点からここまで大きくSを描いているような感じです。
ファーストの衝撃からしばらくたち落ち着いてきた頃にセカンドドロップがやってきます。先ほど左側に乗っていてあんまり怖くなかった方!こっからしばらく左のターンですよ〜。
今回もファーストと同じような流れで落下して行きます。今回は左側にバンクが傾くので左側の人のほうが怖い(楽しい?)です。
今回も同じように上昇しながら旋回していきますが、ちょうど180度旋回した辺りで上りから下りへチェンジし、そのまま水平ループへと移っていきます。バンクもなかなか本格的ですが、言ってしまえばここは普通の水平ループ。特にすごいことはありません。。?
普通に考えれば水平ループなんざ回って終わり。アウトはきれいにバンクが戻るはずです。しかしそこは裏切らないのがジェットローラー。↓の写真の左下。水平ループのアウト部分に注目。コースが直線になってもバンクは残っています。つまり先ほどまで下りながらだったのが今度は上り。しかも水平ループの直後ってところがいいじゃないですか。以上。左のターンでした。
上昇が終わるとゆっくり右に曲がりブレーキ。駅舎に戻り終了となります。
このときわずかに右にバンクがついたままほぼ0kmまで減速するのがいいですね。さすがに先ほどまでほどのインパクトはありませんが最後のアクセントとしては上出来です。
ホームに戻ると車両前方から順番に自動で安全バーが上がっていきます。お疲れ様でした。(汗)
先頭での乗り撮りです。
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