このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
宮城県の化女沼レジャーランドという遊園地を、皆さんはご存知でしょうか。営業していたのは、1979年〜2001年ということで、訪問日の時点で既に閉園から17年が経過しています。TVなどでも取り上げられたのでご存知の方も多いかもしれません、ここは
遊園地の廃墟のメッカ
とでも呼ぶべき場所になっているのです。
化女沼レジャーランドの今日までの経緯については
Wikipedia
などを参照して下さい。
多くの遊園地の廃墟は、安全の観点から開放されることは極めて少なく、公道からの見学が限界ですが、
たびのレシピ
という地元の旅行会社によって解放ツアーが何度か開催されました。敷地の売却に伴い、二度と開催されないのではないかと思っていたこのツアーが、この度ついに再開されるということで、迷わず参加させていただきました。
仙台駅に集合し、高速バスで1時間弱。まずはこのゲートをくぐって入園します。
この日は、午前中は社長の後藤さんという方の解説付きで敷地を見て回る全体行動、午後は解散となり自由見学でした。
以下フォトギャラリー的に当日の写真を掲載します。
意外に厳しいルール。
郡山カルチャーパークなど、園によっては現在も使用されているチケット売り場
お土産屋さんなどには、当時のパンフレットなどを含め物が散乱しています。割れたガラスの破片などもありますので足元には十分気をつけましょう。
ホテル内には2000年頃の月間アミューズメント産業が!ダイダラザウルスが2本繋げて世界最長になった記事など、思わず見入ってしまいました。ちなみに、備品の持ち帰りは、どんなゴミのようなものでも禁止されていますのでお気をつけ下さい。
この飛行機はちょっとしたフライトシュミレーター要素があってちょっと楽しそうでした。
化女沼お姫館という建物。他にも打ちっぱなし、パターゴルフ場など見学しましたが、一部割愛。以下は遊園地エリアの写真です。
ゴーカートは1台だけフォトスポットのように置かれていました。1人乗りなのでスキッドレーシング型でしょうか。
現在も見ることができるライドは、観覧車、コーヒーカップ、メリーゴーランド、チェーンタワー、トラバンド、汽車、ストーランド(アスレチック)などです。
遠めに見て明昌特殊産業製かと思っていたらまさかの豊永産業でした。
メリーゴーランドは意外にも保存状態がいいです。
チェーンタワーは椅子が取り外されており一見なんだかわからないほどです。
トラバントは一部の座席のみラップバーが綺麗なものに取り替えられていました。これはTVなどの撮影のためでしょうか。
コーヒーカップはサビが特にひどく、今にも崩れそうでした。
ゴーカートのコースはエリアの外周を回るように走っていたようです。
バンパーボートもあったそうです。社長の話を聞く限りでは、かなり気合を入れて導入したそうです。
このような機会を与えて下さったたびのレシピ様には感謝するばかりです。また次回があるか分かりませんが、遊園地好きの方にもぜひ一度行っていただきたいと思います。
帰りは17時に集合し、再び仙台駅で解散となりました。我々遊園地マニア勢はそれだけで飽き足らず、そこから徒歩20分くらいで楽天のスタジアムに併設された
スマイルグリコパーク
https://www.rakuteneagles.jp/event/smileglicopark/
という所に、仙台ハイランドから移設された観覧車を見に行きました。(営業時間外)
最終更新日 2018年5月7日
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