このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 ヴェルナーステンゲル
施工 インタミン
最高部高さ 32m
最大落差 30,5m
最高時速 112,7km
コース全長 1356,4m
最大傾斜角度95度
安全装置 U字ショルダーハーネス
定員 4人乗り3両編成12人
乗車時間 2分30秒
周回数 1週
乗車制限 132,1cm以上
営業期間 2007年5月26日〜
インタミン製の中規模コースター。コースターの原点回帰をテーマに作られているという点が特徴で、95度のオーバーハングドロップが目を引く以外は、スペック的な見どころはありません。というか、95度のドロップも120度級が出現した今では珍しいとも言えないかもしれません。
しかし、今回の旅行で乗ったコースターの中で、このマーベリックにもMF、TTDと並ぶほどの魅力を感じ、一つのコースターの完成系であると思いました。それは自分の大好きなFUJIYAMAやカワセミの持つ、エアタイムと急な振り回しの繰り返しが息つく間も無く行われるコースにより乗客を圧倒する点。加えてこのマーベリックにはアクセントとして95度ドロップやコークスクリューが取り入れられていること、中盤の再加速によりスピードを取り戻すことが満足度を上げるのに1役買っています。
コースの満足度に関しては世界一と言っても良いでしょう。
同じインタミン製コースターでありながら同園のMFとしっかり差別化がなされているのはさすが。
以上のようにコースに関しては一切の不満を感じないマーベリック、多くの方の批判の対象になっているのがインタミンおなじみの細身のショルダーハーネス。まして横振りが売りの一つである同機にとってはこれは致命的です。ループエレメントを持ちながらリニューアルで腰ハーネスに変更するコースターも増えている近年、マーベリックもいつか?なんて期待したいと思います。
時期:夏の午後、夜
天候:晴天
車両:最後尾
体制:耳が痛いようなら、ハーネスをしっかり持つ
95度のファーストドロップは、巻き上げが異様に速いことも相まって最後尾だとかなりの吹っ飛ばされ感。日本で感覚が近いのは高飛車というよりもツイストコースターロビン@よみうりランドです。ここに関しては特にショルダーハーネスが残念な点でもあります。
この辺りのコースの流れはまさにカワセミ。
1回転のコークスクリューはコース中に2回。どちらも、言ってしまえばただのコークスクリューなのですが、通過スピードの速さと、ターン&キャメルバックの中に急に現れることから乗った感覚はアロー製のいわゆる昔ながらのコークスクリューとは全く異なったものになります。この2回があると無いではこのコースターの印象もだいぶ違っていたのでは無いかと思うほど存在感のあるコークスクリューです。
再加速後のこのターンのところで噴水が上がります。設計段階ではこのあとに水面スレスレでハートラインロールがあったそうなのですが、流石にハードすぎてか無難なターンに取り替えられてしまいました。
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