このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
キューラインより。三角形の敷地の内側には、ハロウィンイベントのお化け屋敷用の建物が建っています。
園外の道路より。見た目は超面白そうなんですが…
設計 カーティスDサマーズ
施工 ディン コーポレーション
最高部高さ 49,1m
最大落差 47,2m
最高時速 104,6km
コース全長 1654,1m
最大傾斜角度52度
安全装置 P字ラップバー、シートベルト
定員 4人乗り7両編成28人
総工費 750万$
乗車時間 3分13秒
周回数 1週
営業期間 1991年5月11日〜2016年9月16日
シダーポイントが誇る、超大型木製コースター。そして残念ながら、浮かないは痛いはで大変悪名高いコースターでもあります。
自分が乗った時は幸いにもレール張替えがなされた後だったようで乗り心地こそ悪くない、というよりむしろベストコンディションともいえる心地いい振動でしたが、コースレイアウトに関して言えば・・・うーん。
エアタイムが少ない、と言い切ってしまえば楽ですが、浮きは無くとも楽しいコースターというのはまたそれで沢山あります。このミーンストリークに関して言えば、それに加えて完全に休憩となってしまっているブレーキゾーンや、微妙に落としきれてないドロップなど、せっかく規模があるのにコースが迫力に欠けるという点もまた評価を大きく下げてしまいます。近いものとしては日本のホワイトサイクロンなんかもそうかもしれません。
周辺の雰囲気、プラットフォームの盛り上げ具合、ガラガラでも3編成でガンガン回す運営など、コース以外に関して言えばかなりいい線行っていると思うので、テキサスジャイアント@シックスフラッグス・オーバーテキサス(米)なんかのようにスチールトラックでリニューアルしたら、超大物に化けるポテンシャルを持ってると思います。
ところで、日本はナガシマスパーランドのホワイトサイクロンは1994年に開業したコースターですが、ロゴデザインがこれと酷似しているように思うのは自分だけでしょうか・・・・?
2016年秋、とうとうクローズが決まりました。散々悪く言っておきながら無くなるとなると急に寂しくなるものです。テキサスジャイアント@SFオーバーテキサスなどと同様にRMCがスチールトラックでリニューアルするという意見が多く見られますが、果たして…
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:先頭>最後尾
体制:テンション上げていこうぜ!
乗り場までは中庭に組まれたながーーーーいキューを素通りして進みます。
プラットフォームまで行ってみても、ご覧の通りガラガラ。中間車両は常に空席ですが、3両運転でガンガン出発します。スタッフのアナウンスもこの日は異常にハイテンションでした。
日本でいえばホワイトサイクロン@ナガシマスパーランドやASKA@奈良ドリームランドと同型の車両ですが、シートベルトは後から増設されたものなのか、金具が車両を貫通して外側に露出しています。同園内のブルーストリークでも同様でした。
出発すると車庫の間を抜けて右に曲がり巻き上げへ。期待が高まりますが…
↑の写真はセカンドドロップ。もうちょっと上手く落差を稼げなかったもんかなぁと思います。
横から見ると更に一目瞭然。奥にはブロックブレーキのレールも見えますが、ここも平坦に長く距離が取られています。こののっぺりとしたコース展開こそがミーンストリーク最大の欠点です。
サードドロップは比較的しっかり落とせており、ライドフォトもここにあるようです。(この日は販売していませんでした)
終盤のアップダウンは今POVを見返してもどうして浮かなかったのか分からないくらい良い感じの通過スピード。日本でいえばホワイトキャニオンに近いちょっと残念な、でも嫌いになれないコースターでした。
園内にあった模型。かなり気合を入れて導入されたことが分かります。ホワイトサイクロンにもいえることですが、作りよう次第では世界トップクラスの木製コースターにもなり得たと思うと残念でなりません。
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