このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
2004年ごろから運休し、2005年ごろに解体撤去された名機「マウントロッキーコースター」。最終乗車が2003年ごろなので詳しい事は書けませんが覚えている範囲での感想をちょっと書いて、メモリアル的な意味で手元にある画像を公開しようと思います。
まず、マウントロッキーコースターに乗車して印象に残るのはおそらくフォースドロップにあたるキャメルバック頂上でのガクッという感じな横揺れとラストのローバンク水平ループでの奇妙な横Gの2箇所ではないでしょうか。木製コースターをイメージしたスチールコースターということで水上に浮かぶ砦の美しさも注目すべき点ではありますが、いまだに記憶に残っているのはこの2つのポイントです。
まずは前者について。オフィシャル掲示板でも一度話題になりましたが、キャメルバックの頂上で軌道修正のためか右にガクっと急激に曲がっているのでそこを通過する際には毎回必ず妙な横揺れが発生します。これが意図的なものか設計ミスかは分かりませんが、とても不気味で印象に残ります。
続いて後者について。コース終盤、ブレーキ直前にある左1回転半ほどの下り水平ループ。これが異常なほどにバンクが少なく(ほぼ無)右方向に強い横Gがかかります。安全装置は2人共用の細い安全バー1本なので座席の左寄りに座っていると一気に右に体がスライドして楽しかったのを記憶しています。やや乱暴なため評価が分かれる点ですが個人的にはこういう荒っぽさも大好きでした。
最終乗車の2003年ごろといえばまだ当時は9歳で、浮きとか意識しないで乗ってたんでよく覚えていませんが乗り撮りビデオ見る限りセカンドとフィススのキャメルバックではかなり浮きそうです。中盤の急激な減速を除けばコースバランスも十分取れていたと思います。
まとめると、割と新しいコースターでありながら(といってももう20年前か。。)どこか懐かしさを感じるコースレイアウト、不安定な動きが楽しい↑の2箇所、開放的なライド、美しい外観とかなりの良作だったような感じがします。
現在は跡地にカワセミがオープンし、人気となっているのでマウントロッキーは完全に過去の存在となってしまいましたが、たまにはこいつのことも思い出してみてください。それでは下手な写真ではありますがフォトギャラリーをどうぞ。
運休中の駅舎
車両。カワセミと同じ配色なのが気になります。
巻き上げ&ファーストドロップ
セカンド後の上昇とターン
木々の間から巻き上げ&ファースト側の砦
浮き橋から全景
観覧車からファースト側
同セカンド、サード側。中央手前の低いキャメルバックがセカンドで、奥の高いキャメルバックがフォースというのは驚きです。レジーナのサードとフォースの関係みたいですね。
てんとう虫と共に
撤去済みのフライングキャメロットと共に
遊園地入り口右側の畑より巻き上げ、ファースト側
同ズームアウト
全盛期の駅看板
営業終了後の駅看板
遊園地入り口の看板
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