４月２５日。１年と２ヶ月ほどの期間を経て晴れて（この日は雨だったけど）リニューアルオープンすることとなったジオポリス。オープン日に速攻見てきました。


さて、とりあえず一般客１番は取っておきたかったので朝５時に起床し、出発。御茶ノ水までしか行かない総武線の車内には早速リニューアルオープンの広告があり期待は高まります。そこそこ数があったので宣伝活動は比較的活発なようです。それだけ力を入れたと信じたいところですが・・？



でもちょっと分かりずらいかな〜？↑の広告。肝心のアトラクション説明が小さすぎて見えないｗｗ


そして水道橋で下車。東側の出口から出て、リニアゲイルの真横を歩いているとかなりの人が同じ方向へ歩いています。これはもしやすでに超行列？６時じゃ甘かったか？



で、行ってみると客が並んでいたのはフリーパス購入側の列のみで、事前に１回券を入手していた僕は誰もいない入場者列に並びました。事前に買ってない人はフリパを入手してから入場者列に並ぶことになるのでフリパ側に僕より前から並んでいた方々は結果的に後から来たチケット持参者より後になるみたいでした。僕的には持ってきてて良かった〜。ですが、フリパ側の方々には気の毒な話ですね。


そして時は流れ８時ごろになるとさすがに人が集まり始め、オープニングセレモニーの準備が始まりました。それでも並んでいるのは１０人足らず。逆に言えば８時ごろ来てもアトラクションの初回運転には乗れるわけです・・
　　　　　　　　　　　　寒い中一人で並んでいた俺の２時間は何だったんだ！？　



そして長い待ち時間を耐え抜き９時３０分。いよいよオープニングセレモニーとなります。ライラの冒険のときにも登場した白い人たちによる演奏の後、社長の挨拶、アトラクションごとのキャラクターの着ぐるみの登場、テープカットと続き、この頃にはかなりの人が集まっていて、テレビのカメラも来ていました。２７日ぐらいのニュースにちょっと写ってるかもね。気になったのは社長の挨拶のなかでの「世界で初めてのアトラクション〜」みたいな話がありましたが、ちょっと聞き苦しいですねぇ。マジクエストとか国内初ですらないし。



２００９年１月↑今日↓です。全体の雰囲気は変わってないですね。



また、この左側の以前きらりんレボリューションショップがあったところにはルパン三世グッズショップ「LUPIN STATION TOKYO」が新設されました。中にはまだ入っていないので詳細は分かりませんがルパン三世グッズを中心としたグッズと、ちょっとしたゲーセンがあるようです。



では、中に入ってみます。内部は赤くペイントされ、とても明るい感じになっていますが、基本構造は同じで右側にはベースボールカフェとツインズ（だっけ？）への直通の入り口があり、左側にはパラシュートランドへのエスカレーターがあります。正面左側には新シアター「Ｇロッソ」への入り口があり、正面右側のエスカレーターに乗って地下へと降りていくとアトラクションエリアとなります。







また、初日から６月３０日までの間は「東京ドームシティ市長」こと「つるの剛士」氏の銅像が建っています。

それではアトラクション説明に移ります。最も内部写真がない上、ネタバレ防止もあるのでほとんど個人論になってしまいますが。。


トーキョーパニッククルーズ

多分ほとんどの人が今回一番期待していると思われるアトラクション。なぜならばこれはユニバーサルスタジオジャパンの「アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」と同じシステムを採用しているアトラクションであり、スパイダーマンはそのクオリティの高さからゴールデンチケット賞（だっけ？）で世界一のアトラクションにも選ばれたこともある神アトラクションだからです。では果たしてこれはスパイダーマンに及ばずともどこまで健闘してくれるのか・・・？

写真が無いので解説しずらいですが、車両は４人×２列の８人乗りで扉のデザインが違う、安全バーが１人１人である以外は基本的に同じです。

走行中の様子は基本的にスパイダーマンと同じ。建造物の間を車体ごと揺れながら低速走行し、随所にあるスクリーンの前では３Ｄモーションライドのような動きをします。ここでの映像はサンライズ作製とのことで質は高いのかな？水や風の演出も何箇所かありますがスパイダーマンにみられる様な火の演出や周囲の壁の下へのスライドで上昇しているように感じる演出などはありませんでした。まぁ仕方ないといえば仕方ないですがね。

さて、ではこのアトラクション。総合的にはどんなもんか。と問われれば個人的にはいまいちといったところです。スパイダーマンと比較して見劣りしてしまうのは仕方がないとして、単体アトラクションとしての短所をいくつか挙げると
・BGM変更時のノイズや音飛び
・状況を把握しづらく、セリフも聞こえづらいためよく分からないまま終わってしまう
・３Ｄ映像＋現実があまり生かされていない
・車体横回転時に前のシーンが見えてしまう
などなど。いづれもそこまで気にならない程度ですが、終わってみるとやはり不満が残ります。BGMトラブルなんか正式オープンまでに直せよ。

やはりスパイダーマンという同型の神アトラクションがある以上こういった評価になってしまいがちですが、初回なら普通に楽しめるかと。スパイダーマンに未乗車なら１回は乗っておくことをお勧めします。というかスパイダーマン乗ってない人にはもっと高評価なんだろうか。まぁ都内ならとりあえず乗ってみて損はないと思いますよ。







これは入るまで、個人的には期待どころか、不安だらけでした。なぜなら東京ドームシティでは以前ライラの冒険というタイアップありのウォークスルーで失敗しているし、開発はところどころセンスの無さが目立つあの「ドリームスタジオ」だからです。内容はルパンのアジトへ侵入し奪われたお宝を取り戻してくるといった感じで、ドリームスタジオの定番となりつつある三角形を組み合わせたような「マジックミラーメイズ」を抜けて六角形を組み合わせたような蜂の巣状の「ハニカムメイズ」内でお宝を探し、本物と同じお宝を判断して携帯端末「Ａ‐スキャン」で回収するのが目的となります。

メインとなるのはハニカムメイズ内での本物の判断ですが、その本物と偽者との差はわずか数ミリの模様のずれやごく一部の違いなのでとても高難易度。しかもその本物は開始直後に１５秒間見られるだけで、かなりの記憶力が問われます。正直ほとんど勘ですｗｗ判断の的中率によってスコア化され、良記録ならば入り口に掲示されます。初回プレイ時の僕のスコアは２００点ぐらいで、的中率は３個中１個。難しすぎ。

富士急ハイランドのガンダムクライシスや武田信玄埋蔵金伝説などに似たシステムですが、完全に運に頼るのではなくて一応プレイヤースキルが必要なのでリピートしたくもなりますが、ちょっと難易度高過ぎかもですね〜。入り口で難易度設定できるとかしてもらえればファミリー層にも人気出るかもしれませんが並大抵の記憶力ではクリアは不可能だと思いますよ。フリパで行く機会があったら完全攻略できるかもしれませんが。。

また、アトラクションとしてみても、ドリームスタジオとしてはきちんとしたオチがあり、内装もしっかりしているため良作ですが、もう少し館内の演出があってもよかったかも。ハニカムメイズ内は基本的にずっと同じ内装なんでちょっと飽きるかも。あとはA‐スキャン上にときどき各キャラクターからメッセージが届いたりするのですが、それが写っている最中はお宝の回収ができないのでゲーム性としてはよくないかと。

長くなってしまいましたが、総合的には十分楽しいアトラクションです。是非入ってみてください。







アメリカ生まれのRPG実体験アトラクション。国内ではラグナシアに次いで２ヶ所目となります。
今回は未体験ですがなかなかクオリティは高いようですので今後金と時間に余裕が出来次第体験してみようと思います。
すでに散々言われている料金設定は今後見直しが必要ですね。１３００円でワンド購入して１プレイ１０００円じゃあ極めるつもりがないユーザーにはあまりに不親切な気がします。ワンド貸し出しで３０分だけ１回のみとかでフリパでもできるようにしないとちょっと定着しないんじゃ。。



受付、ショップの様子。



館内にはちょっとしたゲームセンターもあり、なかなか良い感じの機種がそろっていました。が！
エアホッケー１回３００円ってどういうこった！？
ここに限らず遊園地のゲーセンって割高ですよね。懐かしい機種残ってて楽しいときもありますが。



そして今回のリニューアルオープンに伴いライドフリーはワンデーパスポートへ名前を変え、価格は大人４０００円、子供３０００円へと戻りました。ややマジクエスト、Ｇロッソ、仮設お化け屋敷には使えないことを考えるとやや割高感が残りますね。



全体の感想としてはもう少し頑張って欲しかったというのが残ります。悪くは無いんですが、ちょっと期待しすぎたためか残念な感じです。これだったら旧ジオポリスのままハイパーイリュージョンとゾンビパラダイスの場所をトウキョウパニッククルーズに、びっきりハウスの場所をルパンにリニューアルしてスカイシアターにそのまま屋根付けたほうが良かったのかな？なんてド素人心には思います。今後のマイナーアップデートとパラシュートランドリニューアルに期待します。