このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
さぁ、大変マニアックなイベントをやってるという事で評価上々な花やしきの
「
ローラーコースターお茶の間写真館
」
に行って来ました!
↑の公式HPを見てもらえれば大体分かると思うんですが、簡単に概要を書いておくと、ローラーコースターコース途中に設けられた民家(を模した装飾)の中に入って、隅々まで観察したり自由に写真を撮ったりしていいと。そしてなんと、この時にいただける缶バッチを所持していれば
9月4日までローラーコースターに乗り放題になる
という、もうそれだけでもお腹いっぱいなくらいの特典が付いてきます。で、それで400円と。乗れないのはちょっと寂しいかもしれないけど、楽しめる人には最高のイベントじゃないか。
あ、しかも後から知ったんだけどHPにあった「ぬりえ」をやって持ってけば入園無料になったらしいw
それも7月15まで使えるみたいだから、ローラーコースター乗りも兼ねて近々塗り絵やって行くかw
今回はおなじみの入園+アトラクション3回券で入りました。スペースショットも一回乗ってきたんですがやっぱり気持ちいいね。
で、そのスペースショットのお隣に、イベントの受付はあります。
行った事ある方前提の説明をしちゃうと、スペースショット乗り場からヘリコプター、スカイシップ乗り場へ行く途中の所。スペースショットの模型があるところって言えば伝わり易いかな。
この日は平日で雨だったのもあってかあまり人気が無かったのは仕方ないともとれますが、休日とかだとどれくらいの人が居るんだろう?でも、多分予約とか待ち時間とかは発生しないと思う。
ここで受付をして、現金400円を支払い、スタッフの方と一緒にこのちょっと右側、スペースショットのちょうど真ん前辺りにえ?こんなとこに入り口あったの?みたいな入り口があるのでそこから中へと入っていくことになります。
↑こんなところに以前から入り口ありましたっけ?まぁここからお邪魔させていただく形になります。奥に車両が見えるのについては後述しますが、以前使われていた「千両箱」のコースターです。
ちなみにこの階段の辺りから振り返ればコース終盤の様子もまじまじと観察できます。
物干し竿にTシャツが下がっていますが、今回のイベント記念にメッセージを記入できるTシャツがあって、終了後あそこに加えられるということです。自分もちょこっと書かせていただきました。
そういえば、2003年の50周年イベントのときはあの物干し竿に黄色いハンカチかなんかが下がってて、それを確認して当てるクイズみたいなのがあったなぁ。冷静に考えるとあれ、干しっぱなしだとしたら雨ざらしだし、定期的には取り替えてるのかもしれませんね。
では、満を持してお茶の間へ。
キター!乗車中から何度も見てきた光景をこうして間近で観察できるとは!あ、お邪魔するときはきちんと靴を脱いで上がりましょうね←
おじさんについてのプロフィールをスタッフの方に伺ったのですが、細かい事は忘れちゃった・・確か名前は「コースター親父さん」とか言ったはずで、これらのセットは設置された1994年から一切変更が無いとのこと。
よく見ると親父さん、びっくりして飛び跳ねているということで微妙に床から浮いているんですね。まぁ、乗ってると気づきませんよねw
ついでに言うと、ここに置いてあるTV、こちらでは以前、サッカー中継が放送されているように設定されていたと思ったのですが、今回は消えてましたね。それも50周年イベント用だったのかな。
親父さんと一緒に写真を撮る事も出来て、持参したカメラなタダで撮ってもらえて、向こうに撮ってもらっても200円と普通のライドフォトより遥かにお安いです。
それから、さっきから後ろにちょこちょこ写ってますが、懐かしの千両箱車両。
ロケットコースター車両を導入してからほとんど使用されていなかったこちらの車両。稼動期間はちょうど現在の花やしき劇場の場所にあった「瞬間移動装置TP-1」がお台場アクアージュから持ってきたダッゼムカー「大将」に変わった頃からなので2004年〜2008年の4年間といった所でしょうか。トーゴ最後のコースターはTDSの「フランダーのフライングフィッシュコースター」であると言われていますが、車両だけに関して言えばこれが最後の一両であるかもしれませんね。
さて、これがなぜ今あるかというと、数年前まではオーバーホール期間に運休せざるを得ない事を防ぐ為に6月のこの時期だけ先代の車両が走っていたらしく、千両箱現役時は白い車両が走っていたようです。
しかしそうした営業形態も行われなくなり、代わりにという事で行われたのが今回のイベントのようです。この車両はまぁ記念に、ということで前2両だけワイヤーで固定されて展示されていたのですが、使用される事はもうほとんどないそうで事実上これの見納めとも取れますね。
写真では足場があって乗れそうに見えますが、安全のため乗車は出来ないとのこと。まぁ、そんなことを言ったらこんなコースの真横のスペースに何の安全装置も付けずに入れてもらえるだけで凄い事なので仕方ないでしょう。
で、こんな所までは入れてるんだから、奥さんの方も確認したくなりますよねw
小さいときに乗ったときはここのドロップで感じる浮遊感がすさまじくてびっくりしたものですが、冷静に見ると建物の2階分くらい=3m程度のドロップなんですねw
しかしコースの最後の最後にこれだけの演出をして興奮度を高めてホップからホームでキュッと止める術というか、ここらに関しては特に53年の設置当時と変わらないコースだってんだからすごいよな。
民家部分に比べてこの部分は演出が簡易ですが、乗ってると思うのはここが覆われてるだけで歓声や走行音が反響して聞こえて盛り上がりを感じさせてるとも取れます(考えすぎか?)
まぁ今回はあくまで「お茶の間」にお邪魔する企画なので、見れるのは大体こんなもん。欲を言えば銭湯の方とかも見たかったところですが、充分楽しかったです。自分のときは同行してくださったスタッフの方がなかなかコースター好きな方だったので特に楽しく過ごせました。
もう期間も残りわずかですが、是非体験していただきたいイベントですね。東武動物公園の車庫見学イベントもですが、こういうちょっとマニアックな企画は自分らとしてはもっと積極的にやって欲しいな。
以上、企画としては星5つの非常に楽しいイベントでした!かーらーのー?
「だぁれもこの扉の中には入れんのじゃぁ〜。」でおなじみだったミラクルストーンのおばちゃんも気づけばローラーコースターの入り口付近に出没。こうして見るとお腹の穴が(笑)ですが、こういうのを見ると本当にアトラクションへの愛がある遊園地だなと実感しますね。他の造形物たちも再び使用される事を祈ります。
ちなみに裏の駐車場も一応確認してみると
なんぞこれなんか楽しそうなもんあると思ったら、劇団唐ゼミとの事で仮設の劇場でしょうか。詳しい事は全く分かりませんがすごい雰囲気でててちょっと興味引かれました。このときは準備奮闘中だったようでしたが、次行った時まだあったら見ちゃうかもw
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