このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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☆スペック☆
設計 施工  ボリガー&マビラード
最高部高さ  45m
最高時速   90km
コース全長  1000m
安全装置   U字ショルダーハーネス
定員      4人乗り8両編成 32人 最大2編成運転
乗車時間   2分20秒
周回数     1週
乗車制限   身長145cm〜200cm
営業期間   2007年5月5日〜

☆感想☆
B&M製インバーテッドコースター。規模としては国内で言えばOROCHI(エキスポランド、閉園)と同等か少し上、ピレネー(パルケエスパーニャ)より少し下ということになります。

さて、日本人にとってライバル機といえるピレネーと比べて思うのは、乗り心地が圧倒的にスムーズということ、そして中盤にブロックブレーキが無いということが、長所として挙げられます。

特に顕著にスムーズさを感じるのは、折り返しのコブラロール。これについてはピレネーの乱暴な動きと比べて圧勝!その後の復路のコークスクリュー→曲がりキャメルバック→コークスクリューの所も、気持ちよすぎて乗りながらゲラゲラ笑ってしまいました。OROCHIに通じるコースレイアウトですが、ここでブロックブレーキが無い事が効いていて、退屈にもなりかねない後半のシンプルなコースがシームレスに進行していくのがとても気持ちよく感じました。

総合力では僅かながら規模の差と、終盤のエアタイム、全体の荒っぽさ(これは好みの問題ですが)で、ピレネーの方が上と考えていますが、こちらの方が好きという方も大いにいらっしゃると思います。世界レベルで十分に通用する素晴らしいインバーテッドコースターでした。


初乗車:2019年1月28日
乗車回数:4回 総合評価☆☆☆☆

☆BEST乗車☆
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:最後尾>先頭?
体制:リラックス

☆コースレイアウト☆

X-ZONEというスリルライドエリアに属します。



同園内のドラケンに負けず劣らず、素晴らしいエントランスの造形。この時点でびっくりですが、キューラインの凝り具合には更に驚かされます。



屋外待ちエリアはちょっとした庭園のようになっています。



しばらく庭園を歩いて進むと、遺跡風の駅舎が現れます。ここからが凄い!



屋内キューは完全にウォークスルーアトラクション。凄い凄い!暗すぎて、ずっと並んでたら目悪くしそう…



ちょっとした橋?みたいになってるところもあります。



最後に階段を登って、乗り場へと至ります。



ライドは一般的な8両編成。初期FUJIYAMAよろしく、ファイアーパターンの塗装がCool!

スタートすると左に180度曲がって巻き上げへ。




ファーストドロップは、OROCHi寄りのストレートドロップを期待していましたが、普通の曲がりながらの落下と大差ないように感じました。ナッツベリーファームのシルバーバレットが近いかな。







やっぱりインバーテッドの垂直ループは最高!何回乗っても空に放り出される感覚がたまりません!





続いてゼロGロールへ。この流れはもはや定番ですが、ここも動きがスムーズすぎて感動しました。





その後はコブラロールへ。ここまでOROCHIと同じ流れですが、乗り心地は変わらず超スムーズです。







OROCHIであればこの後は8字ターン→ブロックブレーキとなるところですが、これはなかなか形容しづらい動き、水平ループというか、なんだこれは。こんな動きも最高にスムーズで気持ちいいです。



この後の帰り方もOROCHiに近く、コークスクリュー→曲がりキャメルバック→コークスクリュー→水平ループと進みますが、中間ブレーキが無いからか、各繋ぎがスムーズだからか、スピード感があり退屈しません。



同園内のドラケン同様、世界で通用する素晴らしいB&Mコースターであることには変わりありません。また、ドラケンはブッシュガーデンウィリアムズバーグのグリフォン https://rcdb.com/3631.htm と同型機であることを考えると、世界唯一のコースターであるこちらの方が、わざわざ乗りに行くべきコースターであるともいえます。ソウルからも大いに日帰り圏です!さあ行こう!(もちろん釜山からでも)










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