このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 施工 明昌特殊産業(現サノヤス・ライド)
最高部高さ 33m
最大落差 28,9m
最高時速 80km
コース全長 1207m
最大傾斜角度20,1度
安全装置 U字ショルダーハーネス及び座席と繋ぐベルト
定員 4人乗り6両編成24人→5両編成20人(2013)
乗車時間 2分54秒
最大プラスG 3,94G
料金 700円
身長制限 110cm以上
オープン 1983年月
すっごく気持ちよくて、すっごく楽しいのに、それなのに、、痛いんだよ。妙なカーブが。。
ファースト、セカンドあたりの爽快感はかなりのもので高原の風を存分に感じることができます。ここではハーネスなんて気になりません。角度は20度とやっぱり明昌ですが序盤のスタートはなかなかいいんです。が、
それ以降はなんだか裏切られたかのような不快な横Gが連発。これがGAOなら「おっ、おー。横Gきついなー」ぐらいで済むんですがこちらはハーネスつき。ハーネスを本気で破壊したくなります。正直痛いです。
それ以降もずっとそう。なかなか気持ちいドロップで速度を上げても急な旋回で裏切られる。。個人的にはガッカリです。というかせっかく爽快なのにもったいなすぎだぁ。
またそこコースレイアウトの組み方もわざと急旋回を多くしてるかのように狭いところをぐねぐねしている気がします。せっかく広大な敷地があるんだからそれこそGAOのようにひろびろ〜と走れなかったのでしょうか?いろいろな意味でMOTTAINAIコースターですね。もちろん嫌いじゃないんですが、もうちょっと頑張って欲しかったです。
2013年追記
大変耳が痛いという印象があったこのキャメルコースターですが、今回は1か所を除いては前後共に大変乗りやすくなっていて感動しました。
目につく変化としては、ハーネスの耳の辺りにクッションが足されていたということが1つと、編成が6両から5両に減ったということがあります。同様の例としてカッパピアのジェットコースターが末期には中間車両を廃し2両編成で営業していたり、仙台ハイランドのループザループが同様に6→5両にしたことがあります。
同園でも、ビッグバーンコースターが5両で運転している写真が古いるるぶなんかに載っていることがあるので、案外ちょいちょいやってることなのかもしれませんね。それにより、車重が減り、速度も遅くなったのではないかとも考えられます。
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:先頭
体制:横Gポイントではハーネスを持つ
乗り場はコースタープラザの左の方。スピンターン、ビッグバーン、サンダーと連続ではしごしちゃいましょう。
駅舎はそれなりに大きいです。車両リニューアル時に名称に「悟空」と付き、所々にロゴが足されていますが上の「キャメル バック コースター」のロゴは今も昔も変わりません。
同園内ではバットフライヤーを除けば何だかんだで一番人気のコースターであると言えるので、階段の下くらいまでは並ぶこともあるかもしれません。
そんな訳でリニューアルされた新車両なのですが、城島高原のLSコースター同様、乗った感じで良くなったかと問われると際どい、というか、もうこれは完全に見た目の変化だと思っていいでしょうね。
同時期に車両リニューアルを行ったものとしてヒルゼン高原センターのヒルゼンコースターがあります。
http://rcdb.com/ja/1705.htm?p=29685
先頭にはなけなしの悟空のイラストがありますが、やっぱり何をもってして悟空としたのかはよくわかりません。
6両編成時代は緑&赤の車両と青&黄の車両が交互に連結されていましたが、今回の変更に伴い後ろ2両の色がダブってしまっています。
ハーネスの耳の部分に赤いクッションが足されたのも大きな変化です。那須ハイランドパークはこういうマイナーアップデートを欠かさず、メンテナンスや塗り替えもしっかりしているためか、乗りに行くたびに乗り心地が良くなる気がします。大変嬉しいことです。
発車時のアナウンスでは「乗車時間は約3分間です。」と、その長さが売りであることをアピールしていました。右にちょっと曲がって巻き上げへと入っていく図はLSコースターに大変似ています。
高さは約30mとのことで、ビッグバーンコースターよりも低いくらいですが、こうして見ると大変高度感のある巻き上げです。ひらかたパークのレッドファルコンにも通じる雰囲気があるでしょうか。
目の前のスペースショットを筆頭に、園内の風景が大変よく見えて飽きない巻き上げです。
↑の写真なんかでは、ファーストドロップが巻き上げより浅いことがお分かりいただけるかと思います。恐竜コースターGAOにも似た風景です。
頂上につくと右に180度Uターンしてファーストドロップへ向かいますが、意図的に助走を付けさせるビッグバーンコースターのそれと比べるとかなり穏やかなスタートです。
傾斜角度にして20度、落差も20mも無いであろうファーストドロップですが、逆にこの傾斜の浅さが、ぐいぐい速度が伸びてくる感覚を演出しており、先頭に乗ると風が大変気持ちいいです。
セカンドドロップに至る、キャメルコースター唯一のしっかりしたキャメルバックは、先頭に乗れば微浮きがある程度でしょうか。ファーストよりわずかに傾斜が急なセカンドドロップを下り、いよいよローバンクターンの続くメインエリアへと入っていきます。
この落下でコース中最下点に至り、おそらく最高時速80kmをマークします。このコース後半に大きな落下を持ってくる演出は、バンデットにも通じるものを感じます。しかし、直後にやってくる右ターンではコース中最大の横Gがあり、耳をハーネスにぶつけてしまいます。
木の間をかすめていくような演出もスリリングでいい感じです。
なんだかんだで1200m、中だるみと言えるほどの減速も無くしっかり走り切ってきました。最初の落下で落としきらない設計はサーフコースターにも通じるものですが、これは本当に終始同じテンションなのである意味ずっとピークを保ち続けるなかなか上手い設計かもしれません。
先頭及び後方での乗り撮りです。
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