このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 ヴェルナーシュテンゲル
施工 B&M
最高部高さ 41,8m
最大落差 36,3m
最高時速 91,7km
コース全長 1155,2m
最大傾斜角度45度
安全装置 U字ショルダーハーネス
定員 4人乗り8両編成32人
総工費 1150万$
乗車時間 2分16秒
周回数 1週
営業期間 1994年5月7日〜
B&M製の大型インバーテッドコースターであり、以前日本のエキスポランドにあった「OROCHI」と同じコースレイアウトということでも有名なコースター。開業は94年春と、日本の姫路セントラルパークにディアブロが開業するよりも少し早いです。
OROCHIにはかなり昔(8年前)に乗ったきりなので記憶としては曖昧ではありますが、乗ってみると確かにこれはOROCHIだな。というのが第一印象です。後ろの方に乗ればファーストドロップが良い感じなのも、コブラロールからの8の字ターンが退屈なのも、まさしくそのまま。Mantisのように気になる振動もほぼ無く、B&Mインバーテッドの魅力をたっぷり味わえます。
ただ、OROCHI経験者の方であれば、天下のCeder Pointでわざわざ乗るコースターで無いのもまた事実。特に、例えば志摩スペイン村のピレネーと比べると中盤に中だるみがある点や終盤が旋回を繰り返すだけで退屈である点などで確実に劣っています。
ところで、同園としては入園口のすぐ近くにあることもあり終日それなりに賑わっていましたが、3台運転でガンガン進むので待ち時間としては10分もありませんでした。このコースターでもライドフォトを販売しており、終盤のターン2か所で右側2席と左側2席、それぞれが撮影されたものを合成して1枚にするというもの。東京ドームシティのサンダードルフィンでは世界初の2枚合成ライドフォトと謳っていますが、こっちが2003年以降にリニューアルしたのかな?
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:先頭>最後尾、右端>左端
体制:リラックス
メイン入園口から一番近くに入り口があるコースター。コースも園のど真ん中に設置されており存在感は抜群です。
インバーテッドとしては珍しいフラットドロップ寄りのFDはこのコースターの特徴の一つ。先頭はもちろんですが最後尾も乗ってみてもらいたいです。
OROCHIに乗ったときと同様に、気持ち良いけど後半は退屈かなぁという印象が残りました。特にこの最後の水平ループとターンは、蛇足と言うしかないですね。
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