このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

AIR TIME
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園外より①。田園風景の中に巨体が横たわっています。


園外より②。右側の山は水平ループ部分。


旧大観覧車より。贅沢に横長のコースが取られています。


新大観覧車「エマさんのチーズ風車」より。送電線が設計の際に弊害となったことが良く分かります。

 ☆スペック☆
設計      スタンドカンパニー
施工      インタミンジャパン
最高部高さ  36,7m
最大落差   33m
最高時速   90,2km
コース全長  1334m
最大傾斜角度50度
安全装置   シートベルト、T字ラップバー
定員      4人乗り7両編成28人 最大3編成運転?
総工費     27億円
乗車時間   2分10秒
最大プラスG 2,78G
料金      一周1000円
身長制限   120cm以上
オープン    2000年3月18日

☆感想☆
まず、このコースターは乗った時のコンディションによって全く別の顔を見せます。2003年に初めて乗ったときはスムーズ過ぎてなんだか木製っぽくなかったという印象。しかし、2007年に乗ったときには以前と比べて一気に振動が増しちょっと痛すぎな感じ。絶えられないほどではありませんがその代償になるほどの浮きもなく結果的にいまいちな印象。しかし先日、2009年1月に乗った際には振動は適度で浮きもそこそこ。以前に比べてかなり好印象になりました。しかし2009年1月から2月の長期運休で走路の張替えなどが行われるようでその後の乗り心地は分かりませんが、ホワイトサイクロンの事例から推測するとまたかなりスムーズになってしまっているはずです。

また同じレジーナまで育つにはかなりの月日が必要になってくると思いますが、またベストコンディションのレジーナに乗れる日を待ち望んでいます。

追記:っと思っていたらリニュ後でも数ヶ月経ったからか、適度に揺れて浮きも前回と同等ぐらいで楽しさは保たれていました。これからもこんな感じが保たれるといいですね。

長引いてしまいましたが、以上のように条件さえ合えばかなり最高な木製コースターです。askaなき今では、
ジュピター>>レジーナ>ホワイトサイクロン>壁>エルフ>>ホワイトキャニオン
これが自分の中でのランキングです。数、質共に特筆するほどではありませんがしっかり認識できる浮きがあり、乗り心地もコンディションが合えば最高。木組みの中を走行するパートが少ない代わりに大きなキャメルバックによる爽快感を楽しめるコースターです。残念な点は中盤の水平ループが一度減速してから行われるため完全に休憩ポイントとなってしまっていることと、木組み走行が少ないこと。浮きもできればもう少しほしいところですがね。。

初乗車 2003年頃
乗車回数:50回以上 総合評価☆☆☆☆


☆BEST乗車☆
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:7両目の前列>先頭
体制:ハンズアップ、背中を背もたれにつけない、ファースト、セカンド最下点では安全バーの手すりを持つ

☆コースレイアウト☆

入り口は軽く奥まったところにあり、↓の広場から直進して橋を渡って、それから階段を上りプラットホームに達します。





2009年の車両リニューアル、レール張替え時にエントランス付近もリニューアル。少し古風な感じがいいじゃないですか。











2017年春に、入口周りの雰囲気も少しだけリニューアルしました。







座席指定はされないので最前列、無理ならできるだけ後ろに乗りましょう。



↓2009年1月に行った際には振動が増したためか座席に分厚いクッションが装着されていました。実はこれのおかげでかなり乗り心地良くなってます。










で、リニューアル後なんですが・・・なんかエントランスのゴシックな雰囲気に全くに合わない原色バリバリって。。





2017年春に車両がリニューアルしました。第二世代の車両は緑のみ車庫にあるのを確認しています。カラーリングの良さはもちろん、乗り心地も累計ベストと言っても過言ではないほどです!乗るなら今!



2018年現在は前述の赤い車体とコチラの紫色の車体が稼動しています。今回のリニューアルより、保有台数は3台→2台に減ってしまったようです。



スタートすると少し下ってから巻き上げ。高さは37mとかなり高いですがスピードもかなりのものなのであっという間に頂上に到着します。



以前は頂上のゲートに「私はあなたが大好きです♪って叫ぶと願いがかなうかも?」なぞと書いてあったのですが・・



↓2009年1月に乗った際には中途半端にはがされていました。「です♪」www



さらにリニューアル後は「です♪」すらなくなっていました。もうDO NOT STAND UP書いとけばいいじゃん。

頂上に着くとすぐにファーストドロップとなりますが角度変化がゆるいためか、頂上に達する辺りで巻き上げ速度が落ちているのか分かりませんがここは前方だとさっぱり浮かず、後方でもまぁそこそこといったところ。角度は50度なのでまずまず急です。







最下地点でのプラスGはほどほどですが、なにより振動がいい感じです。コース中最大の振動で、1台の後列に乗っていると肺が痛くなるような振動が発生することがあります。対処法としては背中はできるだけ背もたれにつけない方がいいです。
つけてると振動が直に伝わってきてしまいます。
すぐに軌道を上に変え、上昇。角度が一気にゆるくなる辺りで前方なら跳ね上げ系の浮きがあります。後方でもまぁそこそこはきますね。



左に180度ほどターン。ターン中は少々減速するので左側を見てみましょう。そこには入り組んだコースの絶景が↓。FUJIYAMAと似た感覚です。



軽い下りの状態からセカンドドロップ。ここでは後方だときれいに引きづり込まれます。自然に声が出ちゃいますね〜



続けてキャメルバック状のサードドロップ。かなり低いキャメルバックなので頂上でのスピードも十分。ジュピターに似た縦に振動しながらの浮きが味わえます。



ここではフィニッシュ直前のキャメルバックの下を通りますがぶつかりそうで恐いとか言うことはありません。





続けて上昇、途中で角度が急に浅くなりターンに入っても上昇は続いていますが、角度が浅くなる部分で前方では少し浮きます。バンク角も急で外から見るとややいびつな形のターンです。





少し減速した状態からフォースドロップへ。オープン当時はライドフォトカメラがあり、ちょっと前まで視力検査イベントのための丸い図形が貼ってありましたが、現在は何もなくなっています




↑視力検査イベント時  ↓現在



高速のまま少々直進しますが、ここで左に少しコースが折れ、時々いるレジーナでひざをぶつけたって人はおそらくここで安全バーの箱にぶつけているようです。多少踏ん張れば全然回避可能ですけど。





その後2段に分けて上昇。これも似たようなコースがFUJIYAMAにありましたね。前方では1回目で軽く浮きますがそこから更にもう一度上るのでスピードはかなり低下してしまいます。





ここには緊急用と思われるブレーキゾーンがありますが基本的に稼動していません。ここら辺はもはや徐行なので休憩ポイントと化してしまっているのが残念です。ここから水平ループに入りますが最初のスピードはこのままなのでぐだぐだな滑り出しです。半径は大きく、約1,5周の間にかなりの高低差を下ります。



約1周ほどするころにはそれなりにスピードもバンクも大きくなり、上段の支柱の木組みの中へ入っていきます。



ここがこのコースター唯一のちゃんとした木組み内走行でしょう。スピード、バンク、振動、横Gいづれもいい感じですが、木組みと車両の隙間が広いのでぶつかりそうなスリルはありません。



水平ループを終えると少しホップして右に90度ほどターン。ここもやや横Gが強いです。ここまでややぐだぐだな感じでしたがいよいよ最後の見せ場連続キャメルバックへ向かいます。



まずは大きく落下して速度を取り戻します。後方では引きづり込まれの浮きがあります。



続けて1つ目のキャメルバック(↑のちょっと先)。ここは下りが少ないので前がいいですね。ファーストドロップの真横に来た辺りで木組みを避けるかのように右に進路を変えます。





2つ目(↑のちょっと先)。ここはスピードをだいぶ余しているので前でも後ろでも。ただ前の方がやや強いのがレジーナの不思議なところ。

3つ目(↑の先にある大きなキャメルバック及び↓)。さきほどサードドロップで真下を通過したところです。これは大きく上昇するので前方の浮きが強く後方ではやっと越える感じがします。



最後に4つ目、といってもあまりに小さくてどこに乗っても一切浮きはありません。



それなりのスピードのままフォースドロップ側の砦を抜けてブレーキゾーンへ。一度完全に停車してから徐行で左に180度曲がって駅舎へ戻ります。このとき右には車庫や点検施設が見えて楽しいです。ターンテーブルと本線のつなぎ目を通るときにガクンとゆれるので注意が必要です。




途中では車庫にいる車両を間近に見ることができます。↑はリニューアル後の赤、緑車両。


プラットフォームへ戻ると何度かに分けて停車位置を調節し定位置につくと停車。終了です。



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