このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

AIR TIME
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小山ゆうえんち・2005年9月

2005年9月に小山ゆうえんち跡地に行ったのでそのときのことを書きます。このころはまだアトラクションは撤去されていませんでしたが、現在は新しい施設が完成しているらしいので、面影はメリーゴーランドが残されているのみのようです。当然入り口は閉まっていたので裏へまわると親切なおじさんがいて、おじさんに写真が撮りたいので入れてください。と言ったら中に入れてくれたので思いっきり撮ってきました。なお、現在はメリーゴーランドとコーヒーカップ以外撤去済みで、跡地には噂どおり大型ショッピングモール「 おやまゆうえん ハーヴェストウォーク 」が出来ました。ゆうえんじゃなくてゆうえんなんですね。メリーゴーランドなど痕跡は残っているようなので機会があれば行ってみようと思います。

ダブルフェイスコースター駅舎下あたりにシャトルループの旧ライドがありました。しかしこれは営業時からあったものらしいので、かなり長い間ここにあるみたいです。



回転ボートの残骸には金魚がいました。この池は営業時からこんなだったらしいので、この金魚たちはもしかしたら約1年間、自給自足で生き延びてきたのかもしれません。



ミステリーハウスは看板がはがれて旧スリラーカー仕様になっていました。おそらく、黄色い台形のところに取り付けてあって、そこを取り外したのでしょう。



メリーゴーランド。園内最古の乗り物だが比較的綺麗でした。本来なら観覧車も同時に営業再開する予定だったようですが、老朽化のため撤去されてしまいました。



ジャングルマウスのレールは植物に取り巻かれ、昆虫の憩いの場となっていました。植物の絡み方はどこか恐怖を感じさせます。



ビックリハウスの残骸はそのまま放置されていました。こちらも営業時からこんな感じらしいです。



メルヘンの館近くには蜂の巣がありました。まさか、これすらも約1年間で作られたものだとすれば、どんだけ手入れされてないんだよですね。これ以外にも巨大蜘蛛2匹などさまざまな生物に遭遇しました。



おまけ




☆スペック☆
設計施工豊永産業(多分)
全長   505m
最大落差20m
最高時速65km
安全装置2人共通安全バー
定員   4人乗り6両編成24人 内後ろ3両逆向き
オープン 1990年7月
☆感想☆
ダブルフェイスコースターには2002年頃に数回乗っているのですが、水平ループ突入時に急な横Gがあり痛かったことを覚えています。その後のアップダウンもスピード不足でまったく浮かず、1990年にできた比較的新型のコースターとは思えない出来でした。
また、2000年頃の大規模リニューアルまでは「トルネードコースター505」といい、レールは赤。支柱は白。全車両前向きだったそうです。
最大の特徴はライドの後ろ3両が逆向きであること。しかし、コース自体があれなんで、逆向きでも特に楽しいわけではありません

☆コースレイアウト☆

乗り場に行くと巻き上げに樹木が。この植物が何かは分かりませんが、約1年でここまで生長してしまうのは恐ろしいですね。



ライドは安全バーは質素だが背もたれが高い。このときは手すりの黒い部分だけがずいぶん新しげでした。ライドカラーはリニューアル前とまったく同じです。
また、形状自体は日立市かみね公園の「ジェットコースター」(シースルーコースターのリニューアル前))や、高子沼グリーンランドの「アドベンチャーコースター」(クローズ)と同じようです。



スタート後即巻き上げて、巻き上げ後左に80度ほど曲がってファーストドロップ。傾斜角度も浅く、落差もあまり無いので迫力はありません。その後トップスピードで左周りの大きな水平ループに突入するのですがこれの入りと出で急な横Gがかかり、スピードも大きく落ちてしまいます。バンクもほとんどありません。



それがあだとなり浮きそうなキャメルバッでもまったく浮きません、止まりそうなぐらいの超低速でキャメルバックを超えます。



その後ただゆっくりと左にターンしてブレーキ、終了となります。



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