このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
↑2枚は園外より。1st,2nd,3rd以外はかなり高度を落として作られているのがわかります。
G-MAXより。緑の土地の上を走る部分が案外多いです。
レジーナ巻き上げより。高さ自体はほぼ同じくらいといった所でしょうか。
新観覧車「エマさんのチーズ風車」より。
2013年春に営業終了した旧大観覧車より。
設計 ヴェルナー・ステンゲル
氏
施工 インタミン・アーゲー
最高部高さ 33,2m
最高時速 87,2km
コース全長 748,14m
最大傾斜角度67,4度
安全装置 T字ラップバー、シートベルト
乗車時間 60秒
定員 4人乗り4両編成16人 最大2編成運転
総工費 19億円
料金 1000円
身長制限 120cm以上
年齢制限 6歳以上
オープン 2008年3月2日
スピーディーなコース展開は確実に日本一。浮きの質、及び量でもトップクラスを誇ります。
ハーネスをゆるめにしておくとあまりの浮きで後車時には太ももが痛くなっているほどの浮きです。なにやらハーネスはきつめにしたほうがいいとの意見も・・?
更に中盤に3つ配置されているS字キャメルバックによる曲がり浮きもなかなかのものです。
スペック的には普通ですが、スペックでは計り知れないほどのすさまじい魅力を持っています。
また、「Mega-Lite」と呼ばれるこの機種はカワセミを皮切りに2008年にデンマークに1機、2009年には中国に2機と、インタミン社の新たなスタンダードとして確実に数を増やしています。
更に2014年にはフランス、Niglolandに
Alpina Blitz
という、Mega-Liteの影響を強く受けたと思われるMack社製のコースターも作られました。
初乗車 2008年3月2日
乗車回数:50回以上 総合評価☆☆☆☆☆
時期:冬の朝、夏の昼(好みによる)
天候:晴天
車両:先頭および最後尾の右側
体制:可能ならハンズアップと脱力
カワセミは、同園のかつての看板コースター「マウントロッキーコースター」の跡地に作られました。園内のほぼ中央に位置し、乗り場の位置が円の中心から離れているレジーナと比べると利用者も多い印象です。
駅舎は乗り降りが同じ側かつ1編成分しか長さが無いため非常にコンパクトなものとなっています。16人乗りとコンパクトな編成なのも相まって、効率は決して良いとは言えません。
車両はインタミンの基本的な形で国内ではサンダードルフィンとほぼ同じです。個人的にはこの光沢系のメタルブルーのカラーも嫌いじゃないですし、とにかくきれいでした。
安全バーはあまり浮かせ過ぎると後で痛い目を見るので間隔はバーと腰の間に拳一個ぐらいにとどめておいた方がいいかもしれません。
初日は座席を指定されてしまいましたが、今後は自由になる可能性大なので、可能なら先頭、最後尾乗り分けておきたいです。
追記:朝と日中は指定でしたが、11時ごろと夕方といった割と空いている時間帯は指定されませんでした。
↓がもう一台の車両。ブルーと比べると原色に近く、いくらかかっこ悪い気がしました。
2009年1月に行った際には終日2両目におもりが詰まれていました。日中にはそれなりに人がいましたが取り除かれることはありませんでした。ただでさえ効率が悪いのに12人とか。。
2017年春ごろより、水色とえんじ色の車両にモデルチェンジしました。えんじについては乗り心地は変わらずですが、水色については少し揺れたと言う意見もあります。
スタート時はカワセミの英語名キングフィッシャーにちなみスタッフの方が「キング!」と言い、客が「フィッシャー!」と言うイベントをやっていましたがあまりそのテンションについていけている人は居ず、ちょっと中途半端な気がしました。
さらに待ちエリアでは「発射の際はフィッシャーと御叫びください。」と繰り返しアナウンスをしていて、スタンバイ中にはリハーサルと称して1回叫ばせ、さらにスタート時にもう1回なので、一回の運転で客は合計2回叫ばなければなりません。
盛り上げようという努力はすばらしいが、乗車回数が増すに連れてだんだんうっとうしくなってきます。本気で盛り上げようと思っているならサンダードルフィンのようにバリエーションを増やしたらどうかと思います。
後日談。完全になくなっていました。これでよかっったと思いますがねぇ。
スタートのブザー音はサンダードルフィンと同じで、雰囲気は完全にサンダードルフィンです。
巻き上げは非常に静かでスピードも速い。角度も急なので頂上までの所要時間は約10秒ほどしかありません。
ちなみに、オープン数週間前までは写真のあたりを通過すると「ガラガラッ」と音がしていたそうで、その原因はたった数ミリの突起だったそうです。改めてコースターがいかに精密な機械か実感しました。
頂上についても所詮は33m。体感高度は観覧車やレジーナの影響で異常に低く思えます。
ファーストドロップはライド編成が短いため前方でももたつきが無く、先頭でもほどほどな落下感、角度も十分急です。
しかしここだけはスペック的にもサンダードルフィンの方が確実に上。後方に載った場合はきれいに浮き始めるのですが、なにしろ落差がとても少ないのですぐにプラスGになってしまいあまり浮きを楽しめない感じです。
その後、高度を上げずに水面ぎりぎりを右に180度ほど旋回。ビバーチェにも通じるこのターンは右に乗ると水面が近くて良い感じです。なかなかプラスGが強くクラッときてしまいます。
その勢いのまま上昇しつつ右に90度ほどひねり頂上ではまったく逆を向き左に90度ほどひねりながらのセカンドドロップとなります。ここでは左→右への曲がり浮きが味わえますが、ここは減速が大きいので後に控えているキャメルバックに比べるとそこまで強くは浮きません。
そのままの直線上にカワセミ最大のストレートなキャメルバックがやってきます。周りから見ているとここでスピードが極端に落ちている気がしましたが、乗っているとかなりハイレベルなマイナスGを感じました。
また厳密にはこの辺りのみ水上では無く緑の陸地の上を走行しています。
ここまでは比較的大きな動きをしていたが、ここからがカワセミの本領発揮。これ以降は大きく高度を上げることは極端に少なくなります。・・・
サードドロップを下ったライドはまたしても高度を上げずに左180度旋回。
そのまま先ほどとは逆のS字キャメルバック。浮きは今回のほうが強いです。
その後は小型の左右にひねったキャメルバックを2つほど超えます。2つとも角ばった感じの激しい浮きが味わえます。特に1つ目はこのコースターでは一番激しい浮きがあります。
右180度旋回。またしても地面に近い。しかし、ここもサードドロップと同じ緑色の陸地の上を走っているので少し残念です。
そしてコースターは最後の砦。3連キャメルバックを迎えます。先ほどまでが曲がり浮き中心だったので思いっきりストレート浮きを楽しめます。前後を問わずハードな浮きで、これほどの浮きはいい意味にも悪い意味にも国内ではここだけではないかと思います。
1かーい
2かーい
3かーi。。ってこれはキャメルバックじゃないかwwでも浮くから許す!
そしてラストターン。スピードは落ちつつあるがそれでも十分なスピード感。そろそろ浮きすぎて太ももが痛いと思うのでハンズアップで風を感じてしめましょう。
ターンを終えるとフィニッシュ。ブレーキはやや急でちょっとつんのめりそうな感じです。安全バーを押すように持って構えると受けやすいかもしれません。
こうして比較すると車両カラーが変わったことを実感します。
2007年8月のカワセミ建設予定地。まだほとんど無に等しく、やっと土台に着手したばかりのころです。
灰色の土台はマウントロッキーコースターのもので、現在では完全に撤去されました。
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