このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 施工 株式会社トーゴ
最高部高さ 11,5m
最高時速 43,3km
最大傾斜角度36度
コース全長 420m
乗車時間 3分
営業期間 1992年7月1日〜2008年1月14日
料金 一周800円
最大プラスG 2,7G
身長制限 100cm以上
年齢制限 3歳以上(5歳まで要付き添い)
安全装置 下記参照
このコースターは、自分にとって生まれてはじめて乗った本格的コースターであり、2008年3月現在過去の乗車回数が最も多いコースターでもあります。(87回)
途中にスピードダウンやだらけ感はあるものの、演出面ではTDR以外の国内屋内コースターに勝っているため十分な乗りごたえがあります。特にラスト間際の加速してのドロップでは風や光の演出で実際の速度よりもずっと速く感じます。さらにここでは
後方では浮きを感じることすら出来ます。
大きなドロップは4回しかありませんが乗車後に十分な満足感があります。
いずれにせよ自分にとって無くてはならない存在であり、いつまでもすぐそばにいると思っていました。
しかし、東京ドームシティと言う遊園地は常に上を目指す遊園地でありいつまでも昔のままではいられません。古いものをなくし、新しいものを作らなければお客様は集まりません。そして、現在は朝早くから行列が出来るほど○○レンジャーショーが大人気であり、雨天時でも実行できるシアターが必要になりました。その土地の確保のためジオポリスの閉鎖は決まりジオパニックも撤去対象のひとつでありました。
いつもフリーパスでここに来ても乗るのはサンダードルフィンばかりで、ジオパニックにはせいぜい3回程度しか乗らなくなっていました。
ずっとあると思っていたからこそ、無くなってからやっとその存在価値がわかりました。
もうジオパニックには乗ることは出来ません。なので、ここでは封印しようと思っていた乗り撮りを公開することに決めました。屋内コースターでの乗り撮りは他のお客様の迷惑になります。しかし、営業を終了する名作の姿を何らかの形で残しておきたかったのです。同じライドに乗り合わせた皆様。その際はご迷惑おかけしてすいませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
また、新ジオポリスにはシアターGロッソ以外にRPG実体験アトラクション「マジクエスト」、4Dライド「トーキョーパニッククルーズ」、宝探しアトラクション「ルパン三世迷宮の罠」ができました。
時期:無指定
天候:無指定
車両:満席、最後尾もしくは先頭
体制:頭をヘッドレストにつけてすり(どれでも可)につかまる
ジオパニックの駅舎は壁と一体化していて乗り場の位置は床からみて4mほどにあります。
階段の下には案内用の看板が2枚ほどあります。左のオレンジは比較的新しいものですが右は相当古そうです。
ちなみに、2005年ごろまではオレンジではなく↓でした。
階段を上るとプラットホーム。乗り降りは前後で別の場所なので荷物を預けることは出来ません。写真はマーベルヒーローのイベント中だったので後ろの壁に装飾がありますが通常はありません。
ここには安全バーのセット方法と2003年ごろ現れた神様モグラに関する看板があります。
末期にはこんな看板に差し替えられていました。
ライドは、2人乗り×4両編成で8人しか乗れませんが、通常時でも3〜4台稼動しているので効率は悪くありません。
このライドで特筆すべきは何といっても安全装置。おそらく世界唯一と思われる「手前から引き寄せるU字ハーネス」です。正確にはU字ではなく非常に複雑な形をしています。乗ってみると結構ハードで、ほとんど身動きは取れなくなります。さらに本体のサイドにある網状の柵のようなものが肩に当たり妙な痛さを感じます。コース的にも上のほうだけ取り外して普通の逆U字バーに変更してもよかったのではないかと思います。
スタートすると軽く下りながら右に90度ほどターンし巻き上げ。このコースターには巻上げが合計3回あり、いずれもチェーンではなくタイヤです。
また、この巻上げには2004年頃から緑色のホログラムが追加されました。
一度目の巻上げが終わると右に90度ほど曲がり二度目の巻上げ。今回は長さがあまり無く、演出は、白いパチパチが点滅します。
その後、右に70度ほどターンして真っ暗な中でのファーストドロップ。本当に何も見えないので多少びっくりはするのですが、落差や角度はほとんどありません。また写真で見るとここが真っ暗である理由がわかります。
ファーストの最下点。
ファースト後、上昇すると赤いリングをくぐり左に160度ほどターン。
また、イベント中は奥にスパイダーマンが描かれていました。
ターン後、しばらく直進すると右に100度ほどターンして地核のような場所に出て3度目の巻上げ。ここにも2004年頃から緑色のホログラムが導入されました。
その後、左に170度ほど曲がりしばらく徐行、前方に明かりが見えてきます。ジオポリス内でも相当な存在感を持っているあの穴あきチューブのところです。しかし乗っていると右にターンしながらなのであまり落下感は無くどちらかと言うとサーフコースターやfujiyamaの後半にある逆ブーメランターンの超小型版のような感じです。
その後、ちょっと左に曲がるとおそらくこのコースター最大のドロップ。ジオポリス内にある穴が開いていないほうのチューブがこれです。
2001年に乗ったときはこのドロップでバイキングのような内臓浮遊感が味わえましたが、現在はとくに何もありません。
ぐいっと上昇するとせっかくスピードに乗っていたにもかかわらず急ブレーキがかかり一度完全に停止してしまいます。
その後は右に90度ほど曲がり、20kmくらいで洞窟内を走っていきます途中、右上にはあの神様モグラもいらっしゃいます。
しばらく進み左に40度くらいターンすると時空移動のような部屋に出ます。光が奥から手前に流れていき、向かい風が吹き、実際よりも体感速度が速くなった気がします。そして、最高速に達した瞬間にフラッシュがたかれ、そのまま落下していきます。最後尾ではこのコースターでは唯一の浮きを味わうことが出来ます。
その後はまたなんとなく左右にうねって走っているうちに減速し、左に90度ほどターンして鏡張りの部屋に出てブレーキ。
ちなみに、写真はありませんが、この部屋の天井にはペアの神様モグラが住んでいました。
時空移動の所にも神様モグラがいるそうなので詳細をご存知の方は掲示板までお願いします。
徒歩ほどのスピードで左に90度曲がって駅舎の後ろ側に停車。終了です。
降車側の階段の看板。
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