このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
2008年撮影、観覧車からでも木が邪魔をしてなかなか全景が見えませんでしたが、、
2012年時には木が植え替えられ、かなりすっきりした印象になりました。
設計 ベコマ
施工 アロー
最高部高さ 22m
最大落差 20m
最高時速 70km
コース全長 370m
ループ全高 10,4m
最小回転半径5,181m
安全装置 U字ショルダーハーネス
定員 4人乗り7両編成28人
乗車時間 1分30秒
最大プラスG 3,22G
料金 無料(フリーパス夏4500円以外3500円)
身長制限 122cm以上
オープン 1986年
小規模なループコースター。かなりの省スペースに詰め込んだコースレイアウトと後方でのループ頂点での減速は評価できるが若干の振動とコースの短さが痛い。
そのループ頂点での減速とは一体どんなものかというと、ループ半径が小さく速度も遅いのに車両が長いため、後方が最高点に達すると後方は減速して遠心力が減る乗ってると下に落ちそうになります。その頃には前方が落下に入っているので後方はそのまま引きずり込まれるように落ちていくということです。
また、オープンは1986年とループコースターブームにかなり遅れをとっています。
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:できる限り後ろ
体制:手すりを持ち、前を見る
とにかく省スペースにまとめられているこのコースター。駅舎すら少し曲がっています。電車の駅でもよくありますが、ちょうど曲がっているところは車両とホームの間隔が広くなるので乗るときには注意が必要です。
車両自体はアローの基本的なデザインですが、他とは違い7両編成と若干長いです。
スタートすると左に40度ぐらい曲がって巻き上げ。とにかくコンパクトにまとめるためか角度もそれなりに急になっています。スピードはやや遅めです。
頂上に着くとすぐにファーストドロップ。シュワルツコフカーブのような形状ですが、角度は浅く、前方だと長い車両がためのもたつきが生じます。そのためかなりぐだぐだな感じのスタートとなってしまいます。
また、このコースター、基本的に点検用階段はありませんがここだけ中央のレールに足場がついています。
支柱が角ばっているのも要チェックです。
↑ルーピングスターシップ跡地に出来たウォータースライダー「タワーズロック」の階段より撮影
周辺の雰囲気も含めて、なんだかおもちゃみたいですね。
つづけて垂直ループへ。感想のところで書いたとおりこの垂直ループは頂点で減速し落ちそうになって引きづり込まれるというちょっと特殊な特徴があります。この感覚だけは一度味わう価値あると思います。
ループを終えるとブーメランターンのように右に120度ぐらい旋回してコークスクリューに向かいます。
コークスクリューは、他とは違い2回ではなく1回で、支柱のデザインも大きく異なります。振動は他と比べれば多少少ないですが、痛くないかと聞かれれば痛い、といった程度でしょうか。
垂直ループ同様、動きはのっそりとしていて落ちそうなスリルが楽しめます。
なかなか間近で見れないコークスクリューですが、実はブレーキからホームへ帰る途中で左を見るとこの通り。
支柱のコンパクトさなどは他のものと比べて6年の進歩が見られます。
スクリューからの立ち上がりと共に右に200度ぐらい旋回。コース終盤ですがスピードもバンクもまだまだあります。ファーストの内側の低半径で旋回するためかやや無理な動きをとりこのコースターでは最も強い振動があり耳をぶつけます。
その後はブレーキゾーンで一度停車してから左に120度ぐらい曲がって駅舎に戻り終了です。
先頭での乗り撮りです。
後方での乗り撮りです。
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