このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 ヴェルナーシュテンゲル
施工 インタミン
最高部高さ 56m
最大落差 46m
最高時速 104km
コース全長 1641m
最大傾斜角度77度
安全装置 シートベルト、逆U字バー
定員 6人乗り6両編成36人
総工費 億円
乗車時間 分秒
最大プラスG G
周回数 1週
乗車制限
オープン 2008年3月14日
いやぁ。こいつはまた、久しぶりに感動させられましたね。乗ってから今日までずっと感想書きたくてうずうずしてましたしね。あ゛あああああ!!もっかい乗りてぇ!
とりあえず、こいつの魅力はファーストと、そっからはもうただひたすらに連続キャメルバックによる浮きだけですね。一応木製コースターなんですけど、お察しの通りの乗り味で振動なんかエルフ以下ってか、むしろ木である意味が問われるくらい揺れないですね。ただ、初回のカワセミで感じたような滑らかすぎる感覚も無かったので気にはならないけど多少はそのエッセンスを残しているのかもしれません。
さて、そのファーストというのが、感覚としてはサンダードルフィン辺りに近いのかもしれませんが、あれはふわーっと浮かび上がって気持ちよさが前面に出てるのに対してこちらはもう壁から突き落とされてる感覚ですね。しかしビッグバーンコースターの様に息が詰まるようなでもなく、滑らかなんだけど急角度。みたいな。
そんなこいつを現状の自分の中でランク付けをするとカワセミを抜いて3位!でもやっぱりASKA、FUJIYAMAを越えられない。それはやはりこのコースターの「単調さ」に尽きると思います。
セカンドの後にちょっとした低空ターンもあるんですが、ブレーキすぎてからは本当にキャメルバック、ターン、キャメルバックの繰り返しなんです。カワセミのようにスピーディで跳ね上げられる浮きという訳でもなく、車両がやたら長いのも含めてのっそりのっそり、スチドラのモーガンエアタイムに乗りながら「これがいつまでも続けばなぁ・・」なんて思ってた事もありましたがね。。
とは言っても最高のコースターであることに間違いはありません。走行距離もかなりあるし、充分な満足感と、リピート欲を感じます。日本人なら即行くべし!そしてコイツの良さを知ってしまった俺はもうエルトロに乗らずには死ねなくなっちゃったな・・・
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:後ろの方
体制:終始ハンズアップ
Tエクスプレスがあるのはパークの最深部。那須ハイランドパークのビッグバーンコースターとかみたいなポジションで、ヨーロピアンアドベンチャーだか、そんな感じのエリアに位置します。広い園内なのでこれ目指して歩いていこうとすると一苦労。グリーンランドみたいに、園内に移動用リフトもあるので活用していきましょう。
エントランスの雰囲気とかはなかなかいい感じで、特に凝ったテーマとかなくてもやっぱりちょっとちゃんと作ってるだけで違いますよね。日本だとザターン(スペースワールド)とか、HDRもその一種かもしれません。
自分が行った日は朝から大雨で、ここの前で1時間以上待機して、やっと並べると思ったらそそくさとやってきた地元の子供に先頭を取られたのはちょっと悔しいけどいい思い出です。
建物の中で一旦案内VTR見て、ある程度まとまった人数で建物を出て、コースの下を通るキューラインでホームまでテクテク歩いていきます。
このあたりも充分に作られていて、この日は午前中の雨もあってすいていたのでほとんど歩いてパスできましたが、随分と長い距離がとられています。
ある程度歩くと駅舎があり、そのあたりまで行くとさすがに10〜20分くらいは並びます。
ちょっと飛びますが、自分の番まで回ってくると車両を選んで、基本的に英語やジェスチャー、可能ならハングルでニュアンスだけでも伝えられれば先頭も後ろも乗せてくれるみたいですが、まぁ後ろの方ならあまり乗り味は変わらないし空いてる事が多いので後ろを目指しましょう。
車両は上の緑と黄色、それから赤があるそうです。この日は最初は1両運転で後から2両になりました。6×6の36人乗りが2両でてれば回転率はかなり良いほうです。後半アップダウンが小さくなってくるとちょっと車両が長すぎる感じもありますけどね。
日本の木製コースターといえば、なんか屋根とか付いてるへんちくりんなのを除くと高くて穴が開いてる背もたれがある箱型の車両が一般的ですが、これはその系統とは全くの別物。ハーネスの形状こそ違いますが乗った感覚はサンダードルフィンなどのインタミンの一般的な車両と近く、満足度は高いです。
言葉こそわかりませんが、スタッフのノリはよく、翌日行く事になるロッテワールドと比べると雲泥の差です。
スタートするとちょっと直進して巻き上げに向かいます。
エルトロの巻き上げが非常に速くて有名なのに対して、こちらは思ったよりまったり。トップに近づくとむしろ減速してるwアクアウィンドでもそういった速度調節がありましたが、ファーストドロップへの進入速度を考えての事でしょうか?
横には崖のように急角度のファーストドロップがあり、気分的にはビッグバーンコースターみたいな、右に180度折り返していよいよ落下です。
真下とかに行けないのでいまいちピンと来ない写真しかないのですが↑がその77度のファーストドロップ!木製としては世界一の落下角度のはずです。落差は46mと、木製コースターとしてはかなりのものですが最新のコースターとしてはそこそこで、角度変化が急なのかサンダードルフィンなどと比べると、グッと突き落とされる感じが強くふわーっと浮かび上がる感じではないです。そんな訳で、今の所日本で体験できるどのファーストドロップとも異なる、非常に迫力のあるファーストドロップだと思います。
そのまま大キャメルバックを越えてセカンドドロップへ。勿論すこーんと浮きます。
ファーストも最高高度56mに対して46mとちょっと物足りない楽さでしたが、セカンドは更に低く、ちょっと落ちると右にグイっとターン。そのまま高速で8の字を描くように旋回していきます。イメージとしてはカワセミのファーストやサード後のような感じなんですが、これが木製コースターであることを考えればこれまででは考えられなかったようなコース展開です。
木組みの間を縫うように走っていくのもあって、個人的には大好きなパートなのですが、残念なことにその後ぐっと登るとそこで急ブレーキ!は?どういうことだよw誰もが乗る前から不安に思っていたこのブレーキは、案の定大きくコースターの評価を下げる事になってしまいました。更に言えば、ここからは古典的なキャメルバックとターンの繰り返しで、先ほどのようなスピード感のある急旋回コースは少なくなります。
後方での乗り撮り映像です。
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