このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
設計 アントン・シュワルツコフ
施工 マウラーゾーネ
最高部高さ 40m
最高時速 86km
コース全長 1040m
最大傾斜角度60度
最大バンク角 95度
安全装置 垂直肩ハーネス、逆U字ラップバー
定員 2人乗り12両編成 24人 最大2編成運転(?)
乗車時間 2分15秒
最大プラスG 5,2G
料金 1000円
周回数 1週
乗車制限 120cm以上(小学生未満要付き添い)
営業期間 1996年2月13日〜
まず上の全景を見てもらえればコースレイアウトがどんなことになってるか判るとおもいます。ダイナミックなファースト、セカンド、垂直ループに始まりその後はひったすらに水平ループ三昧です。コースターの神と呼ばれたアントン・シュワルツコフ氏の最後の作品とのことで、ルーピングスター、BMRなど同コンセプトのシュワルツコフ機の集大成とも言うべき濃度となっています。休憩パートなんて一切ありません。
さて、これほど優秀なコースを持つこのコースターにおいて、最大にして最悪の欠点があります。それはハーネス。一般にはU字ハーネスより開放感があるといわれがちなこの肩と腰が分離したハーネスですが、このプラスGがかかりまくるコースにおいてはちょっと気を抜くと落下してきて、そこからは肩を上げられない、みたいな状態に陥って、ちょうどスタンディングコースターで座っちゃって立てないのの肩版みたいな。
しかしそうは言ってもこの複雑に絡んだコースには感じる所がありますね。また、案外知られていないですがこのコースターの最大バンク角は95度と、日本ではサンダードルフィンの110度に次ぎ、なかなかの急角度を持っています。確かループの直径も日本最大級だったような。
ちなみに、写真では美しいライトグリーンのレールをしていますが、現在は「ヴィーナスGP」としてリニューアルし、毒々しい黄緑色をしています。ちょっとこれは、と個人的には思うのですが・・・
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:最後尾、先頭
体制:肩を下げないように
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