このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
時速112kmからのハイポイントループが迫力満点!
設計 施工 アロー・ダイナミクス(米)
最高部高さ 57,3m
最大落差 52,1m
最高時速 112,7km
コース全長 1167,4m
最大傾斜角度度
安全装置 U字ショルダーハーネス
定員 4人乗り7両編成28人
総工費 800万$
乗車時間 2分30秒
最大プラスG G
周回数 1週
乗車制限 身長cm以上
営業期間 1990年4月7日〜
世界初の垂直ループコースター、レボリューションを導入したSFMMが、その15年後、ループコースターの集大成となるべく導入したアロー製大型コースター。最高時速113kmはギネス認定こそされていないものの当時世界最速であったCPのマグナム(115km)に次ぐ速さ。東西にキャメルバックとループ、それぞれで世界最大を誇るアロー製の赤いコースターが導入されたのでした。
さて、完成から20年以上が経過した現在、そのもっぱらの評判は「痛い」であり、結構な覚悟のもと乗ったのですが・・・これが
なかなか乗りやすい!
規模としては半分以下といえるCPや国内のコークスクリューの方がよっぽど痛いくらいです。
特に印象に残ったのは前半の3連ループ。FDのスピード感を維持したままかなり高速で通過するのでパワフルな乗車感が味わえます。その後のバットウイング→コークスクリューも、エレメント自体は特筆すべきものではありませんが、(バットウイングは一応、初体験ではありましたが、あまり印象に残りませんでした。)ハーネスに耳をぶつける程激しい箇所は無く、降車時には程よくクラっとする感じが残ります。国内で近いのは浜名湖パルパルのメガコースター四次元あたりでしょうか。CPでのマグナムと比べると、どうしても扱いが存外である感じは否めませんが、これからもこの乗り心地を維持しすぎていただきたいと思います。
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:最後尾、左側
体制:ハーネスをしっかり持つ
乗車口はX2のすぐ近く。セットで乗ってしまいましょう。
これに限らず、シックスフラッグスのコースターでは2編成あるうちの1つはタイアップのペイントになっていることがあります。
この1stがイイ!この規模の曲がって落ちるファーストドロップもなかなか無いのでは?
そして最高速112kmから一気に駆け上がって垂直ループ。ループの上部が他の部分とちょっと構造が異なってます。
垂直ループ後のこのターンもとてもハイスピード。プラスGは続きます。
更に続く2連ループも、通過速度が速いためかGがかかり続ける印象でとてもパワフル。実はここまでがこのコースターで一番楽しいパートになり、この後の中間ブレーキでかなり減速してしまいます。
その後にやってくるのがバットウイングと言われる複合ループエレメント。国内には1つも存在しませんが、こちらでは結構メジャーなエレメントのようです。ムーンサルトスクランブルのプレッツェルノットに似ていますが、往路と復路が交差していない点が違います。
ここで実はライドフォトがあります。そんなに人気のある機種でも無いのにライドフォトの販売を継続しているのは嬉しいですね。
その後すぐにダブルコークスクリューへ。前半のループはその通過速度の速さが印象的でしたが、このコークスクリューに関しては他のものと同じような速度だった印象です。
後部座席での乗り撮り映像です。
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