このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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ウォータースライダー2013

今までジェットコースター、絶叫マシン、遊園地〜と楽しくやって来た訳ですが、このタイミングでウォータースライダーの魅力に気づいてしまいました。小学生の時はプールに行けばうひゃうひゃ言ってそれこそジェットコースターばりに何度も滑ってたんですけどね。

ちなみにここで言うウォータースライダーとは、厳密にはウォータースライドと言われるところの、水の流れるチューブの上を生身または浮き輪に乗って滑るものを言い、遊園地の急流すべりは含みません。もちろんどっちともとれる例は多々あるんですけどね。

そんな訳で写真は少な目ですが、最近乗った、いや滑ったスライダーの感想をまとめたいと思います。

蓮沼ウォーターガーデン

自走式コースター「ベルーガ」や日本最長のミニSLがあるということで来たこともある蓮沼海浜公園の付属のプールなんですが、ここに2013年にオープンした超絶叫スライダーがあるんです。

2015年夏にはまた新スライダーが設置されるとの事で大変楽しみです。



・サンダースライダー(写真左端)☆☆☆☆☆
ズームインなんかの絶叫特番で見かけることも多い、カウントダウンで床が抜けてほぼ垂直落下するという罰ゲームのようなスライダー。その先にはお情け程度に水平ループ?が一回あるだけで、まさにフリーフォールのようなスライダーと言えます。

実際スタート台に立ってみると、思っているよりも遥かに垂直に近く、しっかり背もたれに寄りかかっていないと色々と危ない気がします(覆われているチューブなので飛び出すことはありませんが)

落下は係員さんのタイミングであるとはいえ、一人きりで生身で落下する体験というのはバンジーに通じるものも感じるレベルの緊張感&爽快感。所詮10数メートルとなめきっていた俺をウォータースライダーの世界に引き込んだ要因の一つと言える、納得の絶叫マシンです。これは。

ちなみにほぼ同機種がフェスティバルゲート横のスパワールドにあるとのこと。そっちも近々やりに行きたいと思います。

・ウィザードスライダー(写真中央)☆☆☆
何やら日本唯一との謳い文句でしたが、いわゆるサーフヒルとは違うんですかね。マットにうつぶせになって滑ることで体感速度アップを図ろうというスライダー。チューブ内での旋回を抜けて落下に入る瞬間も気持ちいいです。

左右対称になっていて、並走コースターのテンションで競争っぽく楽しめるのもナイスですね。

・トルネードツイスト(写真右)☆☆
いわゆる昔ながらの浮き輪に乗って滑るスライダーなんですが、実はチューブに一工夫あり、という所はネタバレでしょうか。

まあ距離もありますし、その一工夫もあってワイワイ楽しめるんですが、横の2つの後だとどうしても普通のスライダー感が否めないですね。

・渓流くだり
早くも写真を切らしてしまいました。同園では老舗の浮き輪スライダーで、小高い山(人工?)の斜面に沿って降りてくる演出重視の作品。
途中デコボコがあったり、お盆の時期には途中でパン食い競争的なイベントやったり(!?)楽しそうなんですが、まあ規模相応といった感じです。

東京サマーランド

都内の大型レジャープールといえばやはりここ。スライダーもここ数年で充実させており、日本最長の流れるプールや昔から地味にずっと人気のスーパーモンキーフロートなんかも合わせると何だかんだで一番遊べるような気がします。
遊園地の方はちょっとお粗末なのが自分らとしては悲しい所ですけどね。



・タワーズロック バックドロッパー(写真右)☆☆☆☆☆
今の所自分は国内一位の楽しさだと思っているスライダーです。というより、これはローラーコースターだと思って乗っていただいても構わないでしょう。写真では分かりづらいですがチューブ内での旋回を抜けた瞬間一気に急降下、ここでの落下感も凄く良いんですが、すぐさまハーフパイプの斜面を登り、逆向きに落下するここがこのスライダー最大の目玉!そのあとお情け程度にある小キャメルバックでも地味に浮いたりしてジェットコマニアも納得の満足度が得られると思いますこれは。絶対おすすめのスライダーですね。

・タワーズロック コブラツイスター(写真左)☆☆
このスライダーはこの2つで1セットというくくりなのですが、前者が楽しすぎたせいかどうしても霞んで見えてしまうこちら。トンネル内をハイスピードで下り、すり鉢の中に放り出されるまでは大変気持ちいいのですが、すり鉢の中心の穴に入るために十分に減速する必要があることと、その際スタッフのお兄さんがよいしょって頑張って入れてくれるのにちょっと気恥ずかしさを覚えつつ。その後にもう一山無い所も残念です。

ちなみにこれも二個セットでほぼ同じものがスパワールドにあります。



観覧車から見るとこんな感じ。ルーピングスターシップ跡地に建設されたので、ほとんど遊園地エリアにあるのがわかります。



・dobon☆☆★
タワーズロックの翌年導入された新感覚スライダーということで、期待の高まるところですがいかんせん見た目がショボイ!入り口で案内ビデオ流してたり、完成当時はCMもしてて気合を入れているようで近くで見ちゃうとこんなもんですから困っちゃいます。
して、何が新感覚かと言いますと、このお子様向けスライダーを降りてきた先で、普通のスライダーであれば出口と着水プールの高さがほぼ同じになっているのに対し、1mちょっと高さがあるのがわかるでしょうか。この間を生身で放物線を描いて落下し、下の飛び込みプールばりの深いプールにドボンと入水するという所がこのスライダーの売り。これはスライダーなのか?というのはさておき、この落ちる時のスリルはなめてかかるとなかなか。

欠点というか、普通に嫌な事としては鼻に水が入りまくりなことと、入水後に、後ろの人が待ってるプレッシャーを受けながら足のつかないプールを泳いで岸まで行かなければならない事。まあ面白いことに変わりは無いので、普通のスライダー並みにスピードつけてきてから、ドボン。みたいなのが今後できることに期待します。



・スクリーマー☆☆☆☆★
これまたただ下るだけの、子供騙しな滑り台だと思うじゃん?これがまた今回トップクラスの、かなりコースターのそれに近い落下感を持ってるんだから笑っちゃう。2人乗りの浮き輪で滑るんですが、落下の入り口のところだけチューブになっているのがお分かりいただけるでしょうか。つまりこの部分で、吹っ飛んでいく危険があるほどの、か、どうかはわかりませんが、ポンと強い浮きを感じるということ。まあまあすいてるのもあって何度もリピートしたくなっちゃいます。

以前は横の塔にスピードスライドとフリーフォールスライドという、ボディスライドのかなり大型のものがあったのですが、残念ながら老朽化により撤去とのこと。せめてこのスクリーマーだけでもいつまでも元気であってくれればと思います。



2008年の、スピードスライドだけは残っている写真がありました。こう見るとスクリーマーなんかはほんとに小さいもんですね。

また、同園には屋外には昔ながらの「スネイクスライド」屋内には直線スライダー「TiKiスライド」があり、やっぱりなんだかんだでスライダーの数も豊富です。2014年夏にはDEKASLAというスライダーが新設されさらに充実のラインナップとなりました。

としまえん

やっぱりここも強いですね。自分は都民のくせにこのプールは初めて来たんですが、とにかくハイドロポリスのその本数に圧倒されました。真下から見上げると工場パイプそのものです。まあ後述するんですが、そのほとんどが似たようなコースのもので、また日によって稼働本数を少なくしているのも寂しいところです。



・スピードスライダー☆☆☆☆
ハイドロポリスと言えば上の写真の風景が何と言っても名物ですが、このAタワーにあるスライダーは実際のところ昔ながらのうねうね降りてくるボディスライドだけで、そんなに特筆すべきところは無いです。全部滑った訳ではないのですが、多分どれも似たような感じだと思います。

で、写真が無いのが申し訳ないのですが、Cタワーというところにある直線を3段落ちくらいで一気に滑り降りるスピードスライダーがここでの一押し。ぐんぐんスピードを上げて後の段差を過ぎ落下に突っ込むところでは、ドドンパのゼロGフォールも真っ青の吹っ飛びそうな浮きが感じられます。それも生身で背中からの浮きですから、これはジェットコースターでは絶対経験できない、まさにウォータースライダーならではの楽しみだと思います。
着水時のスピードもかなりのもので、抵抗が減るように着水すれば岸まで勢いで水切りのように来れるとのこと。いつかやってみたいものです。

よみうりランド

ここプールの目玉と言えば何と言ってもジャイアントスカイリバー。夏季以外はフリーパスで普通にアトラクションとして利用できるため乗ったことがある方も多いのではないでしょうか。
手前にあるスラロームスライダーは、地味に小回りが利いていてBMR-Xばりにガンガン水平ループを回っていくのが面白かったり、直線スライダーもかなりスピードが出てスリリングだったりするんですが、やっぱりスカイリバーですね。
近年はシンクロショーやアヒルちゃんレースなどのイベントも積極的に行っており、スプラッシュバンデット、期間限定お化け屋敷とともに夏の魅力が更に増し増しです。



・ジャイアントスカイリバー☆☆☆☆
これはもうスライダーというよりナガシマスカだとか、そういうアトラクションの1つとして見た方がいいかもしれませんね。でも地面の凹凸を越えるときの挙動や、バンクカーブを曲がる際のはみ出てしまいそうなスリル、そして最高点まで階段で登らなきゃいけない点はまぎれもなくウォータースライド(笑)

欠点としては水がかかる機会というのが極端に少ないことですかね。途中にシャワーのトンネルとかあったら更に面白くなると思います。ナガシマスパーランドにあるビッグワンスライダーが兄弟機とのことなので期待しています。

大磯ロングビーチ

ここに来て遊園地併設でも何でもない、正真正銘のプール施設です。かと言ってかつての東京マリンのようにスライダーが超充実かというとそんなことも無く、2本のスライダーがそのままずばり「「ウォータースライダー」という名前であるだけなのですが、これがまた隠れた名作なのです。

普通にプールとしてはとにかく海の近いロケーションが良いということと、10mの飛び込み台が有名らしいです。10mの飛び込みってちょっと興味はありますが、ナッシングバットネットなんかよりよっぽど怖そうな気がするのは自分だけでしょうか??



・ウォータースライダー☆☆☆
まあ何ということも無い浮き輪スライダーなのですが、これがコースのバランスとテンポが大変よく、スピードをつけて左右に振ったと思えば、ちょっとした落下も混ぜてきたり、最後にしっかり落として着水時にはしっかり水がかかる、起承転結のあるコースになっています。2本あるうち1本はオープン中心、もう1本はチューブ状中心でそこもしっかり乗り分けられるのも嬉しいですね。

こうゆうのって大抵1人用浮き輪と2人用と選べるのですが、ここでは是非どっちもトライしていただきたいところ。質量の増える2人乗りではスピードの出る爽快なライドが、1人乗りではくるくる回ってトンネル内でどっちに進んでいるのかわからなくなるスピニングコースターのようなトリッキーなライドが味わえます。



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