このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
入園ゲートに至る道路より。見せ付けますなぁ。
FD→レイブンターンだけを見るとまさに「ええじゃないか」
設計 Alan Schilke
施工 アロー・ダイナミクス(米)
最高部高さ 53,3m
最大落差 65,5m
最高時速 122,3km
コース全長 1100,3m
最大傾斜角度88,5度
安全装置 バタフライハーネス
定員 4人乗り7両編成28人
乗車時間 3分
最大プラスG 4,0G
周回数 1週
乗車制限 身長cm以上
営業期間 2002年8月13日〜
世界初の四次元コースターとしてオープンし、今でもここシックスフラッグスマジックマウンテンの顔といえる大型コースター。レールの再塗装、車両デザインの変更、炎とオンボードオーディオを伴ってX2へとリニューアルしたのは2008年のことで、後継機にあたる富士急ハイランドのええじゃないかやChina Dinosaurs ParkのDinoconda
http://rcdb.com/9040.htm#
にはそのような仕様は無いため現在でも世界で唯一無二のコースターとなっています。
さて、日本人として気になるのは我らがええじゃないかとの比較ですが、これだけは言わせてください!
激しさではええじゃないかに劣ります!
ええじゃないかとの大きな相違点としては、以下の通りです。
・インサイドレイブンターン後の落下で前転するシート回転が無い。
・その後のフルツイスティングがキャメルバック。
・ブーメランターンの下りの落差が少ない
・巻き上げ前、ブレーキ時のシート回転が無い
が挙げられます。乗車中に大きく実感するのは特に上の2点。
この機種に乗るときに、自分は何を求めてるかというと、ええじゃないかに乗ったことがある方なら判ると思います。それは
とにかくハチャメチャな体験
がしたい訳ですね。レイブンターン後の落下で回転しない方が風を切る爽快感が気持ちいい!という意見を耳にしますが、自分はこの機種においては、風を切る、一般的なコースターのような爽快感よりも、よりハチャメチャ度の高いええじゃないかの方が好みでした。
これならではの炎や音の演出もイマイチぱっとせずで、今回の旅行でかなりの期待を寄せていた機種でしたが、帰ってきてからの印象としては、凄まじいコースターだが、あくまでええじゃないかには劣るという感想が残りました。
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:最後尾?端。
体制:FDの底などでは耐える。
分岐点にはスタッフがおり、一応こっち行けと言われますが、希望は聞いてくれる様子。
プラットフォームに行く前にロッカーに荷物を預け、写真右側のスタッフのチェックを受けてからそれぞれの座席の列に並びます。今回はこのタイミングでテンポラリダウン。ロッカーも開けることができず脱水症状一歩手前になりながら1時間以上待たされました。
巻き上げ前のターンでちょっと座席が回転する仕掛けが無い以外は、巻き上げ〜FDの流れはええじゃないかとほぼ同じ。写真はバイパーの最高地点から撮りました。
キャメルバック→ブーメランターンの流れは比較的ゆるやかで、ええじゃないかと比べてXが大きく劣るパート。ええじゃないかでもブーメランターンは(一応)休憩ポイントとも言えますが、こちらは落差が少ない分だけ更にぬるく感じてしまいます。
そしてハーフツイスティング&ハーフフロントフリップ→アウトサイドレイブンターン(いちいちエレメント名が長い笑)の流れはまたええじゃないかと同様。一応このあたりで炎の演出があるようですが、自分はもはや気づきすらしなかったです。SFGAdvのビザーロ同様出る回と出ない回があるのかも??
ブレーキ時に下を向く車両の回転もありません。
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