このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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☆スペック☆
設計 施工  黒木テック
最高部高さ  m
最高時速   km
コース全長  m
最大傾斜角度度
安全装置   シートベルト
定員      2人乗り1両+4人乗り3両編成14人
乗車時間   1分25秒
料金      大人300円子供200円
周回数     1週
乗車制限   3歳以上(5歳以下用付き添い)
オープン    1968年

☆感想☆
今回唯一のチャンネルかな?これまた古いコースターですがやはり予想は裏切らない。最後尾ファーストではしっかりボンッと。つーかこの遊園地、八木山サイクロンもコークスクリューもファースト系ばっかだなw

で、実際それで終わりみたいなもんなんだけどラストのほうもうほぼ地面の真上走ってるのにびっくり。
それから車両が機関車風でいいんだけど先頭乗っても全然視界開けないっていうパターンでw先頭だとファースト後の上昇でちょっと浮くんだけどね。

そーいや巻き上げもすごかった。チューピーコースターとはまた違った前後に揺さぶられるような・・・まぁ気持ちいいものではないです。遅いしね。

☆BEST乗車☆
時期:夏の午後
天候:晴天
車両:最後尾
体制:リラックス

☆コースレイアウト☆

園内のほぼ中央に位置する赤いコース。名前もそのままの「ジェットコースター」で、その規模から利用者にはファミリー層が目立ちます。



1968年からという事で年期は入りまくってますが車両は綺麗な印象を受けますね。多くのSLを模したコースターと同様に先頭車両がいささか邪魔ですが、まぁそういう事は気にしたら負けでしょう(笑)
乗車はできるだけ後ろの方に乗ってもらいたいんですが、むしろコースター苦手な人とか3歳の制限をクリアしたばかりの子とかが規模に騙されて最後尾に乗っちゃうとアレだと思うんですけどね。

これに限らず古いコースターというのは安全装置がシートベルトのみという車両をよく見かけるが、そこはモラルの問題なんだけど小学生とかがベルトはずして乗ったりしてるという話を聞く。これにいたってはファーストで吹っ飛ばされる可能性も充分にあるし、絶対にやめろと言いたいですね。

確認を受けるとスタート、すぐに問題の巻き上げに入ります。



なんだろうこの感覚は・・車で渋滞してるときに少し加速→止まる→また少し走る・・を繰り返してて気持ち悪くなっちゃうような、チューピーコースターのときも思いましたが、面白いけど(ネタにはなるけど)純粋にコースターを評価するならちょっと気持ち悪いし、普通にマイナス要素だよなぁ。
確か先頭よりの方が激しく揺さぶられたはず。

10mちょっとほどの高さですが、結構な時間をかけて登り、すぐに最大の見せ場ファーストドロップとなります。



どんなに小さいコースターでもファーストドロップでだけは浮くというコースターは多々ある。↑の写真でファーストの下をくぐっているのはコークスクリューのラストのターンですから駅舎とほぼ同じ高さ=目測5mくらいでしょうか。

八木山サイクロンのファーストは引きづり込まれがすさまじい事で知られていますし、コークスクリューも助走が付く分なかなか来るんですが、まさかこんな小物ですらこんなファーストを持つとは思いませんでした。八木山ベニーランドおそるべし・・

すぐに上昇して左へと曲がっていきます。



この上昇のトップでは先頭だと微妙に浮くんですが、最後尾ファーストに比べればかわいいもんですね。
このあたりで驚くべきは、やはりコークスクリューとの絡みでしょう。那須ハイランドパークなどでもこのようなコースは見られますが、コークスクリューが既存のレイアウトであったことを考えると、よくもまぁすっぽり収まったものだと思います。



スクリュー部分の中をくぐり、ファースト付近の下をくぐり、、



微々たるアップダウンを繰り返しながら左旋回を続け、最終的に270度ほど曲がった事になるでしょうか。
ひょうたん型というか、8の字型っぽいけど交差してないコースレイアウトです。



限りなく地面に近づいた所で右に進路を変え、一定のスピードを保ったまま走行を続けていきます。
欲を言えば、小さなキャメルバックでも欲しかった所ではありますね。



まだそれなりにスピードがあるので割としっかりしたバンクが付いています。チャンネルレールのバンクの付け方って個人的には結構ビジュアル的に好きです。

そのまま右にもう少し曲がって、浮きとか皆無なアップダウンを一つ越えるとラストの左ターンへ。



もう↑の写真とかは、知らない人に見せたらジェットコースターじゃなくて普通のミニSLだってw
スピードも落ちつつあり、先ほどあったバンクもほとんどなくなっているのが分かります。ギャラリーからもよく見えるところを走っていて、穏やかな走りの雰囲気はここにきてやっとこのコースターの需要に応えられたといえるでしょうか。



ラストもう一個だけ極小キャメルバックとホップを超えてプラットフォームでブレーキ。このキャメルバックも少しだけ期待してたんだけど残念ながら素通り。
ホームまでに一旦止めるようなブレーキがないのも時代を感じますね。多くの遊園地の閉園や、オールドコースターのクローズが相次ぐ中、実際立地的に園内では一番人気のコースターでしょうし、これからも末永く頑張ってもらいたいものです。




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