このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

海外自転車旅行 オーストリア編2

   5日目: グレイン-ーメルクーシュピッツ

グレインのホテルは川からかなり離れたところにあって、川からホテルまで自転車と一緒の送り迎えサービスがあった。

  

    自転車を送り迎えサービスの車に積み込む    同じホテルのサイクリングツアの団体の朝のミーティング 

 ホテルの部屋からのながめです。

対岸への渡し船です。のどかな風景です。今振り返ってみるとドナウ川にかかっている橋は少なかったような気がします。

  

前の一群が出発                      3-4群渡るまで待っていました。

  

乗るのはサイクリストばかりです。これも採算がとれるのかと余計な心配。


城の外周にサイクリング道が造られていました

美しき青きドナウ川です。遠くまで橋はありません

   メルク修道院

  

      遠くからでもメルク修道院は目標になりました                 メルク修道院の中庭 

 1770マリーアントワネットフランスのルイ14のもとに嫁ぐ時この修道院で一泊したとのこと

  

メルク市街地より仰ぎ見る修道院                メルクより観光船に乗船

ガイドブックによると、メルクからクレムスまで約35㎞がヴァッハウ渓谷、ドナウ川で一番美しいところで世界遺産にも登録されている。

観光コースとしてはウイーンからここメルクまで列車できて、午後のドナウ川下りの観光船に乗り、デュルスタインで途中下車して町歩きを楽しみ、そこからクレムス経由ウイーンに帰るのが日帰りコース、出来ればデュルスタインに一泊したいとあります。

私達は逆にメルクまでドナウ川をサイクリングで下り、午後の観光船に乗り、デュルスタインの手前のシュピッツで一泊、翌日デュルスタイン経由クレムスから列車に乗りウイーンに行った。良いとこ取りの贅沢旅行でした。

シェーンビュール城

ヴァッハウ渓谷ワインでも有名、そのワイン畑

  

シュピッツのホテルはWeinHotel Wachau        部屋の裏庭から、素朴な雰囲気が気に入りました。

 

   6日目: シュピッツ-ークレムスーウイーン

デュルンシュタインの街

イギリスのリチャード獅子王が第3回十字軍遠征の帰り、オーストリアレオポルト公の怒りに触れ、1192-1193にかけこの町にある城に幽閉されていた。
幽閉と言っても実際は身代金が届くまで、リチャード王はこの地の名産であるワインやアップリコットのリキュールを飲みながら風光明媚なドナウ河畔のホリデイを楽しんでいたらしい。静かな落ち着いた街でした。

クレムスからウイーンまでは列車に乗りました。

 

  ウイーンでは自転車を地下鉄にも乗せられる。

実はサイクリングツアー会社から送られてきた書類一式のの中に、途中乗車した鉄道の切符と一緒にウイーンの地下鉄の切符もありました。
何故あるのか、その意味が分らなかったのです。地下鉄に自転車を乗せられるとは思ってもいなかったので、サイクリングが終わった翌日の市内観光用にサービスでくれたのかと勝手な解釈をしていました。

意味が分ったのは翌日でした。自転車を地下鉄に持ち込んでいるカップルに出合ったのです。
ウイーンのホテルは中心街から離れたところにあり、クレムスからの列車が到着したフランツ・ヨーゼフ駅からかなりの道のりでしたし、さらにホテルは地下鉄の駅に近いのです。
そういえば、駅に到着後ホテルまで地下鉄の路線乗り換えのの説明があったのです。

つまり駅についたらそこから地下鉄を利用して自転車と一緒にホテルまで行けという意味だったのですが、地下鉄には自転車を乗せられないとの先入観にとりつかれるとそれ以外の考えが出来なくなるんですね。

一方ツアーの担当者の方は自転車を地下鉄に乗せられるのは当たり前のことだから特に注意書きにすることなんか思いつかなかったというわけなのです。

 
地下鉄のドアに自転車のマークが張ってあります



















  中年のカップル、自転車2台車内に持ち込み、奥さんの方が左手で自転車のサドルを押さ  えています

   ウイーン観光:ウイーンの森とホイリゲ

ワイン好きな私にとってまず行きたかったのがホイリゲ(今年とれた新酒ワインの酒場)ウイーンの森に近いところにあるので、そこへ行くついでにウイーンの森に立ち寄るとの日程をたてました。

ウイーンの森からウイーン市街を望む

ホイリゲでは、日が高いうちから・・・

   ウイーン観光:音楽の都ウイーン

国立オペラ劇場

上演の日程を調べインターネットで予約しました。

オテロとローエングリーン、DVDを購入して事前ににわか勉強をしたのですが、音楽は変わらず(当たり前)ですが、演出、舞台装置は全く違っていて、違うオペラを見ているようでした。

近代的なの解釈よりオールドファッションの方が良いと思うのですが、これは私の好み。

楽友会館

  ウイーンフィルの根拠地である楽友会館。残念ながら定期公演の日ではありませんでした。


フォルクスオーバー


立オペラ劇場
にたいして気軽にオペレッタを楽しめる劇場。

オペレッタ「ルクセンブルグ伯爵」を観劇。観客の服装も普段着でした。














        王宮礼拝堂のミサでのウイーン少年合唱団


   ミサの最後の最後にほんの少し出てくるのですが、
   文句はつけられません。

 
  ウイーン観光
:世紀末の建築(ユーゲントシュティール)

   

        カールスプラッツ駅               ”金色のキャベツ”と呼ばれた分離派会館セッション

(ユーゲントシュティール(フランスではアールヌーボー)の花がここから咲いた)



 郵便貯金局 

   当時は銀より高かたアルミニウムを使用


 何しろ史跡が多いので、ユーゲントシュティールに関心を持つ観光客はほとんどいませんでした。















ユーゲントシュティールではありません。公園の中の自転車道路。

ウイーンは第二次大戦後の経済的復興が遅れたために都市の再開発が進まなかったと言います。

傍から見ればうらやましいの一言。緑の多い豊かな都市でした。

BACK

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください