このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
歩き遍路に対する準備 各種調査の結果、一番大切な事は自分の歩く体力を確認し、体力にあった計画を立てることである。 一つ目は連続して何日も疲れが残らず歩ける距離とその歩行速度を確認すること。 そこで四月一日から十二日までの十二日間歩行訓練を実施した。当然リュクサックには7㎏擬似荷物を入れ、背負い、一日25㎞〜40km歩く訓練を行った。この中には高低差600mの高鈴山への山登りを二回行った。 その結果、一日の歩行限度は30㎞とし、平均25㎞と決めた。 歩行速度は平地で一時間当り5㎞、山登りは平均3.5〜4㎞とし、このペースを守って歩く事が小生の体力から一番楽しく、疲れない歩き方である事が判った。 歩き遍路日程計画 八十八カ寺を全部歩きで遍路すると50〜60日かかる事になるが、この四月より町内会の会長を一年間引き受けた関係で一回に自宅を空ける事が出来る日数は最大15日間である。 八十八カ寺の順打ち(番号順に各寺を回る事を言う。)する場合、寺間距離が長く、一日歩いても次の寺には到着しない箇所が6箇所あり、これらの遍路道の多くは国道、県道で車道が中心で横に歩道がついている場合が殆どである。車両の騒音や排気ガスの中を歩き、交通事故の危険性もあり、静かな参拝巡礼の道とは言えない。 そこでこれらの6箇所は路線バス、及びJR四国を活用する事にした。 また、四国遍路は1番霊山寺〜43番明石寺までの前半と44番太宝寺から88番大窪寺の後半の2回に分け、15日間以内に自宅に帰れるように計画する事を決めた。 また高野山へのお礼参りは別に行く事にした。 路線バスとJR四国を活用した箇所は 27番神峯寺〜28番大日寺間の47㎞ 36番青龍寺〜38番金剛福寺間139㎞ 38番金剛福寺〜39番延光寺間の58㎞ 42番明石寺〜43番太宝寺間の71㎞ 53番円明寺〜54番延命寺間の34㎞ 一日の日程は朝7時に宿を出発し、へんろみち保存協力会篇の地図に従い、各寺間の地形から平地及び高低差より到着時間を算出する。 各寺に於ける参拝時間は30分、昼食は地図に従い飲食店のある場所で30分取る、午後3時から4時に宿に入る事で日程を立案した。 計画では四国遍路前半は14日間、後半15日間、高野山お礼参り3日間としたが実際は前半で一日短縮されたのみで後は計画通りで推移した。 尚、旅館に到着したら、まず明日の予定を見直しし、明日泊まる宿をへんろみち保存協力会の地図帳に記載されている指定旅館リストから選び携帯電話で明日の宿泊を予約する。 次は汚れた衣類の洗濯、明日参拝する寺の納め札を書く。これで明日に向かっての準備は終わる。その後はゆっくり風呂に入り、疲れをとり、楽しい夕食となる。 一番札所からほぼ順番どおりに八十八番まで、進みます。ここをクリックしてください 徳島県(発心の道場) 1番霊山寺 2番極楽寺 3番金泉寺 4番大日寺 5番地蔵寺 6番安楽寺 7番十楽寺 8番熊谷寺 9番法綸寺 10番切幡寺 11番藤井寺 12番焼山寺 13番大日寺 14番常楽寺 15番国分寺 16番観音寺 17番井戸寺 18番恩山寺 19番立江寺 20番鶴林寺 21番太龍寺 22番平等寺 23番薬王寺 高知県(修行の道場) 24番最御崎寺 25番津照寺 26番金剛頂寺 27番神峯寺 28番大日寺 29番国分寺 30番善楽寺 31番竹林寺 32番禅師峰寺 33番雪渓寺 34番種間寺 35番清滝寺 36番青龍寺 37番岩本寺 38番金剛福寺 39番延光寺 愛媛県(菩提の道場) 40番観自在寺 41番龍光寺 42番仏木寺 43番明石寺 44番大宝寺 45番岩屋寺 46番浄瑠璃寺 47番八坂寺 48番西林寺 49番浄土寺 50番繁多寺 51番石手寺 52番大山寺 53番円明寺 54番延命寺 55番南光坊 56番泰山寺 57番栄福寺 58番仙遊寺 59番國分寺 60番横峰寺 61番香園寺 62番宝寿寺 63番吉祥寺 64番前神寺 65番三角寺 香川県(涅槃の道場) 66番雲辺寺 67番大興寺 68番神恵院 69番観音寺 70番本山寺 71番弥谷寺 72番曼荼羅寺 73番出釈迦寺 74番甲山時 75番善通寺 76番金倉寺 77番道隆寺 78番郷照寺 79番高照院 80番国分寺 81番白峯寺 82番根香寺 83番一宮寺 84番屋島寺 85番 八栗寺 86番 志度寺 87番 長尾寺 88番 大窪寺 上記の内、寺の名前が緑色の所は、小生の四国旅行で行った所です。小生はドライブが中心で、丸山さんのような純粋な遍路とは違います。 以下、各回の丸山さんの記録に、私の写真とWikipedia の写真を別に追加し、全ての寺の外観(山門か本堂など)や歴史的背景などを簡単に載せておきます。 住人の四国旅行は、淡路島から入り、本州との間の3つの橋を渡り、東西南北の4つの岬を通り、四国の中をドライブすることでした。ルート的には、丸山さんとほぼ、反対に回ったことになります。 このホームページの「冷や汗と冷水の全国ドライブ」の 「四国」 の欄を見てください。 |
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