このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

海中散歩(18)

 

  1「追われるクマザサハナムロの群」

この魚(体長20cm)、サンゴ礁のリーフの中で群れていますが、いつもカスミアジに追いかけられています。今日も2〜3匹のカスミアジに追いかけられていました。追いかけられると同じ方向に、一斉に逃げるので絵になります。 

2「キンメモドキの群」

  紀伊半島に白浜というダイビングポイントがあります。ここにはキンメモドキ(体長5cm)が沢山います。ガイドに案内されて入った小さな洞窟には、ぎっしりキンメモドキがいました。これを超広角レンズで撮ってみました。この魚はフラッシュを当てると、金色に輝きます。

3「サンゴ礁の運動会」

  モルディブのリゾート、エリヤドウの浅い深さ1m位のサンゴ礁での出来事です。青い色のパウダーブルーサージョンフイッシュ(体長20cm)、シマハギ(体長13cm)、クロハギ(体長20cm)の各軍団が競って走りまわっています。岩のコケを

  一斉に争って食べているかと思えば、ものの5分もすると、また別の岩を目指して一斉に移動し、また争って食べます。そして、ものの5分もすると又別の岩をめざして移動します。まるで運動会をしているようです。あとで彼等の争っていた岩を見にゆきましたが、なにも特別ついている様子はありませんでした。なにも争うほどでもないと思いますが。この騒ぎ、途中からブダイなど別の魚も参加しているようです。魚にも野次馬根性ってあるんでしょうね。

4「ヨスジフエダイの群」

  モルディブはヨスジフエダイ(体長20cm)の多いところです。黄色で、縦に4本の線があるのでこの名前が付けられたのでしょう。下にいるのはノコギリダイ(体長20cm)です。この魚はフラッシュをあてると、反射が強く黄色の質感を出すのが難しいです。

5「ユウゼンの群」

  この魚(体長14cm)は織物の友禅に似ているところから、付けられたそうです。日本の固有種で八丈島や小笠原に多く棲息しています。これは小笠原で撮ったものです。ユウゼン玉といって、団子のように固まって移動することがよくあるようです。

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